わが子よ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}愛の劇場 > わが子よ

わが子よ
ジャンルテレビドラマ
脚本鶴島光重
演出今井雄五郎、日高武治、奥村正彦
出演者小林千登勢
高部知子(第1・第2シリーズ)
星谷和美(第3?第5シリーズ)
若林志穂(第6シリーズ)

オープニング#主題歌参照
製作
プロデューサー松本昭三、森清和夫、井上博
制作東京映画(第1?第3シリーズ)
東京映画新社(第4?第6シリーズ)
TBS

放送
放送国・地域 日本
放送期間1981年 - 1986年
放送時間平日 13:00 - 13:30
放送枠愛の劇場
回数詳細は#放送期間参照、総計全210
特記事項:
全6シリーズ放送、詳細は#放送期間参照。
テンプレートを表示

『わが子よ』(わがこよ)は、TBS花王 愛の劇場」枠にて1981年から1986年にかけて放送された日本の昼ドラマのシリーズの1つである。

ごく普通の家族に起きたさまざまな不幸な出来事を乗り越えるため、家族や周囲の人々が支え合う姿を描く。
各シリーズの概要

放送期間は、基本的に小学校 - 高等学校の夏休み期間と重なっており[1]、初回は、1981年と1982年が7月の第1月曜日、1983年と1984年が7月の最終月曜日、1985年が7月の第4月曜日、1986年が7月の第3月曜日となっていた。但し、1981年と1982年は序盤が夏休み期間中から外れていた他、1983年は最後の2話、1984年は終盤が夏休み期間中から外れていた[2]。第3?第6シリーズにおける基本的な放送期間は、以降の夏休み期間中に放送される作品(「ラブの贈りもの」シリーズや「大好き!五つ子」シリーズなど)にも継承される。

母親役は、全シリーズを通して小林千登勢が務めた他、主人公の少女役は、第1・第2シリーズが高部知子、第3?第5シリーズが星谷和美、第6シリーズが若林志穂がそれぞれ務めた。タイトル題字も小林が執筆した[1]

福島県では、第1?第3シリーズは福島テレビ(1983年3月まではTBS系列・フジテレビ系列、1983年4月以降はフジテレビ系列)で、第4?第6シリーズはテレビユー福島で放送され、福島テレビにおける「花王 愛の劇場」作品の全話同時ネットは第3シリーズが最後となった(第3シリーズの次作品である「家族づくり」は、福島テレビでは第21話から遅れネットに変更)[3]
第1シリーズ
テニス部に所属する中学3年生・美樹が骨肉腫と診断され、右腕を切断。その後、第一志望の高校に合格した直後にが肺に転移していた事が発覚。そのことに絶望してわがままを言っていたが、やがて強く生きていく。
第2シリーズ
父親が通勤途中に暴走族バイクにはねられ、帰らぬ人に。長女は定時制高校へ通いながらアルバイトを行い家計を支える事になるが、弟2人は親戚へ預けられることに。弟2人は預けられた先で冷遇されたと同時に親戚のいじめに逢い、さらには唯一の理解者であった祖母も病死してしまう。母親は遺された3人の子供たちとともに生きていく。
第3シリーズ
マラソンが得意な少女・碧に襲う慢性腎不全。腎摘出により週数回、1回数時間に及ぶ人工透析、運動・食事制限を余儀なくされる。娘が病と知り、かつて離婚した父が突然現われ腎移植を申し出る。別れた元夫からの提供に家族は最初反対するが娘を助けたい父の熱い想いを受け止め移植にかけてみることに。しかし父からの移植は拒絶反応が激しく摘出される。落胆する少女にみかねた母が胃潰瘍になりながらも娘のために腎臓提供を決意し移植手術は無事成功。後にロッテリアでアルバイトしながら定時制高校へ通い、一度はあきらめかけたマラソンへの情熱を取り戻す。
第4シリーズ
交通事故により死の淵をさまよったある少女の実話をドラマ化。作家・鶴島三重が書き下ろした原作本が話題になった。水泳が得意な中学生・あずみは、高校合格の喜びを一刻も早く祖母に伝えるため交差点を渡った先にある公衆電話へ一目散に駈けるが、左折するダンプカーにはねられ瀕死の重傷を負う。家族の必死の願いが通じたのか奇跡的に一命をとりとめるが、長期間植物状態となる。意識回復後も運動機能、言語機能など重い後遺症が残るが、家族の支えや心やさしい理学療法士と出会いを通じてリハビリに懸命に取り組むが、またしても悪夢があずみに襲い掛かる。歩道を歩くあずみに1台のオープンカーが停車中のトラックの脇道から突進してあずみを撥ねた。撥ねた者は、見習いの医師だった。だが、奇跡的に意識を取り戻したあずみは、亡き父と同様に油絵に夢中になり、亡き父の友人・野間に褒められる。また、母に内緒で水泳を再び始め活力を取り戻す。
第5シリーズ
骨肉腫と闘ったある少女・みづきとその母親の物語。柔道が得意なみづきは足に激痛を感じる。詳しい検査の結果10万人に1人の難病の骨肉腫だった。主治医は母親に即切断を進めるがわが子を想う母の気持ちが通じひとまず本人には病名を告知せずに温存治療を行う。一旦は病魔に打ち勝ったかにみえたが、やがて再発し、膝上からの切断を余儀なくされる。が、柔道の代わりに生きがいを見つけたみづきは、TVで外国人が義足を着けてマラソンをする姿を見てみづき自身も義足を着けてマラソンを志す。
第6シリーズ
バレーボールが得意な中学生・さつきは不良グループに絡まれている友人を助けるため体を張って守るが、不良グループに投げ飛ばされ運悪く岩に後頭部を強打し倒れ込む。緊急手術の甲斐なく若くして中途失明してしまう。さつきは盲導犬と出会い、盲導犬と信頼関係を築いていく。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:51 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef