「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」
クイーン の シングル
初出アルバム『オペラ座の夜』
A面ボヘミアン・ラプソディ
リリース1975年10月31日
ジャンルハードロック[1]
ポップ[2]
時間3分5秒(アルバム収録テイク)
3分11秒(シングル収録テイク)
レーベルEMI
エレクトラ・レコード
ワーナー・パイオニア/エレクトラ
作詞・作曲ロジャー・テイラー
プロデュースロイ・トーマス・ベイカー
クイーン シングル 年表
ナウ・アイム・ヒア
b/w
谷間のゆり(1975年)ボヘミアン・ラプソディ
b/w
アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー
(1975年)マイ・ベスト・フレンド
b/w
'39
(1976年)
ミュージックビデオ
「I'm In Love With My Car」
アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー(I'm in Love with My Car)は、クイーンの楽曲。作詞・作曲はロジャー・テイラー。 この曲は、1975年に発売されたアルバム『オペラ座の夜』に収録されている。作者のロジャーによってギターの弾き語りデモ音源が制作されたのち、5月にバンドによるレコーディングが行なわれた。なお、この曲においてロジャーは、ドラムスの他にボーカルとエレクトリック・ギターも担当している[3]。 歌詞は、バンドのローディーを務めていたジョナサン・ハリスがトライアンフ・TRを「運命の人」としていたことに影響を受けている[4]。したがって、この曲はジョナサン・ハリスに向けた楽曲であり、ライナーノーツにも「Dedicated to Johnathan Harris, boy racer to the end(生涯ボーイレーサーであるジョナサン・ハリスに捧ぐ)」と記されている。 アルバム発売後に、同じく『オペラ座の夜』収録曲の「ボヘミアン・ラプソディ」のB面曲としてシングル・カットされた。なお、この曲をシングルに収録することをフレディ・マーキュリーが承認するまで、ロジャーは食器棚に閉じこもっていたというエピソードが残っている[5]。 2004年にイギリスの高級車ブランド・ジャガーのCMソングに起用された[6]。 2018年に公開されたクイーンを題材とした映画『ボヘミアン・ラプソディ』において、この曲は使用されなかったが、歌詞の内容について、ブライアン・メイ(グウィリム・リー)やジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)がテイラー(ベン・ハーディ)をからかうシーンで登場している。また、同映画内でEMIの重役レイ・フォスター(マイク・マイヤーズ)は、「ボヘミアン・ラプソディ」の代わりにこの曲を『オペラ座の夜』からの第一弾シングルとしてリリースすることを提案したが、メンバーによって拒否された[7][8]。 1977年から1981年に開催されたクイーンのライヴでは、この曲がよく演奏されていた。ライヴにおいてもロジャーは、ドラムスを演奏しながら歌い、フレディはピアノとコーラスを担当していた。 1977年から1978年に行われたNews of the World Tourでは、フレディがロジャーのコーラス・ラインを歌うこともあった。 なお、アダム・ランバートをボーカルに迎えて以降のライヴでは、毎回演奏されている[7]。
概要
ライブ演奏
プレイヤー
ロジャー・テイラー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ドラムス、リズムギター[9]
フレディ・マーキュリー - ピアノ、バッキング・ボーカル
ブライアン・メイ - リードギター、バッキング・ボーカル
ジョン・ディーコン - ベースギター
脚注^ Prown, Pete