アクシスコミュニケーションズ
Axis Communications種類完全子会社
略称アクシス
本社所在地 スウェーデン
ルンド
設立1984[1]
業種監視カメラ
売上高 86 億 スウェーデンクローナ (2017)[2]
営業利益 1.014 百万 スウェーデンクローナ (2017)[2]
従業員数2,865[2]
主要株主キヤノン
関係する人物CEO: Ray Mauritsson
CIO: Jonas Hansson
CTO: Johan Paulsson
CFO: Fredrik Sjostrand
外部リンク ⇒www.axis.com
テンプレートを表示
アクシスコミュニケーションズAB(英語: Axis Communications AB)は、スウェーデン・ルンド市に本拠地を置く、物理セキュリティおよびビデオ監視むけネットワークカメラの世界的な製造メーカー[3][4][5]。ネットワークカメラ市場で世界3位のシェアを誇る。通称アクシス。日本法人は東京都新宿区に拠点を置く、アクシスコミュニケーションズ株式会社。キヤノンの完全子会社[6][7]。 アクシスコミュニケーションズはもともとプリントサーバーを開発・販売するIT企業として発足した[8][9]。その後、コンピューターネットワーク技術を利用し、セキュリティ産業向けにネットワークカメラを開発[10]。製品のほとんどにフラッシュメモリーを搭載した組込システムを採用し、カスタムバージョンのLinuxを実行する[11]。最も注目すべき主要な技術の一つにデバイスのフラッシュメモリ寿命を延ばす、JFFSの開発が挙げられる[12]。 アクシスコミュニケーションズはスウェーデン、ルンド市にて1984年にマーティン・グレン (en:Martin Gren 1991年、アクシスコミュニケーションズはTCP/IPとNetWareの両方をサポートするマルチプロトコルプリントサーバを発表[9][17]。1995年、TCP/IP(NFS)とWindows(SMB)に対応し、ファイルサーバインディペンデントのマルチプロトコルCD-ROMサーバ、イーサネットネットワークのAXIS 850を発表した。同年までに香港、シンガポール、東京に販売拠点を開設した[17][18]。 1996年、アクシスコミュニケーションズは業界初のネットワークカメラAXIS 200を発表した[19][8][20][21][22][23]。1999年にはLinuxを内蔵した初の量産品となるAXIS 2100を[17] 、2004年には発表当時、世界最小のAXIS 206を発表した[17]。 2008年、アクシスコミュニケーションズはBosch と Sonyと共に、ネットワークビデオ製品のインターフェースを標準化し、新しい産業基準を制定する業界団体、ONVIF (Open Network Video Interface Forum)を創設[24][25][26][27]。2009年、ONVIFに対応した初の製品AXIS P3301を発表した[28][29]。現在、600点以上のONVIF対応製品が販売されている[30][31]。 アクシスコミュニケーションズは、50か国以上に拠点を構え、2800名を超える従業員が在籍している[2][32][33][34]。
沿革
創業
拡大
ネットワークカメラに集中
産業基準を制定する業界団体を創設
現在
Size:109 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef