アカギヘリコプター
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アカギヘリコプター株式会社
AKAGI HELICOPTER CO.,LTD.
種類株式会社
市場情報非上場
略称AHS
本社所在地 日本
136-0082
東京都江東区新木場4-7-15
東京ヘリポート
設立1988年6月28日
業種空運業
法人番号9010601035625
事業内容航空運送事業、航空機使用事業
代表者代表取締役社長 坂本 純一
代表取締役 富岡 六郎
資本金2億9000万円
従業員数77名
外部リンクhttps://akagi-heli.co.jp/
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アカギヘリコプターは、東京都江東区新木場東京ヘリポートに本社を置く日本の航空会社
概要

1988年に設立、ヘリコプターを使用した航空事業を行っている。林業での山林からの木材搬出、建設資材などの資材運搬に実績があり、資材運搬に特化した吊り下げ輸送専用のカマン K-MAX(交差反転式ローター)や、吊り下げ重量5トンのロシア製大型ヘリコプターカモフ Ka-32(二重反転式ローター)などユニークな機材を導入している。

そのほか、人員輸送、航空撮影、レーザー計測などの航空事業や、企業所有機、個人所有機の受託運航も行っている。
沿革

1988年 - 設立。

2001年 - アカギヘリコプターを存続会社としてジャパンロイヤルヘリコプター、インペリアル航空と事業統合。

2007年 - 北アルプス水晶岳での死亡事故(後述)により国土交通省から業務改善命令を受ける。

2011年 - 高野山金剛峯寺開創1200年記念大法会記念事業で再建される壇場伽藍中門に使用されるヒノキ長大材(樹齢200年?300年)をKa-32で集材。

2013年3月5日 - 関西広域連合と「災害等緊急時におけるヘリコプターの運航に関する協定」を締結[1]

2015年 - 大山観光電鉄の車両更新に伴う旧車両搬出、新車両搬入をKa-32で実施。

2019年4月9日 - 設立当初からこれまでに最大9機を運用してきたアエロスパシアルSA315Bラマ 2機(登録番号:JA9397・JA6129)が抹消登録。これにより日本から同機が姿を消した。

拠点

東京ヘリポートに本社を置き、運航拠点3箇所(本社含む)、事務所3箇所を有する。

東京本社(東京ヘリポート

東京都江東区新木場4-7-15 北緯35度38分3.2秒 東経139度50分13.1秒


奈良基地(奈良県ヘリポート

奈良県奈良市矢田原町2437 北緯34度39分19.9秒 東経135度53分9.5秒


吉野基地

奈良県吉野郡東吉野村中黒1050 北緯34度23分0.4秒 東経135度56分49.9秒


名古屋事務所

愛知県名古屋市中区丸の内3-6-19-1201 北緯35度10分33.7秒 東経136度54分25.6秒


岩手事務所

岩手県遠野市六日町5-24 北緯39度19分44.1秒 東経141度31分22.8秒


福岡事務所

福岡県福岡市中央区赤坂1-9-9 北緯33度35分15.5秒 東経130度23分25.5秒


機材

2022年時点で11機を運用する[2]。吊り下げ輸送に特化した機体として日本で唯一、カマン K-MAXおよびカモフ Ka-32を導入している。

アエロスパシアル AS350B/B1/B2 - 3機

ユーロコプター AS350B3 - 1機

エアバス・ヘリコプターズ AS350B3 - 1機

富士ベル204B-2 - 2機

ベル212(Eagle Single) - 1機、 元海保機で、 エンジンが双発から単発に改造された

カマン K-1200(K-MAX) - 2機、交差反転式ローターを採用、吊り下げ輸送に特化した物資輸送専用機

カモフ Ka-32A11BC - 1機、カモフが開発した二重反転式ローターの大型ヘリ

事故・インシデント・不祥事

2002年6月28日 - 奈良県宇陀郡御杖村で木材搬出を行っていたSA315BアルウェットIII(JA6143)の吊り荷ワイヤーが作業中のクレーン車と絡まり墜落、大破。機長が重傷を負った。

2003年1月1日 - 長野県小県郡真田町根子岳山頂でスキー客輸送を行っていた富士ベル204B-2(JA9314)がコレクティブ・バウンスによる異常振動で横転、大破。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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