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出典検索?: "アイドル防衛隊ハミングバード"
アイドル防衛隊ハミングバード
小説
著者吉岡平
出版社富士見書房
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間1993年6月 - 1994年6月
巻数全2巻
OVA
原作吉岡平
監督村山靖
キャラクターデザイン柳沢まさひで
アニメーション制作葦プロダクション
製作東宝株式会社
発表期間1993年9月1日 - 1995年12月1日
話数全4巻
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル・アニメ
ポータル文学・アニメ
『アイドル防衛隊ハミングバード』 (アイドルぼうえいたいハミングバード) は、富士見ファンタジア文庫より全2巻で発売された吉岡平のライトノベル、およびそれを原作として1993年から全4巻で発売されたOVAである。
OVA版の販促企画として、主役声優5人は実際に同名のアイドルグループとなり、コンサートイベントやファンクラブイベントを開催し、レギュラーラジオ番組を持っていた。これらの企画は、後に日本のアニメーション関連プロジェクトで多数が製作される「声優がアニメキャラクターの声を担当するだけではなく、実際に歌手としてライブコンサートを行う」というプロモーション形態の先駆けであり、そうした企画展開を当初から行った作品である。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
あらすじ
西暦199X年、日本政府は突如自衛隊の民営化を発表する[1]。しかし、防衛などというリスクだけが大きくリターンの少ない分野に名乗りを上げる企業はいなかった。そんな中、元々「育成(開発)とプロモーションに多額の費用が掛かるが、成功する(制式採用される)保証は必ずしもない」という点で兵器の開発と運用との共通点のある芸能界だけは違っていた。
予想外の分野から参入した各芸能プロダクションは戦闘機パイロットをアイドルにし(その逆に、アイドルとして売り出したい者をパイロットとして養成してデビューさせる、ということも行われた)、「アイドルパイロット」という言葉までも作ってしまい、新たな芸能ジャンルが産まれた。こうして、かつての「アイドル黄金時代」が復活した。
かくしてアイドルパイロットが芸能界の1ジャンルとして定着した時代となり[2]、伝説の名パイロットであった父と、同じくパイロットであった母の経営する弱小プロダクションに所属する5人の姉妹で構成されるマイナーアイドルグループ、「ハミングバード」は、アイドルパイロットの頂点である“パイロット大賞”を目指し、今日も大手プロダクションの下請け的営業に勤しんでいた。
大手プロダクションの妨害を受けながら、偶然の積み重ねと自身の努力からパイロット大賞にノミネートされるまでに登り詰めたハミングバードであったが、その過程で知り合って友好関係を深めたライバル事務所のアイドルパイロットコンビ“フィーバーガールズ”が、南太平洋における国連平和維持活動中に行方不明となり、彼女達を救うために無許可で出撃した結果、パイロット大賞を獲ることはできなかった。
それでも、東京ドームで単独コンサートを開催するほどの人気を得たハミングバードは、伝説のアイドルパイロットとしてアイドルの歴史に名を残したのである。 社長である取石葉月の下、彼女の実の娘である5人の姉妹で構成される女性アイドルパイロット。なお、グループ名や名字、そして専用搭乗機の由来は全て『サンダーバード』から。
登場人物
取石プロダクション
ハミングバード
取石 五月(とれいし さつき)
声 - 三石琴乃[3]主人公。取石姉妹の三女。5月15日生まれの17歳(『'95風の唄』以降は18歳)。血液型はO型。ハミングバード3号のパイロット。パイロット大賞を目指している。OVA版では取石 皐月と表記されているが、理由は#備考を参照。