アカデミー外国語映画賞メキシコ代表作品の一覧
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アルフォンソ・キュアロン監督による『ROMA/ローマ』がメキシコ代表としては初の受賞作となった。

メキシコは1957年に初めてアカデミー国際長編映画賞[nb 1]に映画を出品した。アカデミー国際長編映画賞はアメリカ合衆国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が主催し、アメリカ合衆国以外の国で製作され、主要な会話が英語以外で占められた長編映画を対象としており[3]1956年度より設置されている[4]

メキシコは2018年度までに通算で52本を出品し、9度ノミネートに至り、アルフォンソ・キュアロン監督による『ROMA/ローマ』(2018年)で初めて受賞を成し遂げた[5]。最も多く代表に選ばれた監督はアルトゥーロ・リプスタインの5度であるが、1度もノミネートに至っていない。

メキシコの代表作はメキシコ映画芸術科学アカデミー(英語版)によって選ばれる。選考委員会はアカデミー賞の他にスペインのゴヤ賞の代表作も選出する。
代表作

1956年よりAMPASは外国語映画賞を設置し、各国のその年最高の映画を招待している[4]。外国語映画賞委員会はプロセスを監視し、すべての応募作品を評価する。その後、委員会は5つのノミネート作品を決定するために秘密投票を行う[3]。以下はメキシコの代表作品の一覧である。

メキシコ代表作の多くはスペイン語の作品であるが、2007年度の『静かな光(英語版)』はメノナイト低地ドイツ語、2018年度の『ROMA/ローマ』の一部はミシュテカ語(英語版)である。


(授賞式)日本語題出品時の英題原題監督結果
1957
(第30回)Torero!Toreroカルロス・ヴェロ(英語版)落選
1959
(第32回)なさりん ナサリンNazarinNazarinルイス・ブニュエル落選
1960
(第33回)MacarioMacarioロベルト・ガヴァルドン(英語版)nom ノミネート
1961
(第34回)かちあるおとこ 価値ある男The Important ManAnimas Trujano (El hombre importante)イスマエル・ロドリゲス(英語版)nom ノミネート
1962
(第35回)The Pearl of TlayucanTlayucanルイス・アルコリサ(英語版)nom ノミネート
1963
(第36回)The Paper ManEl hombre de papelイスマエル・ロドリゲス(英語版)落選
1965
(第38回)Always Farther AwayTarahumara (Cada vez mas lejos)ルイス・アルコリサ(英語版)落選
1966
(第39回)Black WindViento Negroセルヴァンド・ゴンザレス(英語版)落選
1967
(第40回)The AdolescentsLos Adolescentesアビル・サラザー(英語版)落選
1971
(第44回)えるとほ エル・トポEl TopoEl Topoアレハンドロ・ホドロフスキー落選


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