アイ・アム・サム
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映画のサウンドトラックについては「アイ・アム・サム (サウンドトラック)」をご覧ください。

韓国のテレビドラマ「I am Sam ?アイ・アム・セム?」については「教科書にないッ!#テレビドラマ」をご覧ください。

アイ・アム・サム
I Am Sam
監督ジェシー・ネルソン
脚本クリスティン・ジョンソン
ジェシー・ネルソン
製作マーシャル・ハースコビッツ
エドワード・ズウィック
製作総指揮マイケル・デ・ルカ
クレア・ラドニック・ポルスタイン
デヴィッド・ルービン
出演者ショーン・ペン
ミシェル・ファイファー
ダイアン・ウィースト
ダコタ・ファニング
ローラ・ダーン
音楽ジョン・パウエル
撮影エリオット・デイヴィス
編集リチャード・チュウ
配給 ニュー・ライン・シネマ
松竹/アスミック・エース
公開 2001年12月28日
2002年6月8日
上映時間133分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$22,000,000
興行収入$97,818,139[1]
34億6000万円[2]
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『アイ・アム・サム』(I am Sam)は、2001年に公開されたアメリカ映画知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いたドラマ映画。

父親役のショーン・ペンアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。娘役のダコタ・ファニング放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞し、映画俳優組合賞の助演女優賞にも最年少でノミネートされた。また、当映画は日本アカデミー賞の外国作品賞にノミネートされた。
あらすじ

主人公サムは知的障害により7歳児と同等の知能しか持ち合わせていない。サムはその娘にルーシー・ダイアモンドと名付けた。ルーシーは徐々に父親サムの知能を越えて成長したが、娘と同等かそれ以下の知能しかないサムは今後のルーシーを育てる養育能力が無いのではと指摘されてしまう。ルーシーは施設で保護されることになり、サムは失意にくれる。

父親サムはルーシーとまた一緒に暮らす為、法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタに依頼する。自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために無償で弁護を引き受けたリタだったが、どう考えてもサムには不利な裁判。彼の障害者の友人たちは裁判で普通の証言ができず、外出恐怖症の隣人もその壁を乗り越え証言台に立つが、相手の検察官にやり込められてしまう。

サムには条件付きの親権しか認められず、ルーシーは里親と一緒に暮らすことになる。里親はルーシーを大切に育てるがルーシーの為に生活のすべてを捧げるサムに対して、ルーシーを一番愛しているのはサムであると確信し彼にそう告げる。
出演

役名俳優日本語吹き替え
ソフト版
日本テレビ
サム・ドーソンショーン・ペン山路和弘平田広明
リタ・ハリソン・ウィリアムズミシェル・ファイファー塩田朋子戸田恵子
ルーシー・ダイアモンド・ドーソンダコタ・ファニング金田朋子宇山玲加
アニー・カッセルダイアン・ウィースト翠準子日色ともゑ
ランディ・カーペンターローラ・ダーン林佳代子堀越真己
マーガレット・キャルグローブロレッタ・デヴァイン滝沢ロコ磯辺万沙子
Mr.ターナーリチャード・シフ仲野裕郷田ほづみ
イフティダグ・ハッチソン根本泰彦多田野曜平
ロバートスタンリー・デサンティス小島敏彦岩崎ひろし
ブラッドブラッド・シルバーマン小森創介渡辺穣
ジョージョセフ・ローゼンバーグ佐々木敏グラシアス小林
ウィリー・ハリソンチェイス・マッケンジー・ベバック有馬瑞香
コナー・ローズメイソン・ルセロ久保田恵
フィリップ・マクニーリーケン・ジェンキンス長克巳
ジョージボビー・クーパー大滝寛
レベッカキャロライン・キーナン堀越真己
ライトウェンディ・フィリップス弘中くみ子
ブレイクメアリー・スティーンバージェン吉沢希梨
リリーロザリンド・チャオ村竹あおい
ジャスロウマイケル・B・シルバー蓮池龍三


日本テレビ版:2005年3月4日『金曜ロードショー

サムの友人役(友人も障害者)で実際に3人の障害者が映画に出演している。

ダコタの実妹エル・ファニングが2歳時のルーシー役で出演している。

登場人物
サム・ドーソン
知的障害者のある青年。コーヒーショップのスターバックスで働きながらシングルファーザーとしてルーシーを育てている。職場では客に商品を渡したり消耗品の補充したり店内の掃除などの雑務をこなしている。職場では客が注文した飲み物を渡す時に「いいのを選びましたね」と言うのが口癖。明るく穏やかで子煩悩な性格だが、自分の意見が通らない時や他人に見下された時などは声を荒らげることもある。ビートルズが好きで時々会話に彼らにまつわる話を取り入れることもある。レストランチェーンの
アイホップの朝食セットが大好き。養育権の審理までの約1ヶ月間、ルーシーと週2回監視付きで2時間だけ会うことが許される。
リタ・ハリソン・ウィリアムズ
法律事務所所属の優秀な弁護士。裁判の弁護を依頼に来たサムをテキトーに断るはずが、同僚の前でつい「私の依頼者で無料奉仕で弁護するつもり」と言ってしまう。渋々弁護を引き受けるが、父親としてルーシーを思うサムのひたむきさを目の当たりにして、次第に真剣に取り組み始める。仕事で忙しくしていることもありイライラしていることが多く、サムの話も手短に切り上げようとしたり車を運転する時は他の車に暴言を吐いている。夫や息子とは不仲で夫は他の女性と不倫関係にあり、終盤で離婚した。ビートルズの中では、ジョージ・ハリスンが一番好き。
ルーシー・ダイアモンド・ドーソン
サムの娘。12月6日生まれの6歳で、作中で7歳になる。幼いながらも利口で芯が強く父親思いな性格だが、周りから時々サムの障害についてからかわれたり好奇の目で見られることに心を痛める。夜寝る前にサムにドクター・スースの絵本などを読んでもらっている。審理期間中サムと離れて暮らすが、ある日の面会で友達のお母さんが親権争いに負けて6年間母子で会えなくなった話をして、自分たちもそうなることを恐れてサムと逃げようとする。
アニー・カッセル
サムの向かいのマンションに暮らすおばさん。サムの部屋とは同じ階なため窓を隔ててお互いのリビングの様子を窺える状態。ルーシーが生まれた直後から子育てに不慣れなサムに色々と助言したり、彼の勤務時間中に面倒を見るようになりルーシーにとって母親代わりのような存在となる。ピアノが得意で、ジュリアード音楽院を首席卒業している。父親から虐待を受けていた辛い過去を持つ広場恐怖症。後日サムの養育権の審理に証人として出廷するも、相手の検事に父親の事を指摘されて何も言えなくなる。
ランディ・カーペンター


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