アクロタトス(希:Ακρ?τατο?, ラテン文字転記:Acrotatos, 在位:紀元前265年 - 紀元前262年)はアギス朝のスパルタ王である。 アクロタトスは先王アレウス1世の子であり、同名の祖父アクロタトスの孫にあたる。アクロタトスは父の死後、王位に就いた。 アクロタトスはまだ王位についてなかった頃、アレウスの叔父クレオニュモス
略歴・人物
その後、王位に就いたアクロタトスは即位から間もない年にメガロポリスに侵攻し、僭主アリストデモスと戦い、戦死した[3]。その時ケリドニスは身ごもっており、彼の死後生まれたアレウス2世が王位を継いだ[4]。
アクロタトスはスパルタの風習の単純さを損なったとして歴史家のピュラルコスによって批判された。
註^ プルタルコス, 「ピュロス」, 26
^ ibid, 28-29
^ パウサニアス, VIII, 27, 11
^ パウサニアス, III, 6, 6
参考文献
パウサニアス著、飯尾都人訳、『ギリシア記』、龍渓書舎、1991年
プルタルコス著、鶴見祐輔訳、『プルターク英雄伝 III』、改造社、1934年
William Smith, ⇒Dictionary of Greek and Roman Biography and Mythology
先代
アレウス1世スパルタ王(アギス朝)
紀元前265年 - 紀元前262年次代
アレウス2世