アクティヴレイド_-機動強襲室第八係-_2nd
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アクティヴレイド -機動強襲室第八係-
ジャンル近未来
SFアクション
アニメ:アクティヴレイド -機動強襲室第八係-(第1期)
アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd(第2期)
原作創通フィールズ
フライングドッグ
総監督谷口悟朗
監督秋田谷典昭
シリーズ構成荒川稔久
キャラクターデザイン佐伯俊(原案)
西田亜沙子
メカニックデザイン森木靖泰、谷裕司、鈴木勘太
音楽中川幸太郎
アニメーション制作プロダクションアイムズ
製作ACTIVERAID PARTNERS
放送局TOKYO MX
放送期間第1期:2016年1月 - 3月
第2期:2016年7月 - 9月
話数第1期:全12話
第2期:全12話
漫画
作者植田耕平
出版社集英社
掲載サイト少年ジャンプ+
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2016年1月7日 - 7月28日
巻数全1巻
話数全14話
小説:アクティヴレイド-機動強襲室第八係-
the Novel それぞれのダイハチ
著者山本カズヨシ
イラスト佐伯俊
出版社集英社
レーベルジャンプ ジェイ ブックス
発売日2016年7月4日
巻数全1巻
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』(アクティヴレイド きどうきょうしゅうしつだいはちがかり)は、プロダクションアイムズ制作による日本テレビアニメ作品[1]2016年1月 - 3月に第1期が放送され、同年7月から9月まで第2期『アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd』(アクティヴレイド きどうきょうしゅうしつだいはちがかり セカンド)が放送された。
概要

創通フィールズフライングドッグの3社共同プロデュースによるオリジナルアニメ作品。

流砂でビル群の一部が泥に沈む災害「第三次流砂現象」から復興しつつある近未来(西暦2035年[2])の東京を舞台として、パワードスーツ「ウィルウェア」を悪用する犯罪者に、同じくウィルウェアを使用して対抗する警視庁の特殊部隊「機動強襲室第八係」(通称・ダイハチ)の戦いを描く。

ウィルウェアや機動強襲指揮車両をはじめとする各種メカニックはオレンジによる3DCGで描かれているが、対象や状況によってはアニメーターによる旧来の手描きも併用されている。

前述したように2シーズンでの放送となっているが、総監督の谷口悟朗によれば、分割2クールではないとのこと[3]。また、後述するように普段はアニメを見ない一般人も対象とするため、アニメファンへの告知やグッズには特化していない。Twitterなどで自発的に宣伝に協力してくれるアニメファンたちのおかげで後述するイベントやインターネットラジオが急遽決まったこともあり、彼らがいなければ2クール目は制作できなかったかもしれないと、谷口は1クール目の放送終了後に感謝の弁を述べている[4]
製作

スタッフ原作創通フィールズ
フライングドッグ
監督谷口悟朗(総)、秋田谷典昭
福島利規(副)
シリーズ構成荒川稔久
キャラクターデザイン佐伯俊(原案)
西田亜沙子(アニメーション)
アクション監督山根まさひろ
メカデザイン森木靖泰、谷裕司、鈴木勘太
コンセプトデザイン寺岡賢司
美術監督池田繁美、丸山由紀子
美術設定池田繁美、大久保修一
友野加世子
色彩設計横山さよ子
撮影監督江間常高
3DCGオレンジ
CGディレクター都田崇之
編集武村英紀
音響監督明田川仁
音楽中川幸太郎
音楽制作フライングドッグ
音楽プロデューサー石川吉元、福士洋介
プロデューサー梅田和沙、沢田朋久(第1期)
尾塚敬宣(第2期)、尾留川宏之
黄樹弐悠(アニメーション)
アニメーション制作プロダクションアイムズ
製作ACTIVERAID PARTNERS
(創通、フィールズ、フライングドッグ)

企画

創通フィールズフライングドッグからオリジナル企画の相談をされた谷口悟朗が各社の要望を調整してまとめたものが、本作の企画の大元となった[5]。それをテレビアニメとして制作しようというところから始まった本作に、全体の面倒を見てほしいということで総監督を担当することになった谷口は、各社の要望をまとめやすくするためにもチームものにしたいと考えた結果、警察もので主人公たちの捜査権が最初から限られている実験部署が良いという形に落ち着いた[5]

谷口は、本作までの作品ではテロリスト側ばかりを描いてきたが、初めて体制側を描く本作では体制側ゆえに現状維持でいいため、主人公たちがしょっちゅう飲み会をやっていることにもつながった[5]。エンターテインメントとしての要素が必要という話になった当初、それが巨大ロボではないと考えた谷口は、一般人も対象にするためにどこかで見たことがある記号を意図的に使おうと、パワードスーツとして理解できるウィルウェアが生み出されることになった[5]。そのため、作中時代も企画当時から見た近未来(2035年)に設定されている[5]

本作の制作に際し、アニメーション制作を手がけるプロダクションアイムズの公式サイトで「きちんとしたテレビシリーズを作る」と宣言した谷口は、毎週気楽に楽しめるスタイルにこだわったため、脚本を複数の脚本家に依頼したり、次回予告も初めてノータッチとなったが、それらについても責任は取るという[5]。本作ではドラマの要素は映像の影に隠そうと考えており、声優にもその旨は伝えている[5]

監督の秋田谷典昭は『ガン×ソード』(2005年放送)をはじめとする数々の谷口作品に参加してきたが、一旦は離れるもいつかまた一緒に仕事がしたいと思っていたところ、彼が総監督の企画があるとプロダクションアイムズから聞き、すぐに飛びついた[6]
構成

本作の企画がシリーズ構成の荒川稔久に届いたのは、彼が2013年にプロダクションアイムズ制作の『俺、ツインテールになります。』を担当していた前後のことだった[7]。かつて担当したスーパー戦隊シリーズ第28作『特捜戦隊デカレンジャー』(2004年放送)のような作風を依頼された荒川は、久々の警察ものを楽しみにしながら企画書に目を通したが、この時点ですでに時代や舞台の設定、組織の人員などは企画書にかなり固まっていたため、その意味ではやりやすかったという[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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