われら女性
Siamo Donne
監督アルフレード・グアリーニ
ジャンニ・フランチョリーニ
『われら女性』(われらじょせい、イタリア語: Siamo Donne)は、1953年(昭和28年)製作・公開、イタリアのオムニバス映画である[1][2]。 アルフレード・グアリーニが企画し、チェーザレ・ザヴァッティーニが全挿話の原作・脚本を執筆し、それぞれの挿話の脚本をルイジ・キアリーニ
略歴・概要
日本では、1954年(昭和29年)にイタリフィルムが輸入し、同年7月24日、松竹洋画部とともに共同配給して公開された[2]。日本でのビデオグラムは、2004年(平成16年)9月18日、紀伊國屋書店がDVDを発売している[3]。1964年9月17日にはフジテレビの『テレビ名画座』でテレビ放送が行われた。 全挿話の原作・脚本チェーザレ・ザヴァッティーニ。 すべて本人役での出演である[1]。クレジット順に列挙する。
構成
第一話 - 4 attrici, 1 speranza : 監督・共同脚本アルフレード・グアリーニ、撮影ドメニコ・スカラ
第二話 - Alida Valli : 監督ジャンニ・フランチョリーニ、共同脚本ルイジ・キアリーニ、撮影エンツォ・セラフィン、主演アリダ・ヴァリ
第三話 - Ingrid Bergman : 監督・共同脚本ロベルト・ロッセリーニ、共同脚本ルイジ・キアリーニ、撮影オテッロ・マルテッリ、主演イングリッド・バーグマン
第四話 - Isa Miranda : 監督・共同脚本ルイジ・ザンパ、共同脚本ジョルジョ・プロスペリ / ルイジ・キアリーニ、撮影ドメニコ・スカラ、主演イザ・ミランダ
第五話 - Anna Magnani : 監督ルキノ・ヴィスコンティ、共同脚本スーゾ・チェッキ・ダミーコ、撮影ガボール・ポガニー、主演アンナ・マニャーニ
スタッフ
プロデューサー : アルフレード・グアリーニ(Alfredo Guarini)
監督 : アルフレード・グアリーニ、ジャンニ・フランチョリーニ(Gianni Franciolini)、ロベルト・ロッセリーニ、ルイジ・ザンパ、ルキノ・ヴィスコンティ
脚本・原作 : チェーザレ・ザヴァッティーニ
共同脚本 : アルフレード・グアリーニ(1)、ルイジ・キアリーニ(2-4, Luigi Chiarini)、ジョルジョ・プロスペリ(4, Giorgio Prosperi)、スーゾ・チェッキ・ダミーコ(5)
撮影 : ドメニコ・スカラ(1&4, Domenico Scala[4])、エンツォ・セラフィン(2, Enzo Serafin)、オテロ・マルテリ(3, Otello Martelli)、ガボール・ポガニー(5, Gabor Pogany[5])
編集 : マリオ・セランドレイ(1&5, Mario Serandrei)、アドリアーナ・ノヴェッリ(2, Adriana Novelli[6])、イオランダ・ベンヴェヌーティ(3, Jolanda Benvenuti[7])、エラルド・ダ・ローマ(4, Eraldo Da Roma[8])
音楽 : アレッサンドロ・チコニーニ(Alessandro Cicognini)
助監督 : ニコロ・フェラーリ(1&3, Nicolo Ferrari)、(2, Marcello Caracciolo Di Laurino)、ナンニ・ロイ(4)、フランチェスコ・マゼッリ(5, Francesco Maselli)
キャスト
イングリッド・バーグマン - 第三話(吹替:初井言栄)
アンナ・マニャーニ - 第五話
イザ・ミランダ - 第四話(吹替:中曽根公子
アリダ・ヴァリ - 第二話(吹替:山岡久乃)
アンナ・アメンドラ(Anna Amendola[9]) - 第一話
エンマ・ダニエーリ(Emma Danieli[10]) - 第一話
クリスティナ・ドリア(Cristina Doria[11]) - 第一話
クリスティナ・ファントン(クリスティナ・ファントーニ、Cristina Fantoni) - 第一話
マドレーヌ・フィッシャー(Madeleine Fischer[12]) - 第一話
マリア・クリスティナ・グラド(クリスティナ・グラド、Cristina Grado[13]) - 第一話
マリア・グラツィア・ジャコメッリ(Maria Grazia Jacomelli[14]) - 第一話
ドナテッラ・マロス(Donatella Marrosu[15]) - 第一話
ジーナ・メルッチ(Gina Mellucci[16]) - 第一話
マーラ・トディスコ(Mara Todisco[17]) - 第一話
出典^ a b c d Siamo Donne, Internet Movie Database (英語), 2010年8月10日閲覧。