アカメが斬る!
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アカメが斬る!
ジャンル
アクションダーク・ファンタジー
漫画
原作・原案などタカヒロ
作画田代哲也
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊ガンガンJOKER
レーベルガンガンコミックスJOKER
発表号2010年4月号 - 2017年1月号
発表期間2010年3月20日 - 2016年12月22日
巻数全16巻(本編15巻+短編集1巻)
話数全78+7話
漫画:アカメが斬る!零
原作・原案などタカヒロ
作画戸流ケイ
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊ビッグガンガン
レーベルビッグガンガンコミックス
発表号2013年Vol.11 - 2019年Vol.2
発表期間2013年10月25日 - 2019年1月25日
巻数全10巻
話数全60話
アニメ
原作タカヒロ、田代哲也
監督小林智樹
シリーズ構成上江洲誠
脚本上江洲誠、待田堂子、中村浩二郎
キャラクターデザイン中村和久
音楽岩崎琢
アニメーション制作WHITE FOX
製作「アカメが斬る!」製作委員会
放送局#放送局参照
放送期間2014年7月 - 12月
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『アカメが斬る!』(アカメがきる、Akame ga KILL!)は、原作:タカヒロ、作画:田代哲也による日本漫画作品。『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で2010年4月号から2017年1月号まで連載。また、その前日談として描かれた『アカメが斬る!零』(アカメがきる ゼロ、原作:タカヒロ、作画:戸流ケイ)を『月刊ビッグガンガン』(同社刊)で2013年Vol.11から2019年Vol.2まで連載された。2020年11月時点でシリーズ累計発行部数は410万部を記録している[1]

2014年1月にテレビアニメ化が発表され[2]、同年7月より12月まで放送された。
作風

帝国の圧政によって苦しむ村の少年剣士・タツミは、旅の途中で殺し屋集団「ナイトレイド」の一員である赤目の少女・アカメと出会う。そして仲間達と共に、腐敗した帝国に立ち向かう。中世的なSF要素を織り交ぜたダークアクションファンタジー。

罪のない弱者が虐げられて命を落とす無慈悲な描写やそれにまつわる暴力や殺戮などの凄惨な描写に加え、第1話の前口上や弱者の晴らせぬ恨みを晴らす復讐代行者というコンセプトから、必殺シリーズを意識していることがうかがえる作風となっている。

サブタイトルは最終話を除き、他はすべて「○を斬る」。
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年1月)(使い方

重税に苦しみ寂れてしまった村で生まれ育った少年剣士タツミは帝都軍の兵士を目指し、出世して村を潤そうと、幼馴染の少女サヨと少年イエヤスと共に帝都への旅に出るが、道中、三人は夜盗の襲撃によって離れ離れになる。

辛くも一人で帝都に辿り着いたタツミだったが、その日のうちにレオーネという女によって路銀を全て騙し取られてしまう。途方に暮れるタツミだったが、通りすがりの貴族の少女アリアに助けられる。

帝都でアリアの護衛として働くことになったタツミは、同僚の護衛から、現在の帝国が腐敗していること、帝都の治安が乱れていたり自分の村に課せられた重税がその一端であること、そしてその原因が大臣であることを知らされると共に、帝都の富裕層や重役を狙う殺し屋集団ナイトレイドの存在を知る。

ある日の夜半、ただならぬ殺気で目を覚ましたタツミは、窓の向こうに殺し屋集団ナイトレイドを見る。タツミが「同僚の護衛に加勢してナイトレイドと戦うか」「それとも家人の元に駆けつけて彼らを守るべきか」と悩んだ一瞬の間に、同僚の護衛はナイトレイドによって全て始末されてしまう。きびすを返し、急ぎアリアの元に駆けつけたタツミの前に立ちはだかったのはナイトレイドの剣客アカメと、帝都に辿り着いたその日に彼から路銀を騙し取った巨乳の美女レオーネだった。

アリアを斬ろうとするアカメに対し「罪もない女の子を殺すのか」と立ちはだかり、刃を交えるタツミ。アカメはそんなタツミ諸共に標的を斬ろうとするが、レオーネはそんなアカメを「その少年には借りがある」と静止し、タツミに残酷な真実を突きつける。

アリアとその家族は、表向きは夢を見て帝都にやってきたものの路頭に迷った田舎者たちに善意を施していたが、裏では彼らを相手に残虐な実験や拷問を繰り返して嬲り殺すことを楽しんでいるサディスト一家であり、その犠牲者の中に道中で離れ離れになったタツミの幼馴染サヨとイエヤスを見つける。

帝都の影に潜む真実を知って忘我するタツミ。そんな彼を他所にアカメがアリアに斬ろうとするが、その寸前タツミが自らの剣でアリアを斬る。

憎い相手とは言え一遍の迷いもなくアリアを斬り殺したタツミを気に入ったレオーネは、彼をナイトレイドのアジトに強引に連れ帰る。

そこでナイトレイドの目的を知り、同時に後戻りできなくなったタツミは帝都の腐敗を正すべく、その原因たる帝都の要人暗殺を掲げる殺し屋集団ナイトレイドの一員となることを決意する。
登場人物
主人公
タツミ
声 -
斉藤壮馬[3]本作の主人公。血気盛んで少々無鉄砲な夢にあふれる少年。地方の出身であるため世情に疎く、帝都での常識をほとんど知らない。一方で、野生生物の特性や危険区分などには詳しい。重税により貧困にあえぐ故郷の村を救うため、幼なじみのサヨ、イエヤスとともに帝都に向かうが、夜盗の襲撃により離散する。その後、単身で帝都に辿り付くが、一兵卒からの入隊であることに反発したため軍への入隊を断られ、さらにレオーネに騙され無一文となる。その晩、野宿していたところをアリアに拾われ、彼女の父からサヨとイエヤスの捜索と軍への推薦を取りつける約束をしてもらうと同時に、アリアの護衛を任される。その次の晩、アリア一家の屋敷を襲撃に来た「ナイトレイド」と遭遇。アリアを殺そうとするアカメと戦闘になり死にかけるもレオーネによって戦闘が中断される。当時はなぜ罪も無いアリアを殺そうとするのかと疑問を投げていたがレオーネによって一家の闇をみせつけられ、サヨとイエヤスがその犠牲になっていたことを知り、アリアを斬殺する。その思い切りの良さと剣の腕をレオーネに買われ、ナイトレイドに勧誘(半ば誘拐)される。始めは殺し屋稼業を躊躇うが、ナイトレイドの理念と自らの利害の一致により、ナイトレイドに加入し、修羅の道を歩んでいくことになる。年上ウケがよく、ナジェンダいわく「年上キラー」。レオーネ、シェーレ、ブラートにもかわいがられ、チェルシーにも気にかけられており、エスデスにも気に入られる。やがて恋仲となるマインも、彼より1歳年上。一級危険種の土竜を狩ったり、手ほどきをうけずとも帝都警備隊隊長のオーガをたおすなど、剣の腕はなかなかのもの。また、アカメほどではないものの素早いため、暗殺に向いている。しかし 性根が優しいため非情になりきれないことも多く、暗殺後に父の様子を見に来た子どもの悲鳴を聞いた時には殺したことを後悔したような表情を見せるなど暗殺者としては少々甘い面も見受けられた。アカメいわく「のびしろの塊で鍛えていけば将軍級の器」であり、ブラートやエスデスといった実力者からもそのポテンシャルを認められている。ただし実戦経験が不足しているため、苦戦を強いられることが多い。恋愛方面に関してはかなり鈍感だが、マインから告白を受け、正式につき合うことになった。交際して以降はマインと確かな愛を育み、彼女が廃人となって革命軍本部に移送される際も全ての戦いが終わったら迎えに行くことを誓い、その時は結婚してくれるようプロポーズしている。物語当初は帝具は持っておらず、自前の剣を使用。一度だけ「スペクテッド」を使用したが、拒絶反応が出た。その後、ブラートから「インクルシオ」を託され適合し、彼の魂と共にインクルシオを引き継ぐ。引き継ぎ当初は拳による攻撃が主体であったが厳しい環境での幾多の戦闘や修行を経て副武装のノインテーターまで使いこなしている。やがてエスデスとの交戦を開始する際には、ラバックの死を招いた悔恨とマインを守り抜くために不条理に打ち勝つ力を強く求めた結果インクルシオがさらに進化。マントが消えて竜人のような外見になり、エスデスの氷柱を一撃で真っ二つに割ったり、一瞬ではあるが、凍りついた時空に適応してエスデスに攻撃を当てるなど以前とは桁外れな力を得た。その他にもブドーの雷撃受けたことで雷撃に対する耐性、オネストに盛られた毒に耐え抜いたことをきっかけに毒物に対する耐性も得た。しかし、その一方で、インクルシオに「どれだけ苦しくてもかまわない。力を限界まで引き上げてくれ」という無理強いをしたために肉体がインクルシオに侵食され竜の体へ近づき始めており、このまま装着を続けていくと完全に肉体を喰われてしまうという危険性を孕んでおり、あと3、4回程度しか装着できない状態となっており、コスミナ戦後には半身が龍そのものになっていたり、ウェイブ戦後にも目立ってはいなかったが龍のツノが生えて手も龍のものになっているなどそのリスクの大きさを物語っている。最終決戦ではシコウテイザーとの戦いで本来なら絶命してもおかしくないほどの致命傷を負ったが、インクルシオとのさらなる融合と進化により能力と姿が変わり、シコウテイザーを倒す。だが、その代償としてインクルシオに大半を喰われ、自我を保つことが出来なくなりアカメに己を斬るように頼む。アカメの村雨によって斬られたが、その時点でタツミとインクルシオの二つの生命が存在しており、後にアカメが「小さい命ではなく大きい方の命を斬った」ことによりタツミは生還。


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