アイシールド21
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アイシールド21
ジャンル
少年漫画
漫画
原作・原案など稲垣理一郎
作画村田雄介
出版社集英社

その他の出版社
ビズメディア
グレナ
Elex Media Komputindo
Panini Comics
コアムナノバイオ
東立出版社
文化傳信
創藝出版社
Nation Edutainment

掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2002年34号 - 2009年29号
発表期間2002年7月23日 - 2009年6月15日
巻数全37巻
話数全333話
アニメ
原作稲垣理一郎
総監督西田正義(第104話 - )
監督西田正義(第1話 - 第103話)
片貝慎(第104話 - )
シリーズ構成岸間信明
キャラクターデザイン高谷浩利
小林一幸(第104話 - 第111話)
加藤寛崇(第112話 - )
音楽大谷幸
アニメーション制作ぎゃろっぷ
製作テレビ東京NAS
放送局テレビ東京他
放送期間2005年4月6日 - 2008年3月19日
話数全145話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『アイシールド21』(EYESHIELD 21)は、原作:稲垣理一郎・作画:村田雄介による日本漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載された。全333話。アメリカンフットボールをテーマとしている。話数カウントは「○th down」[注 1]。2023年12月時点でデジタル版を含む累計部数は2600万部を突破している[1]

稲垣が投稿した同タイトルの読切が、第7回ストーリーキングのネーム部門で大賞(キング)受賞。村田が作画を担当した読み切り前後編を本誌掲載。2002年7月23日発売の『週刊少年ジャンプ』34号から週刊連載となり、2009年29号の最終話(333話)まで一度も休載がなかった。また、これを原作としたテレビアニメが、2005年4月から2008年3月までテレビ東京系列で長期放映された。

2024年1月、本作の連載開始21周年を記念して、最終回の後を描いた読み切りを『週刊少年ジャンプ』9号に掲載[2]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2018年3月)(使い方

私立泥門(でいもん)高等学校に通う気弱な高校生、小早川瀬那は入学早々ひょんなことから泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入ることになった。その帰り道、彼をパシリにしていた不良たちに絡まれ、逃れるために泥門駅まで爆走して駆け込み乗車をした。それを目撃したアメフト部主将 ヒル魔に翌日強制的に選手にされ、唯一の取り柄である俊足で選手登録名「アイシールド21」として春大会を戦うことになる。

初戦は助っ人を多数借りながらなんとか勝ったものの、次の試合には強豪「王城ホワイトナイツ」に敗れてしまう。しかしセナは、最強のラインバッカーである進に、心の底から勝ちたいと思い始める。元野球部のモン太を加えて「賊学カメレオンズ」に大勝し、さらに新メンバー雪光、小結、ハァハァ3兄弟(十文字・黒木・戸叶)も加わって「太陽スフィンクス」と引き分けるが、「NASAエイリアンズ」に惜敗。

その後、アメリカに連れてこられたデビルバッツメンバーは、そこで前身「麻黄デビルバッツ」時代のトレーナーどぶろくと会い、強化プログラム「死の行軍(デスマーチ)」で特訓を行う。途中、瀧兄妹と知り合いながらも脱落者0で完走。秋季東京大会を勝ち上がり、そして全国大会決勝(クリスマスボウル)出場を仲間達と共に目指していく。
登場人物詳細は「アイシールド21の登場人物」を参照
テクニック一覧
走(ラン)
デビルバットダイブ/天空デビルバットダイブ(スカイデビルバットダイブ)
使用者:小早川瀬那(
泥門)主にゴール前でタッチダウンを狙うときに使用。ラインが密集している上を、スピードを保ったまま、頭から突っ込むように飛び越える。「天空?」は、飛びながらパスを受け、そのまま突っ込む運に賭けた技。パスキャッチのタイミングが難しいため、普通のデビルバットダイブよりも成功率が低い超高難度の技。
3ツ首の魔犬ダイブ(ケルベロスダイブ)
使用者:小早川瀬那(泥門)/キッド(西部)/蛭魔妖一(泥門)/金剛阿含(神龍寺)WCでつかった蛭魔の作戦。阿含と蛭魔とキッドがQBのポジションに入り、瀬那がRBに入る。阿含はフェイクでラインの加勢に入って、ボールをキッドに任せてまず蛭魔がデビルバットダイブ、その後すぐにキッドがダブルでデビルバットダイブ、そしてキッドが飛ぶ寸前に早撃ちで瀬那にボールを渡す。そして最後に瀬那がデビルバットダイブ。パワー、スピード、作戦(タクティクス)三位一体の作戦。
チェンジ・オブ・ペース/ロデオ・ドライブ
使用者:小早川瀬那(泥門)/甲斐谷陸(西部)、石丸哲生(泥門)いずれも「スピードに緩急をつけ、タックルをかわす」技術であるが、瀬那のチェンジ・オブ・ペースは、急停止と方向転換の組み合わせによるものであり、無駄は多いもののディフェンスを攪乱する。一方、陸のロデオ・ドライブは、上半身を振って重心移動することにより緩急をつけるものであり、スムーズな移動が可能。ラグビーの「グース(ガチョウ)ステップ」が元になっている。
ロデオ・ドライブ・スタンピード
使用者:甲斐谷陸(西部)アニメオリジナルの陸の「ロデオ・ドライブ」の進化版。超光速でのチェンジ・オブ・ペースを行い、まるで分身をしているような残像を見せ、相手を抜き去る。
ローピング・ロデオ・ドライブ
使用者:甲斐谷陸(西部)ロデオ・ドライブでフェイントした後、投げ縄(ローピング)のように円を描いて抜くロデオ・ドライブの上級技。ラグビーの「スワーブ(swarve)」が元になっている。
無重力の脚
使用者:パトリック・スペンサー(NASA)最小限の曲がり(カット)で敵を抜く。黒人特有の柔軟な筋肉があってからこそ使うことが出来る。最短ルートを走り抜ける故に進などには見切られてしまっていたが、後にパンサーがアポロのハンドテクニックを叩き込まれたため克服された。
デビルバットゴースト
使用者:小早川瀬那(泥門)、金剛阿含(神龍寺)、大和猛(帝黒)クロスオーバーステップを利用し、敵を抜く。メット装着時の視界の狭さにより、相手には煙のように消えて見える。
デビルバットハリケーン
使用者:小早川瀬那(泥門)デビルバットゴーストに、セナが長年パシらされて習得した回転(スピン)を加えたもの。相手に触れられても、そこを回転の軸にして相手をねじり抜くことが出来る。瀧がアレンジしたという「瀧(ジェントル)プリンスハリケーン」なる技も存在するが、Y字バランスで回転するだけで特に意味もなく終わった。
デビルライトハリケーン
使用者:小早川瀬那(泥門)デビルバットハリケーンの光速型。回転時も光速(4秒2)のスピードで行うため、即座に止めるのは不可能に近い。
帝王のチャージ(シーザーズチャージ)
使用者:大和猛(帝黒)恵まれた体格と驚異的なボディバランス、不屈の闘志と信念でただひたすらに倒れず前に進み続けるアメリカンフットボールの原点とも言える走り。例え捕まえてもそのまま相手を引きずり、振り切り進み続けるため止めるのが非常に困難。ディフェンスにも応用が利き、無理矢理前に踏み出すことでセナのデビル4ディメンションを力ずくで潰して見せた。
ウルフ・ファング
使用者:狼谷大牙(岬)アニメオリジナルの狼谷の走(ラン)の名称。獲物を追う狼の如く、ボールを追うために超加速する。
キャット・ラン
使用者:猫山圭介(王城)音を立てずに、しなやかに走るラン。しかし原作で使用した所は見たことがない。
デビル4ディメンション
使用者:小早川瀬那(泥門)アイシールド21の走(ラン)の究極奥義。超光速の走りから、姿勢をかえない状態で一歩だけ超光速のバックステップをしてから、再び超光速で走り相手を抜き去る技。 帝黒戦セナが上下からも左右からも抜けなかった大和を抜くために試合中に編み出し、完成させた。ネーミングは熊袋リコ。 弱点はバックステップした瞬間に守備側がひいた守りをおこない左右のカットだけに備えられた場合である。 しかし最終的にはバックステップにデビルバットゴーストを組み合わせたことによって「帝王のチャージ」を破り、 完全無欠の走りへと昇華した。
タックル
槍タックル(スピアタックル)
使用者:進清十郎(王城)類まれな腕力とスピードにより、片腕のみで突き刺すようなタックルを見舞う。遠距離でも正確にヒットし、これにより負傷退場や戦意喪失を引き起こした選手も多い。
三つ又槍タックル(トライデントタックル)
使用者:進清十郎(王城)、小早川瀬那(泥門)槍タックルにロデオドライブの走法が加わり、左右への逃げ場を無くした強化版。その威力は岩重ガンジョーの岩並の肉体を呼吸や声も出なくなるほど悶絶させた。ワールドカップのアメリカ戦ではセナがパンサーに対して使用した。
不良殺法
使用者:十文字一輝、黒木浩二、戸叶庄三(泥門)ほか相手の袖、または襟を掴み、その力を利用し倒す荒業。ブル&ジャークという実在する技で、泥門の3人は賊学との特訓で習得した。
出ッ腹ブロック
使用者:栗田良寛、小結大吉(泥門)アニメオリジナルのタックルで体型を活用し腹の弾力性でタックルする。小結は「師匠直伝」と語りながら行う。漫画の方でも栗田のみ使っている。
パス
エベレストパス、ツインタワー剛弓(アロー)
使用者:高見伊知郎(王城) 主なレシーバー:桜庭春人(王城)高見と桜庭の高身長を生かした超高層パス。発射点、キャッチ点共に高く、並の人間には触れることも出来ずにパスが成功してしまう。初披露となった三閣パンクス戦で実況のマシンガン真田が命名した。ツインタワー剛弓(アロー)は進化版で、超高速のエベレストパス。アメリカ最強軍団ペンタゴンのタタンカすら触れることも出来なかった。
クイック&ファイア
使用者:キッド(西部) 主なレシーバー:鉄馬丈(西部)アニメオリジナルのキッドのパスの名称。射撃を行うようなスタイルにて目にも止まらぬモーションでパスを投げる。そのパスモーションスピードは即座に反応できないほど。正確なパスルートを走る鉄馬のキャッチで確実なる攻撃を行う。
シャトルパス
使用者:ホーマー・フィッツジェラルド 主なレシーバー:ジェレミー・ワット(NASA)アメリカ人特有の強肩と屈強な上半身を使う超ロングパス。決まればタッチダウン確実の飛距離を誇る。コントロールは良くないため、着弾点を正確に見極めることが重要となる。
デビルレーザー弾(デビルレーザーバレット)
使用者:蛭魔妖一(泥門) 主なレシーバー:雷門太郎(泥門)ヒル魔のロングパス技の一つ。小さな隙間からも通し切るほどの命中精度と強風の影響を無視するほどのスピードを誇り、レシーバーに当然の如く限界プレーを要求する超スパルタパス。
悪魔の祝福パス(ヘイル・デビルパス)
使用者:蛭魔妖一(泥門) 主なレシーバー:雷門太郎(泥門)神龍寺戦で見せたヒル魔のロングパス技。山なりに投げる神頼みのパス「ヘイル・メリーパス」とは異なり、WRとCBのキャッチング可能限界ラインギリギリに投げることで、純粋なキャッチ力勝負に引きずり込む。
明鏡止水
使用者:金剛雲水(神龍寺)アニメオリジナルの雲水のパスの名称。投げるモーションは鋭い月を思わせる如き高速軌道のパス。
花片のシュート(フローラルシュート)
使用者:小泉花梨(帝黒) 主なレシーバー:本庄鷹(帝黒)正確無比かつ、軌道と回転が規則正しく非常に取りやすいロングパス。技術というよりは先天的なもので、花梨が足元に転がってきたボールを投げ返した際に偶然にも見出された。絶対的な制空権とキャッチ力を持つ鷹がレシーブすることで始めて最大限の威力を発揮する。
キック
爆竹キック
使用者:足塚猛(賊学)わざとゴロになるキックを蹴る(スクイーヴキック)。楕円形であるアメフトの
ボールは不規則にバウンドするため、レシーバーが非常に取りづらくなる。
オンサイド・キック
主な使用者:佐々木コータロー(盤戸)、武蔵厳(泥門)キック側がボールを確保することを目的として、短いキックを蹴り、選手がボールに一斉になだれ込む。現実でも残り少ない時間で逆転を狙うときに、一か八かで使われることが多いが、相手の虚をついていきなり使われることもある。コータローはその正確なキックを利用したパスのようなキックで、必殺作戦「スパイダーウェブ」を成立させている。
低空爆裂キック
使用者:大田原誠(王城)本来、キックオフの時は足の親指辺りでボールの下の方を蹴る。しかし、このキックはボールの中心に足の甲を当てて飛ばす(スクイーヴキック)。この場合、ボールの飛距離は低くなるが、強くバウンドするため、取りづらくなる。
60ヤードマグナム
使用者:武蔵厳(泥門)元々はムサシのコードネーム名だったが、セナが「本当のアイシールド21」の大和に打ち勝ち、嘘を本当にしたというヒル魔の一言に一喝を受け正真正銘ラストチャンスのフィールドゴールキックにこの名前を付けた。実際は僅差バー直撃だったが跳ね上がったボールがバーを越え60ヤード到達に成功させた。
フォーメーション(原作オリジナル)
ピラミッドライン
使用者:番場衛、笠松新信など(太陽)太陽スフィンクスのラインスタイル。通常保つラインの時間よりさらに多くその状態を維持する。
ツタンカーメン・マスク
使用者:番場衛、笠松新信など(太陽)関東大会で見せた太陽スフィンクスのラインの新フォーメーション。スプリット(隙間)を極端に狭くすることによりラインの間を抜かれないようにする。白秋戦で初披露されたが、峨王の圧倒的な力の前に選手諸共文字通り粉砕されてしまった。
マッスルバリヤー
使用者:ニーサン・ゴンザレス、オットー・ゴンザレスなど(NASA)NASAエイリアンズのラインスタイル。QBとラインに向かう者全てをはね返すかの如く押し返す。
フォーメーション・ムーンサルト
使用者:(NASA)アニメオリジナルのフォーメーション。攻撃時のフォーメーションでライン陣とレシーバー陣が三日月型のような陣形を組む。
高波(ハイウェーブ)
使用者:筧駿、大平洋、大西洋(巨深)原作オリジナルの筧&大平&大西の長身と長い腕を活用したディフェンス。長身でパスコースを塞ぎ、長い腕でブロッカーを抑え付ける。
フォーメーション・ポセイドン
使用者:筧駿、水町健吾、大平洋、大西洋(巨深)原作オリジナルのフォーメーション。長身4人組(筧&水町&大平&大西)が後方に下がり、攻撃開始時に即座に並んで4人で相手側に突っ込む。長身を生かしたディフェンスのフォーメーションでロングパスや大外の走をも止める。しかし、ラインの水町が後方に下がっているので中央突破されやすい。
フォーメーション(実在するもの)
鳥の叉骨(ウィッシュボーン)
使用者:蛭魔妖一、小早川瀬那、雷門太郎、石丸哲生(泥門)
クォーターバック(QB)の真後ろに1人の、ランニングバック(RB)をセットし、さらに後ろに2人のRBを並べてセットする。そこから3人のRBを使い分ける走型攻撃。QBとRBの配置を、鳥の叉骨に見立てて名付けられた。実際に京都大学ギャングスターズ専修大学グリーンマシーンなどが試合で使用した作戦。
ショットガン
使用者:キッド、鉄馬丈など(西部)定番のパス攻撃体型。QBがラインから離れてセットし、センターからスナップを投げ受ける。レシーバーがスナップと同時にフィールドに散らばる様子が、散弾銃から発射された散弾の飛び散り方に似ていることから、この名前がついた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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