アウトブレイク
Outbreak
監督ウォルフガング・ペーターゼン
脚本ローレンス・ドゥウォレット
『アウトブレイク』(Outbreak)は、1995年のアメリカ合衆国のパニック映画。監督はウォルフガング・ペーターゼン、出演はダスティン・ホフマンとレネ・ルッソなど。
エボラ出血熱を参考に[3]、アフリカから持ち込まれた非常に致死性の高いウイルスによる未曽有の「バイオハザード(微生物災害)」に立ち向かう人々を描いたサスペンス映画。
ストーリー
プロローグ
1967年。ザイール(現・コンゴ民主共和国)のモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出した。調査の為に現地を訪れたアメリカ陸軍は想像以上の感染速度と病状の凶悪さに驚き、感染者の血液を採取した後、隠蔽と封じ込めのため部隊のキャンプを燃料気化爆弾の投下で壊滅させる。
未知のウイルスによる出血熱
時は流れ90年代、モターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生する。兵士を伝染病等から守る“医学防衛”を任務とするアメリカ陸軍所属の研究機関・アメリカ陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)のLEVEL4(最高警戒度)研究チームを率いる軍医のサム・ダニエルズ大佐はビリー・フォード准将の命令を受け、チームメンバーでダニエルズの友人でもあるケイシー・シュラー中佐と、ヘリコプター操縦資格も持つ新任のソルト少佐を率い現地に赴く。