アクリーティブ株式会社
Accretive Co., Ltd.種類株式会社
市場情報東証1部 8423
アクリーティブ株式会社 - (Accretive - Co., - Ltd.) - は、日本の金融サービスを提供する会社である。納品・サービス提供後に発生する売掛債権の買取業務(ファクタリング)、経理事務アウトソーシング受託、および支払先への入金代行業務等を行っている。芙蓉総合リースグループ。 1999年創業。納品・サービスを提供する企業が有する売掛債権の資金化ニーズを満たすことで成長。2004年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。その1年後の2005年12月に東京証券取引所第一部上場を果たす。また、日本経済新聞社が証券アナリストや機関投資家に対し実施した企業の成長性及び収益性等を調査するアンケートで、2005年ベストIPO調査第2位に選出される[2]。 その後も建設・不動産業を中心とした取引先を増やし、業績を急速に拡大。しかし、2008年9月のリーマン・ショックにより、買取りを行った債権のうち建設・不動産業を中心とするものの大半が不良債権化したため、業績が悪化。これにより創業時から取引関係にあったドン・キホーテからの経営支援を受け、不良債権の処理及び経営の安定化を進める[3]。 2011年1月15日、ドン・キホーテの第三者割当増資により同社の連結子会社となる。同年4月15日には同社オペレーション統括本部 - 執行役員本部長(2010年12月退任)であった向井徹が代表取締役に就任。ブランドイメージを一新、新サービスであるFPS(フレックスペイメントサービス。金融とアウトソーシングの融合サービス)の提供、与信力の高い介護分野への進出等の施策を実施。 2012年7月、4期ぶりに最終純利益が黒字転換したことを機に、企業イメージの一新とブランド価値の向上を図るため現社名に変更した。 2017年1月26日、芙蓉総合リースが株式公開買付けを実施し、51%の株式を取得、同社の子会社となった。ドンキホーテホールディングスとの資本関係も維持され、引き続き主要株主となっている[4][5][6]。その後、芙蓉総合リースは2018年9月21日、株式公開買付けを再度行うことを発表。第2位株主であるドンキホーテホールディングスは株式公開買付けに応募せず[7][8]、同年11月7日に株式公開買付けが成立[1]。2019年2月1日に上場廃止となった[9]。
概要
沿革
1999年(平成11年)
5月 - 中小企業の資金繰りの改善を目的として、株式会社フィデックコーポレーションを設立。
6月 - 「C.Fダイレクト」を提供開始