アイスマン_(マーベル・コミック)
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この項目では、マーベル・コミックの登場人物について説明しています。その他の用法については「アイスマン (曖昧さ回避)」をご覧ください。

アイスマン
出版の情報
出版者マーベル・コミック
初登場アンキャニィX-MEN vol. 1 #1 (1963年9月)
クリエイタースタン・リー
ジャック・カービー
作中の情報
本名Robert "Bobby" Louis Drake
種族人間のミュータント
所属チームX-メン,
X-ファクター
デファンダーズ
チャンピオンズ
X-ターミネーター
ザ・トゥエルブ
カタクリズム・キーズ
シークレット・デフェンダーズ
著名な別名Drake Roberts, Mister Friese
能力冷気の操作
サーモヴィジョン

アイスマン(: Iceman)はマーベル・コミックスーパーヒーローであり、X-メンの一員である。本名はロバート・“ボビー”・ドレイク(Robert "Bobby" Drake)。ミュータントであるアイスマンは、周囲の空気中の水分を凍らせて、自分の身体を硬いに変えることができる。

スタン・リージャック・カービーによって創られ、『アンキャニィX-MEN』第1号(1963年9月)に初登場した。X-メン関連のコミックス、ビデオゲーム、アニメーション、映画に頻繁に登場している。映画『X-メン』シリーズでは俳優ショーン・アシュモアが演じている。
出版物

アイスマンは自身の名前をタイトルにした2つのミニシリーズがあり、1980年代2000年代にそれぞれ刊行された。

ほとんどの「X」タイトルに登場し、『アンキャニィX-MEN』誌と『X-メン』誌の両方で主要キャラクターである。また、ヒーローチーム、チャンピオンズとディフェンダーのメンバーとなったこともある。さらに『Xファクター』第1号のメインキャラクターでもあった。
経歴
初期

ボビー・ドレイクはアメリカ合衆国ニューヨークのフローラルパークで、ウィリアム・ロバート・ドレイクとマデリーン・ベアトリス・バス・ドレイクの間に生まれた。彼は母方はユダヤ人であり、父方はアイリッシュカトリックである[1]

彼の能力が初めて明らかになったのは、ボビーがジュディ・ハーマンとデートしていた時であった。ロッキー・ビースリーという名の地元のガキ大将がジュディを連れて行こうとした際、ボビーはビースリーへ手をかざし、彼を氷の箱に閉じ込めてしまった。その後、ボビーがしでかしたことを聞きつけた地元の住民達が暴徒と化して彼を捜し回ったため、地元の郡保安官は彼を保護するために拘置所に入れるしかなかった。ボビーが保安官事務所の独房で座っていると、外壁が吹き飛びスコット・サマーズという名の男(サイクロップス)が入ってきた。自分と一緒に来ないかと申し出るスコットに対し、ボビーはその急な申し出をはねつけ、二人は戦うが、エグゼビア教授がすぐに仲裁した。

エグゼビア教授はボビーとその両親と話し合い、ボビーの両親は彼にエグゼビア教授にと共に「恵まれし子らの学園」への入学を勧めた。ボビーはエグゼビア教授、サイクロップスと共に旅発ち、X-メンチームの二人目のメンバーとなった。

チームにはすぐ、ハンク・マッコイ(=ビースト)、ジーン・グレイ、ウォーレン・ワージントン3世(=エンジェル)が加わった。

アイスマンはすぐにビーストと友人になり、二人はチームのコミックリリーフとなった。しかし、ボビーはグループの最年少メンバーであることをずっと気にしていた。

X-メンとして活動する間、彼はローナ・デインと交際を続けたが、交際は長くは続かなかった。

X-メンのオリジナルチームがクラコア島に捕われた際、それを期に新たなX-メンと入れ替わる形で学園を抜けた。それから短期間、彼はアメリカの西海岸に移り住み、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に通い、ロサンジェルスを拠点にするヒーローチーム「チャンピオンズ」の創設メンバーとなった。[2]

チャンピオンズ解散後は、スーパーヒーローとしての生活をやめて大学の学費を稼ぐために働いていたようである。だが、明らかにUCLAではなく、東海岸のカレッジであった。

彼はヒーローチーム「ディフェンダーズ」のメンバーでフルタイムのスーパーヒーローとしてかつてのチームメイトであるエンジェル、ビーストと共に復帰した。ディフェンダーズが解散すると会計士として働くようになった。
X-ファクター

アイスマンを含むオリジナルのX-メンが再結集し、スーパーヒーローチーム「Xファクター」を結成した [3]。 アイスマンは多くの年下のスーパーヒーローたち(かつての自分と同じカテゴリーに属する者たち)を見守った。最も目立つものでは、彼とビーストはメルトダウンがより普通らしい人生を手に入れる手伝いをした。しばらくの間、かれはニューミュータンツの指揮を執ったこともあり、彼がそういった数々のグループと行動を共にしている間、彼とは対極の「炎をまとう」能力を持つヒーロー、ヒューマントーチとの間には気取らない、非常にくだけた友情関係が築かれた[4]

「ミューア島」事件の後、XファクターはX-メンに再合流した。

かつての敵であるヘルファイア・クラブのホワイト・クイーン(エマ・フロスト)が彼の身体を乗っ取り、アイスマンの能力をこれまで到達できなかったレベルで使用した後、一時的に能力が大幅に弱められたことがある。ホワイト・クイーンはアイスマンが地球上で最も強力なミュータントの一人になる可能性があると信じており、後に彼女はアイスマン自身が自分のもつ全ての能力にアクセスできるように彼の精神を調整した。

この時期のアイスマンはX-メンの仲間であるローグと共に旅をしている。彼女のミュータントパワーは彼や他の者に取って脅威となり、アイスマンはいやおうなく保護者の役割を強いられることとなった。

ホワイト・クイーンとの衝突の後、アイスマンは短期間だがX-メンを去った(しかし、「オペレーション:ゼロ・トレランス」事件の間にあまり特筆することのないリーダー役を勤めたことがある)。
セカンド・ミューテーション


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