交響詩『アイオリスの人々』FWV.43 (フランス語:Les Eolides)は、セザール・フランクが作曲した最初の交響詩である。
1875年の夏頃からスケッチを開始し、9月28日に作曲に着手、1876年の6月7日に完成されたフランク最初の交響詩である。詩人ルコント・ド・リールの『古代詩集』に含まれる「アイオリスの人々」からヒントを得て作曲したもの。 初演は1877年の5月13日(7日とも)に、国民音楽協会の演奏会で、エドゥアール・コロンヌの指揮によって行われ、好評を博したと伝えられる。 アレグロ・ヴィーヴォ。全5部から構成される。弦による序奏を経て主題提示部に入り、第2主題は序奏の動機に基づいており、展開部は第1主題が発展する形でクライマックスとなる。そして再現部を経たのち、コーダで静かに閉じられる。 約11分。
概要
楽器編成
木管
フルート 2
オーボエ 2
クラリネット2
ファゴット 2
金管
ホルン 4
トランペット 2
打楽器
ティンパニ1対
懸垂シンバル
ハープ
弦五部
第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス
構成
演奏時間
更新日時:2015年5月2日(土)07:36
取得日時:2018/02/04 08:53