アクダマドライブ
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アクダマドライブ
ジャンル
クライムアクション
アニメ
原作ぴえろTooKyo Games
原案小高和剛
監督田口智久
シリーズ構成海法紀光、田口智久
キャラクターデザインCindy H. Yamauchi
メカニックデザイン山本翔、宮川治雄、常木志伸
音楽會田茂一井内舞子
アニメーション制作studioぴえろ
製作アクダマドライブ製作委員会
放送局AT-Xほか
放送期間2020年10月8日 - 12月24日
話数全12話
漫画
作者大柿ロクロウ
出版社パピレス
掲載サイトRenta!
発表期間2020年7月7日 - 2023年4月25日
巻数全9巻(全て電子書籍)
話数全63話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『アクダマドライブ』(Akudama Drive)は、studioぴえろによる日本テレビアニメ。2020年10月から12月までAT-Xほかにて放送された[1][2]。本作は当初2020年7月から放送予定だったが[3]新型コロナウイルス感染症の影響で延期となった。

戦争によって分裂し、カントウの属国となったカンサイを舞台に、「アクダマ」と呼ばれる犯罪者たちの姿が描かれるオリジナルアニメ作品[4]
あらすじ

過去に起こった戦争により二つに分断された国が舞台。「カントウ」の属国となった「カンサイ」には、治安を乱す犯罪者『アクダマ』が跋扈していた。そんなカンサイの主要施設である「ハンコセンター」に務める女性(一般人)はある日、ふと立ち寄ったたこ焼き店が電子マネーを扱っていないことからタダ食いの疑いを掛けられ逮捕される。警察署には何者かに処刑寸前のアクダマ殺人鬼と、脱獄を1億イエンで依頼された超S級アクダマ運び屋、喧嘩屋、ハッカー、医者が集まる。黒猫を追いかけて彼らと出会った一般人はとっさに詐欺師のアクダマと嘘をついてしまう。どさくさに紛れて脱獄したチンピラも加わり、殺人鬼を奪還。黒猫は一同に、カントウ行きのシンカンセンの金庫襲撃を10億イエンで依頼。アクダマたちは協力しあい、シンカンセン潜入に成功。金庫の中にいたのはカントウの供物である不老不死の兄と妹で、猫の正体は兄だった。

兄妹は自分たちをバンパクパークに送り届けるよう依頼。パークにたどりつくも、医者の裏切りで処刑課に囲まれ、一同はバラバラになって逃走。詐欺師は妹と逃げ回り、運び屋に兄妹を送るよう依頼。詐欺師がネットにアクダマが集まっているという噂を流し、街ではアクダマを恐れる市民の暴動が始まる。処刑課は暴徒をアクダマと認定し、次々処刑していく。兄を追いかけてきた詐欺師達は命を狙う殺人鬼を撃退し先を急ぐ。処刑課は保護した兄をカンサイステーションのシンカンセンに乗せるが、運び屋のバイクに乗った詐欺師と妹、医者とチンピラも到着。兄を奪おうとする医者をチンピラを説得することで退け、押しかけてきた暴徒たちと運び屋たちもシンカンセンに乗り込む。

詐欺師が快い幻から覚めると、ハッカーのドローンから暴徒たちがカントウのデータベースに取り込まれたと教えられる。シンカンセンの外のカントウでは兄妹が供物としてデータベース化されかけていたが、ハッカーの命懸けのハッキングと詐欺師の力によって兄妹を取り戻す。カンサイに戻るシンカンセンを処刑課が爆撃。詐欺師は運び屋に兄妹をシコクに送るよう依頼し、自らは時間稼ぎとして処刑課に刺殺される。その映像が処刑課の一般人殺害映像として出回り、警察は不信感を持った市民に取り囲まれ足止めされる。運び屋は兄妹をカンサイから脱出させようとするが、追手と応戦するため兄妹を下ろし命懸けで撃退した。兄妹は2人で未知の国シコクへと向かい、物語は幕を閉じる。
登場人物
一般人→詐欺師
[5]
声 - 黒沢ともよ[6]4月15日生まれの20歳。推定懲役0年→???年。本作の主人公。普通の家庭で育ち普通にカンサイのハンコセンターに就職をして人生を歩んでいた女性。正義感が強く、落としたお金を必ず相手に返そうとしたり、不老不死であろうと痛みを感じる事から守ろうとしたりと、人を惹きつける魅力がある一方厄介事に巻き込まれやすい体質。好物はたこ焼き。不幸が重なったことによりアクダマの犯罪に巻き込まれ、アクダマ達に素性を問われた際、とっさに詐欺師[注 1]を名乗り生き延びる。一般人ではあるが持ち前の優しさ、咄嗟の判断力や会話能力の高さ、機転をきかせ場を切り抜ける能力から、アクダマの面々からは詐欺師である事を疑われてはいない。殺人鬼の脱走計画やシンカンセンの積荷奪還任務などの騒動の末に街へ戻るが、既にアクダマとして指名手配されてしまっており[7]、身を潜めながらの生活として辿り着いたゴミ処理場の管理棟で髪を切り落とし短髪となる。そこに屯していた3人の不良に妹が襲われそうになったため、彼女を守りたい一心で咄嗟に2人を殺め、生き残った1人から襲撃されようとした瞬間に運び屋に助けられる。不良達を殺したのは正当防衛ではあるが、アクダマとして生きる覚悟を固め、妹を兄と再会させることを誓う。処刑課に対する陽動とするために掲示板に扇動の書き込みを行って一般市民の暴動を引き起こし、運び屋と妹と共に処刑課本部へと乗り込む。そこで待ち伏せしていた殺人鬼と遭遇、殺されそうになるが機転を利かせ返り討ちにして生き延びる。兄を追いかけシンカンセンに向かった時も医者とチンピラに命を狙われるが、喧嘩屋との関係を引き合いに出してチンピラを説得。内心忸怩たる思いを抱えていたチンピラの心を動かし、翻意させることに成功する。ハッカーの助けもありカントウから兄妹救助を成功させる。シンカンセンでカンサイに戻る道中、処刑課の爆撃を食らい足を負傷。運び屋に兄妹をシコクに運ぶよう依頼した後、自身は時間を稼ぐため一般市民のふりをして処刑課の気を引く作戦に出るも、正体を見破られたことで処刑執行されるが、世界に向けて「ざまあみろ」と告げて満足気な表情を浮かべながら息絶える。しかし彼女の殺害場面が「罪なき一般人の処刑」としてカンサイ中に出回ったことで、世論の反感を買った処刑課が結果的にアクダマとして周囲から認定されるようになった。
運び屋
声 - 梅原裕一郎[6]藤原夏海(子供)8月23日生まれの27歳。推定懲役745年[8]。ドライビングセンスが天才的でどんな武器でも取り扱っている男性。右手は処刑課の武器を弾くほど強固な義手であり、仕事にはアンカーやレールガンが装備されている高性能バイクを使う。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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