アゲるテレビ
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アゲるテレビ
ジャンル
ワイドショー / 情報番組
演出高橋龍平
出演者軽部真一
西尾由佳理
中村光宏
佐々木恭子
春風亭昇吉
ほか
オープニングきゃりーぱみゅぱみゅPoint of view
エンディング同上
製作
プロデューサー西村陽次郎(CP) / 角谷公英(GP)
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年4月1日 - 9月27日
放送時間平日 13:58 - 15:30
放送枠フジテレビ系列平日午後のワイドショー枠
放送分92分
公式 Web ページ
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『アゲるテレビ』は、2013年4月1日[1][2]から9月27日まで、フジテレビ系列平日午後に生放送されていたワイドショー情報番組
概説
番組開始までの経緯

前番組『知りたがり!』(枠移動後の第2期)が視聴率低迷などによって1年で終了[3][4]。同番組第2期から放送時間(平日の14・15時台)、第1部(ネットワークセールス枠)と第2部(ローカルセールス枠)による2部構成、14:58の飛び降りポイント、主なスタッフなどを引き継いだ上で放送を開始した。ただし、伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)・住吉美紀田村淳ロンドンブーツ1号2号)は揃って降板したほか、放送時間は『知りたがり!』から2分繰り上げ・20分短縮[注 1]。第2部も通常時にネットする局は同番組時代の6局から3局に減っている。
主な出演者・番組キャラクター

制作発表の時点では、大塚範一(フジテレビ系列『めざましテレビ』初代男性総合司会で元NHKアナウンサー)と西尾由佳理セント・フォース所属のフリーアナウンサー、元日本テレビアナウンサー)のコンビで総合司会を務めることになっていた。急性リンパ性白血病の療養で2011年11月からメディアでの活動を休止していた大塚にとっては、本番組が活動再開後初のレギュラー番組となる予定だった[5]

しかし大塚は、番組開始直前の2013年3月に受診した定期検査で、白血病の再発が判明。再び治療に専念することになったため、結局最終回まで1度も出演することがなかった[注 2]

フジテレビでは、本番組での大塚の扱いについて、「降板ではない。回復して番組に出演できる状態になれば、復帰をお願いすることになる」との見解を示していた。そのため、番組開始から情報キャスターの中村光宏(フジテレビアナウンサー)が西尾とともに総合司会を担当していた(中村光宏の扱いは「総合司会代行」に近い)。その後、2013年6月10日放送分より同じくフジテレビアナウンサーの軽部真一が総合司会に加わり、中村は本来の情報キャスターを担当[8]

なお西尾は、日本テレビアナウンサー時代の2011年3月まで、『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系列、当時の『めざましテレビ』の裏番組)の2代目女性総合司会であった[5]。同年8月に日本テレビを退社。フジテレビでは、本番組で初めてレギュラーを務める。初回放送のオープニングでは、「大塚さんとスタートが切れなくて残念」と述べていた。

また、2013年3月まで産前産後休業を取得していた武田祐子佐々木恭子[2][9]中村仁美[9](いずれもフジテレビアナウンサー)が、本番組のコーナーレギュラーとして番組出演を再開。武田は、番組キャラクター『アゲるん』の声を担当している。中村仁美は休養後最初の出演となった。

本番組終了後に大塚は退院し同年10月の『めざましテレビ』のスペシャルに生電話出演し、近況を報告した。
放送内容

本番組のキーワードは、日本人にとって「優れた能力」「最も得意」とされている「イノベーション」。本番組では、『めざましテレビ』での企画と連動させることを視野に、身近な暮らしやライフスタイルなどを「イノベート」するものを取り上げる。また、放送中には春風亭昇吉東京大学出身の落語家気象予報士)による生中継コーナー「SHOW UP STREET」を随時挿入。「イマつぶ」を通じて、視聴者からのメッセージを受付・紹介している。

事件や芸能人のスキャンダルについては、社会性・緊急性の強いトピックスだけを手短に伝える。詳しい解説を要するトピックスについては、『知りたがり』第2期のような大型のモニター・ボードを使わずに、専ら映像と字幕で紹介する。
低迷する視聴率・半年で打ち切り

関東地区における初回の視聴率は2.1%(第1部)・1.9%(第2部)だった。開始1週目から一部パートまたは両パートで1%台を複数日記録する、前番組『知りたがり!』より数字が下がるなど、大きく低迷しているが[10][11]、フジテレビの2013年4月度定例会見において、フジテレビ社長(当時)の豊田皓は「新しいので定着するのに少し時間がかかる」と分析している[12]。また、低視聴率により局内外から本番組を対外的に「サゲるテレビ」と揶揄されたりしていた[13]

フジテレビの2013年5月度定例会見において、豊田はその現状を認め、「重点的にテコ入れをしていきたい」と明かし[14]、同年6月10日から軽部投入などの大幅リニューアルが敢行された。

リニューアル前の2013年5月の月間平均視聴率は2.1%、同年6月も最高視聴率は2%台、リニューアル後の2013年6月10日から7月4日までの平均視聴率も2.3%となっているなど、テコ入れ効果は出なかった[15][16]。フジテレビの2013年7月度定例会見において、フジテレビ社長(当時)の亀山千広は相変わらず苦戦している現状を認めていた[15]

裏番組の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ日本テレビ系)に押されたため、フジテレビは情報番組としては異例の僅か半年で打ち切りを決定した(以前に放送されていた『わかってちょーだい!』と同様。)[17][18]。なお、同年9月30日以降、前座番組『東海テレビ制作昼の帯ドラマ』枠は終了時刻が14:00に復され[19]、フジテレビにおける14:00 - 16:50枠は2時間ドラマや連続ドラマの再放送枠『ドラマチックα』となるが[20]、他の系列局では同時間帯に自主編成を行うことから、14:00 - 14:58はネットワークセールス枠からローカルセールス枠に変更された(末記のそれぞれの時間枠における「次番組」の項目を参照)。
放送時間

第1部:月 - 金曜日 13:58 - 14:58(JST)、ネットワークセールス枠

第2部:月 - 金曜日 14:58 - 15:30(JST)、フジテレビ系列3局ネット(ローカルセールス枠、フジテレビ・
新潟総合テレビテレビ熊本


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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