アオハライド
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アオハライド
ジャンル
少女漫画恋愛漫画学園漫画
漫画
作者咲坂伊緒
出版社集英社
掲載誌別冊マーガレット
レーベルマーガレットコミックス
発表号2011年2月号[1] - 2015年3月号[2]
発表期間2011年1月13日 - 2015年2月13日
巻数全13巻
アニメ
原作咲坂伊緒
監督吉村愛
シリーズ構成金春智子
脚本金春智子、山田由香
平見瞠
キャラクターデザイン井川麗奈
音楽堤博明、大嵜慶子
橋本翔太
アニメーション制作Production I.G
製作アニメ「アオハライド」製作委員会
放送局放送局参照
発表期間2014年7月 - 9月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『アオハライド』(AO-HARU-RIDE)は、咲坂伊緒による日本漫画作品。『別冊マーガレット』(集英社)2011年2月号から[1]2015年3月号まで連載された[2]。タイトルの『アオハライド』は、『アオハル(青春)+ライド(ride)』=『青春に一生懸命乗っていく』という意味を込めた作者による造語である。

1 - 12巻まで[注 1]のコミックス累計発行部数は980万部を記録している[3]。『全国書店員が選んだおすすめコミック2012』3位。

2014年7月より9月までテレビアニメが放送された。また、同年12月13日より実写映画が公開された[4]目次

1 あらすじ

2 登場人物

2.1 メインキャラクター

2.2 高校関係者

2.3 家族関係

2.4 中学関係者


3 書誌情報

3.1 漫画

3.2 小説

3.3 小説(映画関係)

3.4 イラスト

3.5 単行本未収録作品


4 テレビアニメ

4.1 スタッフ(アニメ)

4.2 主題歌(アニメ)

4.3 各話リスト

4.4 放送局

4.5 BD / DVD


5 Webラジオ

5.1 ゲスト


6 実写映画

6.1 キャスト

6.2 スタッフ(映画)

6.3 受賞

6.4 Blu-ray / DVD


7 脚注

7.1 注釈

7.2 出典


8 外部リンク

あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2015年6月)(使い方

中学生時代のとき、男子が苦手な双葉だったが『田中くん』だけは女の子みたいで特別だったので大丈夫だった。ある事がきっかけでよく目が合うようになる。そして自分の恋心に気づく。夏休み中に夏祭りに行く約束をするが、田中くんは来なかった。夏休みが明けると田中くんは転校していた。控えめな性格だった事もあり男子からモテていたが、それが原因で女子達にハブられてしまい、辛い中学生時代を過ごした。高校では女子に嫌われないようにと、わざとがさつに振舞う双葉は、想いを伝えることさえできなかった中学時代の淡い初恋の相手『田中くん』と高校で再会する。しかし、田中くんは中学生の時の性格と変わっていた。
登場人物

『声』はテレビアニメ版の担当声優、『演』は実写映画版の担当俳優
メインキャラクター
吉岡 双葉(よしおか ふたば)
声 -
内田真礼 / 演 - 本田翼、田爪愛里(中学時代)6月19日生まれのA型。本作の主人公。高校1年生→2年生。男子が苦手で大人しくしていたら、中学2年のときに女子から「猫をかぶっている」と疎まれ、卒業まで孤立した。そのため、過去の自分を知る人がいない高校で、女子に嫌われないように、大食いしたり、カバンの中をぐちゃぐちゃにしたりして、わざとがさつに振る舞うようにしている。だが、作中で自分の本心を出していくうちに大食いをやめたり、ソーイングセットを持ち歩いたりと女子力は以前より上がった。洸に振られた後は、もっと上がり、座るときに下にハンカチを敷くといった行為をしている。部屋のインテリアは乙女チック。洸に対して、うなじのにおいをかぐ行為がしばしば目立つ。1年のときは明日美とチエと仲良くしていたが洸の友達ゴッコという言葉からつい明日美とチエに本音を言ってしまったことにより疎遠になる。2年に上がってからは自分で友達を作るために学級委員になるなど積極的な行動を起こし、悠里や修子たちと仲良くなっていく。中学時代、隣のクラスにいた後述の『田中くん(田中 洸)』に対し、ほのかに恋心を抱いていた。しかし、彼の突然の転校により何も伝えられないまま終わってしまった。だが、高校1年の3学期に洸に再会し、両想いだったと発覚するも、それは過去の話だと告げられる。始めは今の洸は好きではなかったが、2年で洸と同じクラスになり、接していくうちに悠里の好きな人だからと想いを踏み止めようとするもできず、今の洸が好きだと気付く。母親のささやかな望みを聞かないまま、母親が亡くなってしまったことを後悔していた洸に対し、励ましたことから2人の距離が近付いていくも、成海の父親が亡くなり、成海が双葉たちの近くに引っ越してきたことをきっかけに洸との距離が離れてしまう。文化祭の時に事故キスをきっかけに本気モードのキスをして再び近付いたかに見えた洸との関係は、洸と似た境遇の成海の存在もあって、「あと1ミリ」の距離から遠ざかってしまう。洸と成海が仲良くしてるところを見て、洸と成海が付き合っていると思い込む。そのため、洸が好きという気持ちに区切りをつけるために洸に告白するが、洸が成海に対して中途半端な状態で付き合いたくないと思っていたため、お互い好き同士であるにもかかわらず、振られてしまう。そんな状態の双葉ですら好きだと言ってくれた冬馬に対し、次第に惹かれていく。さらに洸と成海が2人でいたところを目撃したことにより、洸に対する気持ちが小さくなっていき、冬馬と付き合い始める。しかし、徐々に洸のことを忘れられていない自分に気付き、冬馬と別れる。その後、クリスマスイブに洸に病室で告白されて、付き合い始める。
馬渕 洸(まぶち こう)
声 - 梶裕貴白石涼子(幼少期) / 演 - 東出昌大板垣瑞生(中学時代)5月27日生まれのO型。2年のときの双葉のクラスメイト。旧姓は田中。両親の離婚により中学1年生の夏休みに長崎に転校した、双葉の初恋相手。中学時代は照れ屋で爽やかな少年であり、双葉に対して好意を抱いていた。今はクールで意地悪である。しかし、意地悪なのは口だけで実際は優しい。よく寝ており、寝ぼけていることがある。本人いわく「頑張って食べないと太れない」。2年のときに学級委員になる。1年の時には特進クラスにいたが、成績が大幅に下がって、2年では双葉たちと同じ一般クラスに入っている。1年のときのクラスメイトによると、テストの点が悪くてクラスの中でも浮いていたらしい。しかし、勉強すれば頭は良く、一学期の期末テストでは勉強を教えてくれた双葉たちの気持ちに応えて勉強した結果、学年15位となった。また、二学期の期末テストでは学年4位となった。高校生時の登場当初は何事に対してもやる気を無くし、大事なも対する恐れから周りとは一定の距離を取って、接していた。しかし、双葉の激励をきっかけにテスト勉強に励んだり、猫を飼い始めたりなど変化が現れている。「自分が母親のことを大事に思っている」と思いたいために、成海に無理に同調する。そのため、未だに成海とのことにけじめをつけることができていない。中学生のときに成海とキスをしたことがある。双葉のことを自分にとっての「ヒーロー」だという理由から再び好きになっていき、双葉との距離が近付いていくが、成海の父親が亡くなって近くに引っ越してきたことをきっかけに離れてしまう。事故キスをきっかけに本気モードのキスをし、再び近付いていったが、洸と似た境遇の成海の存在もあって、「あと1ミリ」の距離から遠ざかってしまう。双葉に告白されるも、成海に対して中途半端な状態なため、振ってしまう。しかし、双葉と冬馬の距離が近付いていくことで焦り、成海に対して早くけじめをつけようとしているうちに、双葉と冬馬が付き合ってしまう。双葉と冬馬が付き合い始めてからも双葉に対する想いを捨てることができず、彼氏がいる双葉に対して積極的に何回もアプローチをかける。また、成海とのけじめもしっかりつける。クリスマスイブに双葉との待ち合わせ場所に行く途中で事故に遭うも軽傷で済む。病室にやって来た双葉に告白し、付き合い始める。
槙田 悠里(まきた ゆうり)
声 - 茅野愛衣 / 演 - 藤本泉9月10日生まれのB型。1、2年のときの双葉のクラスメイト。2年のときにイベント委員になる。1年のとき、男子の前だと緊張しているところをぶりっこしていると思われ、明日美を中心に女子たちから疎まれていた。双葉はかつての自分と重ねている。実際はかなりいい子である。そのため、双葉は悠里に洸のことが好きだと告げることができた。リーダース研修をきっかけに洸のことが好きになり、積極的にアピールしていく。しかし、どれだけアピールしても洸が自分のことを好きにならないと自覚し、双葉への嫉妬で嫌な子になる前に洸に告白して振られる。振られた後は、すっきりしたようで、もう洸のことを追っている様子はない。双葉に近付いて来た冬馬たちに対しては始めは双葉と洸の仲を邪魔してほしくないという理由から嫌悪するも、次第にその態度も緩和していく。冬馬たちと関わるうちに、冬馬の友達である内宮に惹かれていく。双葉たちと遊びに行ったときに内宮から軽い感じで告白されたことにショックを受け、思わず振ってしまうが、翌日改めてきちんと告白され、付き合い始める。いつもは妹みたいであるが、双葉を遠回しに励ますなど姉みたいな行動もとる。
村尾 修子(むらお しゅうこ)
声 - 小松未可子 / 演 - 新川優愛11月20日生まれのA型。2年のときの双葉のクラスメイト。小湊とは1年のときも同じクラスだった。2年のときにイベント委員になる。凛とした美人で、一匹狼タイプ。洸の兄である田中先生のことが好きで、進路希望調査において第一志望、第二志望欄に田中先生の嫁と大きく書く。一見、クールのようだが実は心優しく、双葉たちに心を開いていくうちに帰り道にドーナツを食べたり、双葉たちに抱きついたりする。文化祭1日目に落ちていた財布を田中先生の家に届けに行ったときに田中先生にキスをする。翌日、誤解から田中先生と双葉が呼び出されたことで自分のした行動が軽率であったことに後悔する。ちゃんと前に進むために田中先生に告白し、振られる。洸が双葉のことを好きで成海とは付き合っていないということを小湊から聞いていたが、双葉に告げなかった。その結果、双葉が冬馬と付き合い始めたことから、洸に対して罪悪感を抱いていたため、双葉と冬馬の仲が洸に邪魔されないくらい仲良くなればいいと思い、行動していた。修学旅行のときに罪悪感から洸に優しくしていたところを小湊は修子が洸のことが好きであると誤解する。洸に優しくする理由を小湊に話したときに小湊に諭される。
小湊 亜耶(こみなと あや)
声 - KENN / 演 - 吉沢亮12月3日生まれのA型。フランス人とのクォーター。 2年のときの双葉のクラスメイトの男子。修子とは1年のときも同じクラスだった。2年のときにイベント委員になる。明るく、楽天家。大事にとっている人の食べ物を食べることからリーダース研修のときに悠里から恨まれた。洸と同じく自分にとっての「ヒーロー」だという理由から修子が好きで、いろいろとアプローチをし続けている。熱い一面もあり、洸が元クラスメイトに嫌味を言われた際、これに対して怒り、撃退している。洸が本音を語れる人物である。文化祭の前に洸の家で洸が中学生のときに「吉岡双葉」と書いたノートを見たことと洸の態度から洸が双葉のことを好きだと知り、成海から離れるべきだと忠告する。田中先生のことは修子の好きな人という理由から嫌悪している。修子が田中先生に告白した後、田中先生の本音を聞いた上で田中先生に宣戦布告をする。修学旅行のとき、修子が罪悪感から洸に優しくしていたのを、洸のことが好きだと勘違いし、洸に八つ当たりするも、本人から洸に優しくする理由を聞き、仲直りする。
田中 陽一(たなか よういち)
声 - 平川大輔進藤尚美(中学生) / 演 - 小柳友4月30日生まれのO型。洸の兄で、特進クラスの担任。成績が下がったり、夜中に1人でどこかへ行ったりする洸のことをとても心配している。母親が病気のときに忙しくて付いていてあげられなかったことから洸から恨まれていると思っていた。洸が中学生のときに「吉岡双葉」とノートに書いているところを見ていたため、洸が双葉のことが好きであると気付いている。修子の好意に気付いていて、自分も修子のことが好きだったが、教師という立場と自分のコントロールが取れなくなることを恐れたことから修子に告白されるも振る。見た目はほんわかしているものの、実はいろいろ考えている。小湊に対しては修子を取ってくれるようにハッパをかけている。
菊池 冬馬(きくち とうま)
声 - 松岡禎丞 / 演 - 千葉雄大2月1日生まれのA型。双葉たちとは他クラスの男子。バンドを組んでいる。最初は双葉のことを図書室で起きた事故から痴女と思っていたが、徐々に惹かれていく。双葉が洸に好意を抱いていると知りつつも積極的にアプローチしていく。双葉が洸に振られてからはさらにアプローチをする。洸に対する気持ちが小さくなっている双葉に告白し、付き合い始めるも、双葉が洸のことを忘れられず、振られてしまう。洸に対しては双葉を悩ませたり、冬馬と付き合っているにもかかわらず手を出したりすることから嫌悪を抱いていて強気な態度に出る。一方で、洸に双葉を取られることを恐れており、最初から分が悪いということを分かっていた。
成海 唯(なるみ ゆい)
演 - 高畑充希柴田杏花(中学時代)8月7日生まれのB型。双葉たちとは別の高校。長崎弁で喋る。洸の長崎での友達。高校2年の夏に父親が亡くなる。母親の再婚相手が引き取ることを拒否したことにより、双葉たちの近くに住んでいる親戚のところで暮らし始める。洸のことが好きで同情などどんな手を使ってもいいから側にいてほしいと思っている。本来友達を作るのが得意だが、父親を亡くして以降作れなくなっている。洸に一緒にいられないと告げられても頑なに拒否するも、洸にきっぱりと双葉が好きと言われて最後は洸の考えを受け入れる。中学生のときに洸と強引にキスをしたことがある。
高校関係者
明日美(あすみ)
声 -
井上麻里奈1年のときの双葉のクラスメイトで双葉の友達だった。悠里が孤立する原因を作った張本人。悠里みたいなタイプが嫌いである。双葉の本音を聞いたときに自分たちとは合わないと思い、双葉が嫌いなわけではないが、双葉から離れる。
チエ
声 - 白石涼子1年のときの双葉のクラスメイトで双葉の友達だった。明日美の方が仲がいいため、双葉と明日美が決別したときに明日美の方につき、双葉から離れる。
内宮 晴彦(うちみや はるひこ)
声 - 赤羽根健治4月22日生まれのA型。双葉たちとは他クラスの男子。冬馬の友達でバンドを組んでいる。冬馬の恋がうまくいくように瞬と共にサポートするうちに悠里のことが好きになる。双葉たちと遊びに行ったときに会話の流れで映画に誘おうとしていると、恋愛の流れになったので、告白するも軽い感じで告白していると悠里に思われ振られてしまう。しかし、翌日改めてきちんと告白して、付き合い始める。
橘木 瞬(たちばなき しゅん)
1月16日生まれのAB型。双葉たちとは他クラスの男子。冬馬の友達でバンドを組んでいる。冬馬の恋がうまくいくように内宮と共にサポートする。一方で、冬馬と付き合っているにもかかわらず、洸と関わる双葉のことを嫌悪している。
桃園先生(ももぞのせんせい)
声 - 坂口哲夫あだ名はピーチ。ハゲていて、教室にいるにも関わらず、双葉と洸にハゲと連呼される。
家族関係
洸と陽一の父親
声 -
田中秀幸洸が中学生のときに母親と離婚する。理由は不明。
洸と陽一の母親
声 - 久川綾 / 演 - 岡江久美子故人。洸が中学生のときに父親と離婚する。


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