アイ・アム・サム_(サウンドトラック)
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『アイ・アム・サム』
Various Artists の サウンドトラック
リリース2002年1月8日
ジャンルロック
時間55分03秒(アメリカ盤)
65分04秒(日本盤)
レーベルV2レコード
プロデュースミッチ・ロッター
ロブ・シュナッフ
専門評論家によるレビュー


allmusic link

チャート最高順位

8位(オーストラリア[1]

20位(アメリカ[2]

34位(日本[3]

39位(ニュージーランド[4]

82位(フランス[5]

ゴールドディスク

ゴールドRIAA

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『アイ・アム・サム』 (I am Sam) は、2002年に発表されたアルバム。アメリカ映画アイ・アム・サム』(2001年12月公開)のサウンドトラック・アルバムで、様々なアーティストによるビートルズのカヴァーを収録している。
解説

映画を監督したジェシー・ネルソンは当初、ビートルズの楽曲そのものを使おうとしたが、そのために必要な手続きがスケジュールの期限内では間に合わないと判断[6]、そこで多数のアーティストによるカバーという形を取ることにして、V2レコードに連絡を取り、このサウンドトラックを完成させた。映像は、ビートルズのオリジナル・バージョンに合わせて作られたため、カバーする際にはテンポや演奏時間を変えないことを求められたという[7]

ザ・ウォールフラワーズによる「君はいずこへ」では、ジャクソン・ブラウンコーラスでゲスト参加した[8]。また、シェリル・クロウによる「マザー・ネイチャーズ・サン」では、マーク・リボーアコースティック・ギターバンジョーを担当した[8]ルーファス・ウェインライトによる「アクロス・ザ・ユニバース」は、ウェインライト自身のアルバム『Poses』(2001年)が翌2002年に再発された際に、アメリカ盤ボーナス・トラックとしてリミックス・バージョンが追加収録された[9]サラ・マクラクランによる「ブラックバード」は、マクラクランのライヴ・アルバム『Afterglow Live』のDVDにライヴ・バージョンが収録されている。

アメリカ盤に収録された17曲のうち「アイム・オンリー・スリーピング」「ドント・レット・ミー・ダウン」「ジュリア」「恋を抱きしめよう」「ヘルプ!」「ひとりぼっちのあいつ」「レボリューション」「レット・イット・ビー」は、映画の劇中では使用されていない[10]

本作は、アメリカでは発売から7週間後の2002年2月26日にゴールドディスクに達し[11]、オーストラリアでは通算27週にわたってトップ50入りするロング・セラーとなった[1]エディ・ヴェダーによる「悲しみはぶっとばせ」のカバーは、『ビルボード』誌のアダルト・トップ40で28位、モダン・ロック・チャートで30位、メインストリーム・ロック・チャートで40位に達した[2]。ネルソン監督によれば、ヴェダーはレコーディング・スタジオで、実際に映画のシーンを見ながらギターの弾き語りをしていたという[6]
評価

本作は、グラミー賞の最優秀コンピレーション・サウンドトラック・アルバム部門にノミネートされた[12]

2010年に、アメリカのデジタル音楽誌『ペースト』が選出した「The 50 Best Beatles Covers of All Time」では、ルーファス・ウェインライトの「アクロス・ザ・ユニバース」が2位[13]エイミー・マンとマイケル・ペンの「トゥ・オブ・アス」が8位[13]ベン・フォールズの「ゴールデン・スランバー」が19位[14]エディ・ヴェダーの「悲しみはぶっとばせ」が29位[15]ベン・ハーパーによる「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」が42位[16]と、5曲がランクインを果たした
収録曲
トゥ・オブ・アス - Two of Us(エイミー・マン & マイケル・ペン) - 3:00

ブラックバード - Blackbird(サラ・マクラクラン) - 2:21

アクロス・ザ・ユニバース - Across the Universe(ルーファス・ウェインライト) - 4:08


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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