アザミ嬢のララバイ
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この項目では、中島みゆきの1作目のシングルについて説明しています。2010年のテレビドラマについては「アザミ嬢のララバイ (テレビドラマ)」をご覧ください。

「アザミ嬢のララバイ」
中島みゆきシングル
初出アルバム『私の声が聞こえますか
B面さよならさよなら
リリース1975年9月25日
1988年10月21日 (CDS)
規格7インチシングル盤
ジャンルニューミュージック
時間340
レーベルキャニオン・レコード
AARD-VARK
作詞・作曲中島みゆき
プロデュースYAMAHA Music Foundation
チャート最高順位


週間38位(オリコン[1]

中島みゆき シングル 年表

アザミ嬢の
ララバイ
(1975年)時代
1975年

収録アルバム『私の声が聞こえますか

海よ
(5)アザミ嬢のララバイ
(アルバム・バージョン)
(6)踊り明かそう
(7)


テンプレートを表示

「アザミ嬢のララバイ」(アザミじょうのララバイ)は、中島みゆきデビューシングル1975年9月25日キャニオン・レコードよりリリースレーベルAARD-VARK)。規格品番:AV-69。
解説

.mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}3⁄4拍子のワルツである[注釈 1]。1stアルバム『私の声が聞こえますか』にはアレンジ違いのアルバムバージョンが収録された。

本作発表・発売前の1972年に「フォーク音楽祭全国大会」に出場し「あたし時々おもうの」で入賞しており、この時の音源は大会実況版としてLP化、発売されている[注釈 2]。そのような経緯もありレコード・デビューとプロ・デビューは年月が異なるが、本格的なデビューとしては本作から起算されている。

発売前に、父親が脳溢血で倒れ昏睡状態で病院に運ばれたため、中島本人は宣伝活動ができなかった[2]

オリジナル7インチシングル盤の歌詞カードには中島のプロフィールと、本作を制作した時の心境(「ララバイ」について一言)、及び「アザミ」についての一言が記載されている。

編曲家として活動している、船山基紀のデビュー作である[3]

今作のリリースから31年後の2006年に発表されたアルバム『ララバイSINGER』収録曲の「ララバイSINGER」は、この曲のサビを使っている。

2010年に毎日放送で放映された深夜テレビドラマ『アザミ嬢のララバイ』のテーマ曲に採用された[4]

2022年11月28日にこのシングルは、ヤマハミュージックコミュニケーションズにより、ジャケット画像は7インチシングル盤でデジタル・ダウンロード配信された。
テレビ番組での披露

1978年に「わかれうた」がヒットした際、『夜のヒットスタジオ』に出演。本作と「わかれうた」を披露した。
収録曲
アザミ嬢のララバイ(3分40秒)

作詞・作曲:中島みゆき 編曲:
船山基紀


さよならさよなら(2分40秒)

作詞・作曲:中島みゆき 編曲:船山基紀


カバー

内藤やす子(1976年、アルバム『すきま風』)

研ナオコ(1978年、アルバム『NAOKO VS MIYUKI (研ナオコ、中島みゆきを唄う)』)

柏原芳恵(1984年、アルバム『最愛』)

香西かおり(1992年、アルバム『綴織百景VOL.2 花』)

藤田恵美(2008年、アルバム『ココロの食卓 ?おかえり愛しき詩たち?』)

清春(2019年、アルバム『Covers』)

工藤静香 (2021年、アルバム『青い炎』)

その他

テレビドラマ『
探偵物語』第6話「失踪者の影」で、挿入歌として使用されている。

テレビドラマ『あぶない刑事』第9話「迎撃」で、脱走犯に追い詰められた松村優子(木の実ナナ)がこの曲を口ずさんでいる。

テレビドラマ『やすらぎの郷』第76話と第78話で、榊原アザミに関するシーンでシングル版が使用されている。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 6⁄8拍子である可能性も高いが、2016年現在市販されている中島の楽譜集では3⁄4拍子での記載が殆どである。
^ このLP音源はCD化されておらず、当時売れなかったこともあり非常に貴重で、オークションでは高価な価格で取引されている。

出典^ オリコンランキング情報サービス you大樹
^ “ ⇒中島みゆきの「時代」が第6回「世界歌謡祭」で堂々のグランプリに輝いた日”. TAP the POP (2016年11月15日). 2021年11月19日閲覧。
^ “2700曲もアレンジした人気編曲家・船山基紀、最初の一曲は超有名アーティストのデビュー曲だった”. 日刊SPA! (2019年11月14日). 2020年10月15日閲覧。
^ “ ⇒アザミ嬢のララバイ”. テレビドラマデータベース. 2020年10月15日閲覧。

関連項目

1975年の音楽

外部リンク

中島みゆき オフィシャルサイトによる紹介ページ

アザミ嬢のララバイ











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