わたらせ渓谷鐵道わ99形客車
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わたらせ渓谷鐵道わ99形客車
DE10に牽引されるわ99形客車
2012年10月神戸駅にて。
基本情報
運用者わたらせ渓谷鐵道
改造所京王重機整備[1][3]
改造年1998年9月[1]
運用開始1998年10月10日[2]
主要諸元
軌間1,067[4] mm
最高運転速度40[5] km/h
車体普通鋼
制動装置CL[6][7]
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わたらせ渓谷鐵道わ99形客車(わたらせけいこくてつどうわ99がたきゃくしゃ)は、わたらせ渓谷鐵道1998年平成10年)に導入した観光用トロッコ客車である[4]東日本旅客鉄道12系客車を譲受した2両[5]と、京王帝都電鉄5000系電車を改造した2両[8]の4両で編成を組み、東日本旅客鉄道から譲受したDE10形ディーゼル機関車に牽引されて運用される[9]
目次

1 概要

2 車体・主要機器

2.1 5010・5080

2.2 5020・5070


3 運用

4 出典

5 参考文献

5.1 書籍

5.2 雑誌記事

5.3 Web資料


概要

わたらせ渓谷鐵道では、1992年(平成4年)から東日本旅客鉄道(JR東日本)のトロッコ車を借り入れて運用していたが、JRからの借り入れが不可能となり、1995年(平成7年)以降は運転を休止していた[4]。開業10周年を期にトロッコ列車を復活させるため、無蓋貨車から改造する検討を進めていた[4]が、保安上の問題から不可能となり、有効長の制約から京王重機整備が保管していた京王5000系電車2両の車体を改造[10]、JR東日本で廃車となった12系客車2両と組み合わせて、DE10形ディーゼル機関車が牽引するトロッコ列車[11]として1998年(平成10年)に就役した[9]。夏季を中心に、わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線大間々駅 - 足尾駅間で運転されている[12]

わ99形客車諸元車両番号5010508050205070
製造所新潟鐵工所 [13]日立製作所 [14]
種車JRスハフ12 150[13]JRスハフ12 151[13]京王デハ5020[1]京王デハ5070[1]
製造年1978年11月[15]1969年2月[14]
種車除籍1997年12月[15]1995年11月[14]
車両定員80人[6]91人[6]94人[6]
自重34.1 t [6]15.0 t[6]
全長21,300 mm [16]18,000 mm[4]
車体長20,800 mm[16]17,500 mm[4]
全幅2,903 mm[5]2,874 mm[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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