アイノミドリシジミ
分類
アイノミドリシジミ(Chrysozephyrus brillantinus)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。 雄の翅表に金緑色の光沢をもつミドリシジミ類の一種。近縁種のメスアカミドリシジミは翅裏が灰色で、白帯の内側に影のような濃灰色の帯があるが、本種は白帯が細く地は褐色となる。赤斑は目立たない。 本種はブナ科のミズナラを主にコナラやクヌギ、カシワを食樹とするのに対し、メスアカミドリシジミはバラ科のサクラに付く。 ゼフィルスの中ではやや遅めの出現で、成虫は7月から8月にかけて発生する。占有飛翔は朝方に行われ、オスはなわばりに入ってきた他者を追い払う。卵で越冬する。 国内では主要4島のほか一部島嶼、国外では中国大陸・朝鮮半島・極東ロシアに分布する。きわめて森林性を示し、落葉広葉樹林との結びつきが強い。
目次
1 形態
2 生態
3 分布
4 関連項目
5 参考文献
形態
生態
分布
関連項目
シジミチョウ科
ミドリシジミ
参考文献
牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。
更新日時:2012年4月27日(金)04:25
取得日時:2018/08/25 17:02
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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