わたべ 淳(わたべ じゅん、本名:渡部 淳、6月17日[1] - )は、日本の漫画家。東京都新宿区西落合出身[1]。血液型はAB型[1]。代表作に『レモンエンジェル』などがある。
妻は漫画家の高見まこで、堀田あきお、石坂啓らとともに手塚治虫のアシスタントの同期である[2]。 手塚治虫のアシスタントを務め、1978年『リリカ』落葉の号(サンリオ)にて、手塚の代原として手塚プロの先輩4人と4ページずつ描いた『手塚プロ騒動記 今日の勝負はこれまでじゃ?!』でデビュー[1](わたべじゅん名義[3])。 1980年、『海へ・・・』でヤングジャンプ月例賞佳作受賞、同誌18号に掲載される[1]。 2009年から2015年まで、『オートバイ』(モーターマガジン社)にて、『ホウキとオートバイ』を連載。
経歴
作品リスト
横浜ラブ・コネクション(1981年-1982年、週刊ヤングジャンプ(集英社)連載。ヤングジャンプ・コミックス刊、全3巻)
風をつかまえて(1983年、集英社漫画文庫刊)
スーパーエンジェルズ(1984年、ヤングジャンプ・コミックス刊)
ふぞろいの林檎たち(山田太一:作、1986年、ヤングジャンプ・コミックス刊)
感じてキララ!(1986年、月刊少年チャンピオン(秋田書店)連載。全1巻)
レモンエンジェル(1988年-1990年、ヤングジャンプ・コミックス刊。全10巻)
バージンロケット'88(1988年、少年チャンピオンコミックス刊。全1巻)
風にヨロシク!(1990年-1993年、バーガーコミックス(スコラ(現幻冬舎))刊。全5巻)
感じてキララ(1990年、少年チャンピオンコミックス刊。全1巻)
ヘビィメタ女子高生(1994年、バーガーコミックス刊。全1巻)
手塚治虫(柳川茂:作、手塚プロダクション:著・監修。2000年)
ジョン・レノン(浅野有生子:作、手塚プロダクション:著、斉藤早苗:監修。2001年)
ライジング(2001年-、アクションコミックス(双葉社)刊)
ゼロからはじめる株式投資(石上耕平:作、2005年、宙出版刊)
遺跡の人(2007年、双葉社・漫画大衆掲載)
レモンエンジェルII(2008年、グリーンアロー出版社刊。1巻?)
知識ゼロからの大奥入門(山本博文:作、2011年、幻冬舎刊)
ホウキとオートバイ(2009年-2015年、全四巻。グループ・ゼロ『マンガの金字塔』レーベルからの電子書籍配信)
片町夜曲(山崎浩治
関連作品
ブラック・ジャック創作秘話?手塚治虫の仕事場から?(2009年、秋田書店) - アシスタント時代のわたべや高見が登場。
ブラック・ジャックREAL?感動の医療体験談?(2013年、秋田書店) - 実話を元にしたストーリーに、手塚治虫のアシスタント経験者らが絵を描いた作品集。わたべや高見もそれぞれ1編を担当。
師匠
手塚治虫
脚注^ a b c d e 『漫画家人名事典』p430 日外アソシエーツ
^ 堀田あきお『手塚治虫アシスタントの食卓』(ぶんか社)2019の巻末対談
^ ⇒第24号
外部リンク
わたべ淳 (@blondbombers) - X(旧Twitter)
わたべ淳:公開作品