『アイコン』
ウェットン/ダウンズ の スタジオ・アルバム
リリース2005年4月21日[1]
2005年5月16日
2005年8月2日
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間51分05秒(日本盤)
レーベルフロンティアーズ・レコード
アヴァロン・レーベル
プロデュースウェットン/ダウンズ
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
Wetton Downes
(2001年)アイコン
(2005年)ルビコン
(2006年)
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『アイコン』(Icon)は、ジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズが2005年に連名で発表したスタジオ・アルバム。日本盤CD (MICP-10481)におけるアーティスト表記は、ウェットン/ダウンズとなっている。 エイジアで共に活動していたウェットンとダウンズは、2001年に未発表音源集『Wetton Downes』(2017年には『Icon: Zero』というタイトルで再発された)をリリースし[2]、2002年には1990年以来となるステージでの共演を果たした[3]。そして、ダウンズはウェットンのソロ・アルバム『ロック・オヴ・フェイス』(2003年)に参加し、2004年には本作の制作に入った[3]。レコーディングは主にサウサンプトンのAubitt Studiosで行われたが、一部ゲスト・ミュージシャンのパートはアメリカで別録りされており、アニー・ハズラムのボーカルはニュージャージー州のシナジー・スタジオ、イアン・マクドナルドのフルートはニューヨーク州のパイ・スタジオで録音された[4]。 本作は日本で先行発売され、日本盤CDにはエイジアの曲「ヒート・オブ・ザ・モーメント」の再録音ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加された[5]。 ブレット・アダムスはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「ウェットンの豊かな声とダウンズのキーボードが、中核となるメロディとフックを提供しており、『アイコン』のサウンドがエイジアとよく似ていることには、誰も驚かないだろう」「『アイコン』収録曲の大部分は、エイジアの有名曲に見られた爆発的なエナジーはないミッド・テンポの曲だが、その事実がまた本作のアイデンティティとなっている」と評している[6]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「その音はまさに全盛期のエイジア・サウンドだが、何より無骨で哀愁感ただようジョンのヴォーカルの存在感は圧倒的」と評されている[1]。 特記なき楽曲はジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズの共作。
背景
評価
収録曲
オーヴァーチュア:パラドックス?レット・ミー・ゴー - "Overture: Paradox - Let Me Go" (John Wetton, Geoffrey Downes, Richard Palmer-James) - 6:28
ゴッド・ウォークス・ウィズ・アス - "God Walks with Us" - 4:40
アイ・スタンド・アローン - "I Stand Alone" - 6:08
ミート・ミー・アット・ミッドナイト - "Meet Me at Midnight" - 2:34
ヘイ・ジョセフィーヌ - "Hey Josephine" - 4:52
ファー・アウェイ - "Far Away" (J. Wetton, G. Downes, Dylan Wetton) - 4:04
プリーズ・チェンジ・ユア・マインド - "Please Change Your Mind" - 4:45
スリープ・エンジェル - "Sleep Angel" - 4:12
スプレッド・ユア・ウィングス - "Spread Your Wings" - 3:46
イン・ジ・エンド - "In the End" (J. Wetton, G. Downes, R. Palmer-James) - 4:46
日本盤ボーナス・トラック
ヒート・オブ・ザ・モーメント(2005ヴァージョン) - "Heat of the Moment (2005)" - 4:43
参加ミュージシャン
ジョン・ウェットン - ボーカル、ベース
ジェフリー・ダウンズ - キーボード
Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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