アイシア_(ゲーム)
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アイシアジャンルシミュレーションRPG
対応機種PlayStation
開発元TAMTAM
発売元アトラス
ディレクター中村陽子
人数1人
メディアCD-ROM2枚組
発売日2001年2月22日
使用ブロック数4
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『アイシア』(Eithea)は、アトラスより2001年2月22日に発売されたコンピュータゲーム。
概要

現代を生きる高校生達と教師が「異世界アイシア」に呼び出され、元の世界へ帰る方法を探す為に冒険するというシミュレーションRPG。

ごく平凡な高校生活を送る主人公(新見翔)。ところが突然大地震が起こり、彼は意識を失ってしまう。目を覚ました彼の前には、崩壊した学校と見慣れない景色、そして襲い来る異形の生物の姿があった。「アイシア」と呼ばれる世界を舞台に、そこにいる仲間たちとの冒険物語を描いた作品となる[1]

ゲームとしての分類はRPGだが、主人公が冒険中に他女性キャラクターとの仲を深めていき、最後には誰かしらの女性キャラクターから告白されるなど、恋愛ゲームとしての要素が強い。フィールドなどを移動中に仲間が不意に話しかけてくるリアルパートーシステム(RPS)が採用されている。時には仲間がつぶやく独り言や不満を聞き、プレイヤーがどのような対応をするかで仲間の「LAV(Latent Ability Voltage / 精神的な強さ)」が変化することになる。気持ちが高まると大きくなり、落ち込んだりすると小さくなるなど、キャラクターの感情に左右される。LAVの値によってイベントが発生する時もある[2][3][1]

主題歌は米倉千尋の「FLAME」、キャラクターデザインは七瀬葵が担当。

後にインタラクティブDVD (DVD-PG)版が発売された。
エレの樹

アイシアの世界で人々が暮らすのに欠かせない3本の「エレの樹」。常に不思議な力を放出しており、このエネルギーを利用することで人々は生活を豊かにしてきた。樹は月光族と火竜族の森に1本ずつ存在し、それぞれの部族が管理している。残りの1本はアイシアの北に位置する聖地ヤムヤムの森にある。エレの樹は広範囲に根を伸ばしており、あちこちに小さな幼木を芽吹かせている[4]
ユーロリア
火竜族が生活する街。「エレの樹」から得るエネルギーを最大限に利用しているため、文明・生活レベルは高い。王女レアのもと、王制による政治がなされているが、王・貴族のエネルギー過剰採取に反発する内乱も起こり始めている。
イオピロス
月光族が住む村。「エレの樹」からのエネルギー採取は必要最低限に抑えており、狩猟を主にしたエコロジカルな生活を送っている。また部族内には、"エレの樹を護る"という意識が強く、樹を利用するだけの火竜族に対して敵意を抱いている。
カーライル
イオピロスとユーロリアの中間に位置する、商業都市。立場的にも中立で、月光、火竜、両部族の人々が生活している。さまざまな両店が軒を並べるが、街は立体的に入り組み歩きづらい。また、地下には廃墟が広がっている[5]
ゲームシステム

街中やダンジョンを散策するなど従来のRPGと然程変わらない。ただし各章ごとに行ける場所が制限されており、ボスを倒してクリアしたダンジョンには二度と行くことができない。
戦闘

防具の概念を持たず、戦闘時に防御バリアを張る効果のある「ソウルリング」と呼ばれる指輪を装備する事になる。ソウルリングは精神力で敵からの攻撃を防ぐ壁を作り出すアイテムで、防御力はLAVに応じて高くなる[3]
陣形(バリア)
戦闘はターン制バトルとなっているが、陣形が存在しておりこの陣形によってバリアが形成される。バリアが発生する方向から攻撃された場合、ダメージを引き下げられる。当然、バリアが出ていない場所から攻撃されたら大きなダメージを受けてしまう。戦闘中に陣形の方向を変えることで敵の攻撃に対処する必要がある。味方が一人でも倒れると陣形が維持できなくなりバリアが消えてしまう。またヒロインたちの好感度を高めることで新たな陣形を覚える。またストーリーの進行に応じてメンバーが増減するが、自分で入れ替えをすることはできない。
魔弾
戦闘に勝利すると「TIP」と呼ばれる銀の玉が手に入る。このTIPは銃の弾丸として使用が可能だが、アイテムや他のTIPと合成することで魔法効果を持つ「魔弾」を作ることができる[3]。魔弾とはRPGでいうマジックアイテムに近いものであり、これを用いることで「魔法」のような奇跡を引き起こす。属性攻撃、支援効果、状態異常などを引き起こすため戦闘では重要な要因となっている。平時に使用できるのは主人公とルーのみとなっており、基本的に他のメンバーでは使用ができない。ただしユカだけは武器を「爪」に変えることで魔弾を投げつけて使用できる。「陽神」と呼ばれる存在を召喚するものもある[5]
登場人物
パーティーメンバー&同行者

小説版では「精神だけがアイシアに来ている」という設定であり、肉体は地球にあることが明かされている。そのため風土病などの病気に罹ることはない。告白してくるヒロインはラストバトル直前でレディに殺されてしまうが、エンディング後にて女神の手によって復活し翔と結ばれることになる。年齢や身長などは小説版のキャラクター紹介から。
新見 翔(にいみ しょう)
- 上田祐司【種族:地球人(アイシアの女神に生み出された守護者) / 性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:175cm / 体重:70kg】本作の主人公。赤ん坊の時に見たこともない葉っぱに包まれて明神学園の前に捨てられていた。ユカと共に習った空手とアイシアで手にした銃を武器として使う。その強い正義感と思いやりからパーティの中心となり始め、実質的なリーダーとなる。反面、早とちりしてしまうそそっかしいところもある。性的な事柄には鈍感で恋愛には興味を持たない[1]。翔の正体はアイシアの女神により生み出された守護者と呼ばれる存在。女神はアイシアを滅ぼそうとする魔女に対し、守護者を生み出した。しかし、アイシアに産み落としてはその力を悪用される恐れがある。また守護者が必ずしも正義の心を持つとは考えられない。だから地球という別の世界へ飛ばし、アイシアの常識に囚われることなく別の視点から物事を見極められるようにした。使用武器は前腕から手までを覆い固定する形状の銃。ユカと同じく空手を習っているため身のこなしも軽い。レディを倒した後は地球へと戻り、告白してきた女性とハッピーエンドを迎えることになる。
小説版
翔と同じ守護者が地球に何人も居ることが明かされている。また同書では「自分にはやるべきことがあるのではないか」と疑問を抱き続けており、平穏な日常を送る中で喪失感に晒されていた。このことから恋愛事は眼中になかった(考えることができなかった)とされている。父親も登場しており名前は章一。明神大学の警備員で秋穂の父親とは友人同士。妻はいるが夫婦そろって40を過ぎた今でも子供はいない。章一が警備員の仕事をしている最中に不思議な光を目の当たりにし、赤子の翔を発見したことで引き取られた。新見家の隣家がユカの父親が開く空手道場であり、ユカの父親からは実の息子同然に可愛がられていた。ユカと共に空手を習っていたが「為すべきこと」が引っ掛かっていたためやめてしまっている。秋穂以外のヒロインたちから恋愛感情を寄せられてはいるものの本人が鈍感であるため気づいていない。ユンを利用した末に殺したアゼルとオパスに激しい怒りを見せており、アルバイジャンの策でオパスを人質に取った際は「あんたが相手なら良心も傷まない」と述べている。最終決戦ではアゼルの正体を見破った。その後、復活したレディにルーが致命傷を負わされてしまい、激昂して魔弾を発射。これまでの旅で得た絆を込めた一撃はレディでは吸収できず、光の中へ消え去った。その後、現代へと戻ったところユカと共にルーと再会し、自分が本当の意味で「為すべきことをやり遂げ、帰ってきた」ことを感じ入った。
松岡 ユカ(まつおか ゆか)
声 - 今井由香【種族:地球人 / 性別:女 / 年齢:17歳 / 身長:165cm / 体重:45kg / 3サイズ:78・56・79】翔とは小学校時代からの幼馴染で、ひかるの親友。両親が格闘家で格闘技の道場を経営しており[1]、本人もかなりの腕前。空手部所属で、アイシアではその技を存分に発揮する。運動神経抜群でスポーツ全般が得意だが、料理は苦手で目玉焼きぐらいしか作れない。明るく社交的で面倒見が良く、誰からも好かれる。翔に好意を寄せているため、翔と親しそうにしているルーへの嫉妬心を隠せない。ルーとは出あった時から最後までよく喧嘩をするが、翔曰く「仲が悪くて喧嘩しているわけじゃない」とのこと。小説版によれば下着は白と青のボーダー(いわゆる縞パン)。使用武器は爪と剣。爪を装備している時のみ魔弾を投げつけて攻撃することが可能。
小説版
父親が空手道場を開いており、翔とは家が隣同士だったため共に学んだ中。小学生までは翔と一緒にお風呂に入る仲だったが、中学生になってからは恥ずかしさを覚え始めたのでやめている。ヒトシとは失言の応酬を交わす仲。ラストバトルではレディに掴まり魔女にされそうになるが、ルーの一計により助けられる。エピローグでは翔と歩いている時にサンタさんのアルバイトをしていたルーとぶつかり、翔と共に再会を喜んでいた。


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