この項目では、2018年3月31日まで開設されていたアイヌ民族博物館について説明しています。同じ住所で2020年に開業した国立アイヌ民族博物館については「国立アイヌ民族博物館」をご覧ください。
アイヌ民族博物館団体種類一般財団法人
設立1976年(昭和51年)9月10日
所在地 日本 北海道白老郡白老町若草町2-3-4
法人番号3430005008728
アイヌ民族博物館
THE AINU MUSEUM
施設外観(2016年5月)
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施設情報
専門分野アイヌ文化
来館者数188,891人(2014年度)[2]
館長野本正博
学芸員4人
事業主体一般財団法人アイヌ民族博物館
管理運営一般財団法人アイヌ民族博物館
延床面積1,715.49 m2[3]
開館1984年4月2日[3]
閉館2018年3月31日
所在地〒059-0902
日本北海道白老郡白老町若草町2-3-4
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度33分41秒 東経141度22分01秒 / 北緯42.56139度 東経141.36694度 / 42.56139; 141.36694座標: 北緯42度33分41秒 東経141度22分01秒 / 北緯42.56139度 東経141.36694度 / 42.56139; 141.36694
アクセス北海道旅客鉄道(JR北海道)白老駅から徒歩約13分
外部リンクアイヌ民族博物館
プロジェクト:GLAM
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アイヌ民族博物館(アイヌみんぞくはくぶつかん)は、北海道白老郡白老町にあった博物館。アイヌ語で「大きい湖の集落」を意味する「ポロトコタン」と呼ばれる野外博物館の施設の一つでもあった。2018年3月31日まではポロトコタンと共に一般社団法人アイヌ民族博物館によって運営されていた。2020年7月、同博物館を母体とした国立アイヌ民族博物館が同地で開業しており、「ウポポイ」(民族共生象徴空間)を構成する中核的施設に位置付けられている[4]。 アイヌ民族博物館は、アイヌ民族に関する有形・無形の資料を専門に展示・保存し、調査研究、教育普及事業を総合的に行う社会教育施設として、白老町民はじめ広域の人々に利用してもらい、学術及び文化の発展に寄与することを目的としている[3]。野外博物館の性格を持つ園内にはアイヌの住家であったチセやプ(食料庫)、ヘペレセッ(ヒグマの飼養檻)、チプ(丸木舟)などを復元・展示してコタン(集落)を再現している[5]。博物館ではアイヌ民族の資料約5,000点、北方少数民族資料の約250点を収蔵しており、約800点を常設展示している[5]。また、アイヌ絵や文書約150点、図書約7,500冊を所蔵している[5]。文化伝承・保存事業としてイオマンテなどの伝統儀礼を実施しているほか[5]、伝統工芸の機織りやキナ(ゴザ)編み、民族衣服の製作、アイヌ文様の刺繍なども常時実施・公開しており、アイヌ文化に触れることができる体験学習を行っている[5]。 儀式で使うトノトを作るため酒類製造免許を取得している[6]。 国の「民族共生象徴空間」(2018年に愛称がウポポイに決定)整備にともない2017年度末で閉館し、新たに「国立アイヌ民族博物館」が2020年に開設されることとなった[7]。
概要