アキュラ・インテグラ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、四輪車のクイントインテグラおよびインテグラ全般について説明しています。

3・4代目のホットモデルの詳細については「ホンダ・インテグラタイプR」をご覧ください。

本田技研工業の同名の二輪車については「ホンダ・インテグラ (オートバイ)」をご覧ください。

ホンダ・インテグラ
4代目後期型 タイプS
概要
別名クイントインテグラ(初代)
アキュラ・インテグラ(北米)
製造国 日本
販売期間1985年 - 2007年
2021年 - (中国)
2022年 - (北米)
ボディ
ボディタイプ3ドアハッチバッククーペ
4ドアセダン(初代のみ)
ハードトップ(2、3代目)
5ドアハッチバックセダン(初代のみ)
系譜
先代クイント
テンプレートを表示

インテグラ(INTEGRA、型格)は、本田技研工業が生産・販売する乗用車である。
初代 AV/DA1/2型(1985-1989年)

ホンダ・クイントインテグラ(初代)
AV/DA1/2型
3ドア 日本仕様(1985年販売型)

5ドア 日本仕様(1985年販売型)
概要
別名北米名:アキュラ・インテグラ
オーストラリア名:ローバー・416i
製造国 日本
販売期間1985年 ? 1989年
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ3ドア ハッチバッククーペ
5ドア ハッチバックセダン
4ドア ノッチバックセダン
駆動方式FF
パワートレイン
エンジンZC型:1.6L 直4 DOHC PGM-FI
ZC型:1.6L 直4 DOHC キャブ
EW型:1.5L 直4 CVCC SOHC キャブ
変速機5速MT / 4速AT
サスペンション
トーションバーストラット
トーションビーム
車両寸法
ホイールベース3ドア:2,450mm
4/5ドア:2,520mm
全長3ドア:4,280mm
5ドア:4,350mm
4ドア:4,380mm
全幅1,665mm
全高1,345mm
車両重量3ドア:890 - 990kg
5ドア:920 - 1,010kg
4ドア:880 - 1,000kg
系譜
先代5ドア:ホンダ・クイント
4ドア:ホンダ・バラード
テンプレートを表示

1985年(昭和60年)にクイントがフルモデルチェンジされ「クイントインテグラ」としてデビューした。当時としては珍しい全車DOHC搭載という、スポーティなイメージを売りにして発売され、3ドアハッチバッククーペ(以下3ドアクーペ)/5ドアハッチバックセダン(以下5ドアハッチバック)と4ドアノッチバックセダン(以下4ドアセダン)のラインナップ[注 1]を持ち、先代クイントが商業的に失敗したため、そのイメージを払拭するべく3ドアクーペのみを2月20日に先行発売し、5ドアハッチバックは11月1日に、そして後発の4ドアセダンは1986年10月25日に発売された。さらに、アメリカでは高級車ブランド「アキュラ」から、レジェンドに次ぐ2車種目として発売された。

デザインは日米共同で進められ、全体のスタイルの特徴として、1985年(昭和60年)6月に登場する3代目アコードを小型化したようなスタイルで、当時のホンダ車に多かったリトラクタブル・ヘッドライトを採用している。

当初は専用に開発されたZC型・直列4気筒DOHC16バルブエンジンのみを搭載し、PGM-FI仕様は基本的にシビックおよびCR-Xの「Si」と同じものであるが、クイントインテグラ専用にシングルキャブレター仕様も開発された。ヘッドカバーは当時のF1と同じブラウンに塗られている。シングルキャブレター仕様の5速MT車では、15km/L(10モード燃費)という低燃費を実現している。

4ドアセダンがラインナップに加わった際に、シビックの普及モデルと共通のEW型・直列4気筒SOHC12バルブエンジン(1.5L・シングルキャブレター仕様)が搭載され、発表以来の売りの一つであった全車DOHC搭載ではなくなった。なお、4ドアセダンは国内専用モデルであった。

1987年(昭和62年)10月のマイナーチェンジによって、ZC型(PGM-FI仕様)のエンジン出力が120PS(NET値)から130PSへとパワーアップされた。外観上の変更はフロントバンパーのデザイン変更程度であったが、内装は細部に使い勝手の向上が図られた。足回りは基本的にシビックおよびCR-Xと共通であったが、この車のキャラクターに合わせ若干マイルドな味付けが施されていた。この足回りは当時、米『カー・アンド・ドライバー』誌で高評価を得ている。

当時ホンダがイギリスローバー社と提携していた関係で、オーストラリアではこのモデル(5ドアハッチバックのみ)のバッジエンジニアリング車がローバー・416iとして1986年(昭和61年)から1990年(平成2年)にかけて販売されていた。

1989年4月まで販売され、国内新車登録台数は14万4,814台[1]

5ドア 英国仕様

ローバー・416i

2代目 DA5/6/7/8/DB1/2型(1989-1993年)

ホンダ・インテグラ(2代目)
DA5/6/7/8/DB1/2型
3ドア 豪州仕様
4ドア ZXエクストラ(1989年販売型)
概要
別名北米名:アキュラ・インテグラ
製造国 日本
販売期間1989年 ? 1993年
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ3ドア クーペ
4ドア ハードトップ
駆動方式FF
パワートレイン
エンジンB18B型:1.8L 直4 DOHC
B16A型:1.6L 直4 DOHC VTEC
ZC型:1.6L 直4 SOHC PGM-FI
ZC型:1.6L 直4 SOHC キャブ
B17A型:1.7L 直4 DOHC VTEC(北米仕様)
変速機4速AT / 5速MT
サスペンション
ダブルウイッシュボーン
後ダブルウイッシュボーン
車両寸法
ホイールベース3ドア:2,550mm
4ドア:2,600mm
全長3ドア:4,390mm
4ドア:4,480mm
全幅1,695mm
全高3ドア:1,325mm
4ドア:1,340mm
車両重量3ドア:990 - 1,170kg
4ドア:1,010 - 1,190kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計26万3576台


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:126 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef