アエロポス1世(希:??ροπο? Α? , ラテン文字転記:Aeropos I, 在位:紀元前602年 - 紀元前576年)は、アルゲアス朝のマケドニア王である。
アエロポス1世は先代の王ピリッポス1世の子で、次代の王アルケタス1世の父である[1]。アエロポスは幼くして王位についたが、幼い王を侮ったイリュリア人がマケドニアに侵入してきた。マケドニア軍はイリュリア人と戦って一度は敗れたものの、王を最前線のすぐ後ろにおいて再び戦った。この時兵士たちは幼い王を守ろうと奮戦したため、イリュリア人に勝利した[2]。
註^ ヘロドトス, VIII. 139
^ ユスティヌス, VII. 2
参考文献
ヘロドトス『歴史(下)』松平千秋訳、岩波文庫、1972年
ポンペイウス・トログス / ユスティヌス抄録『地中海世界史』合阪學 訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、1998年
先代
ピリッポス1世マケドニア王
紀元前602年 - 紀元前576年次代
アルケタス1世
表
話