るろうに剣心_-明治剣客浪漫譚-
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アニメ化作品については「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)」をご覧ください。

実写映画については「るろうに剣心 (実写映画)」をご覧ください。

舞台化作品については「るろうに剣心 (ミュージカル)」をご覧ください。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
ジャンル少年漫画歴史
剣劇時代劇
漫画:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
作者和月伸宏
出版社集英社

その他の出版社
ビズメディア
Gollancz Manga
ソウル文化社
東立出版社
文化伝信
グレナ
Editorial Vid
JBC出版社
Ivrea
Elex Media Komputindo
Schibsted Forlagene
Egmont Manga & Anime
Comics House
Star Comics
Dub Comics
Mangafan
Compupress

掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
集英社文庫(文庫版)
発表号1994年19号 - 1999年43号
巻数全28巻(新書版)
全22巻(完全版)
全14巻(文庫版)
話数全255話
漫画:るろうに剣心 -キネマ版-
作者和月伸宏
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号2012年6月号 - 2013年7月号
巻数全2巻(上・下巻)
話数全10話
漫画:るろうに剣心 裏幕 -炎を統べる-
作者和月伸宏(漫画)
黒碕薫(小説)
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号2014年8月号 - 2014年10月号
巻数全1巻
話数全2話(前・後編)
漫画:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-
作者和月伸宏
黒碕薫(ストーリー協力)
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2017年10月号 - 連載中
巻数既刊9巻(2023年11月現在)
その他メディアミックス


アニメ

テレビアニメ

維新志士への鎮魂歌 (劇場版)

OVA 追憶編

OVA 星霜編

OVA 新京都編


るろうに剣心(実写映画)

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、和月伸宏による日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1994年から1999年まで連載された。アニメ化・実写映画化などと様々な形でメディアミックスも行われている。略称は「るろ剣」[1][2]。2017年9月からは続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』10月号より連載中[3][注釈 1]
作品解説

週刊少年ジャンプ』(集英社)の1994年19号から1999年43号まで連載された。全255話(話数のカウントは「第○○幕」)。1994年のオーディオブック化を最初にテレビアニメ化や映画・OVAとメディアミックス展開もなされ、2012年には実写映画も公開された。タイトルの「るろうに」とは流れ者や放浪者を意味する本作品の造語[注釈 2]であり、漢字表記は「流浪人(るろうにん)」。登場人物の名前には、作者の出身地である新潟県、特に旧越路町を含めた長岡市に関係のある地名などが多く使われている。

明治時代初期の日本を舞台としており、ストーリー自体はオリジナルのものだが、赤報隊新選組、明治11年(1878年)5月14日に起きた大久保利通暗殺事件(紀尾井坂の変)など、史実や実在人物を絡ませている。連載前は編集者に「『ジャンプ』で歴史物は受けない」、「明治時代は漫画にするには難しすぎる」と言われたが、その前評判を跳ね返して人気を博した。2020年10月時点で電子版を含めた全世界シリーズ累計発行部数は7200万部を突破している[7]

本編終了後に後日談的な話として『弥彦の逆刃刀』(完全版に収録。週刊少年ジャンプ2000年3・4合併号掲載)、番外編『春に桜』(公式ファンブック『剣心華伝』収録。のちに完全版にも収録)の読切がある。なかでも『弥彦の逆刃刀』は発表時に作者が「これで剣心の物語は完結です」と、同作がこの話によって完結を迎えたことを明かしている。本編を完結させた際に担当と「人気絶頂の時期に作者自身の意志で終わらせるのだから、二度と『剣心』を描かない」と約束していたが、後に刊行された完全版のフリートークでは「剣心の物語は終わったけど、クリエイターとして本気で描きたい、いいものが描けると確信できて、なおかつ話が来たときはまた描くかもしれない」と答えている。2012年には実写映画版の公開を記念し、本編の前日談となる特別読切『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』(週刊少年ジャンプ2012年38号)が掲載[8]。また、2016年には京都編の5年後を描く番外編『-るろうに剣心・異聞- 明日郎 前科アリ』(ジャンプSQ.2016年12月号・2017年1月号)が掲載された。後に『北海道編』の連載が決定し、『明日郎 前科アリ』の続きとしてスタートした。このためコミックス1巻では、『明日郎 前科アリ』も収録されている。

作者の別作品『GUN BLAZE WEST』および『エンバーミング』では、本作品と同一世界であることが暗示されている。前者は打ち切られなければ本作品の登場人物である相楽左之助の登場が考えられていたこと、後者は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物が『エンバーミング』の登場人物の遠縁と明かされている。

「ジャンプ暗黒期」と言われた1990年代後半のジャンプを支えたことで知られる[9]。「ジャンプ黄金期」といわれた1994年の連載開始時は『ドラゴンボール』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』が連載中だったが[10]、開始直後に『幽☆遊☆白書』、翌年に『ドラゴンボール』、さらに翌年『SLAM DUNK』が立て続けに終了し、本作品が強引に看板作品となった。この件について、作者は近年の取材において「ふがいないというか悔しい思いがあった」とし、「少年漫画の王道ではないんです。本来だったら、いわゆる「看板」を背負うような作品ではないのは確か」としつつ、「せめてこのままジャンプが沈んでいかないよう「次につなげたい」という気持ちで作品を描いていました。だからこそ、『ONE PIECE[11]の登場でジャンプが復活したのはうれしかった」と回顧している。その一方で、当時の編集部から「あの時期『るろ剣』がなければ、ジャンプはもっと復活が遅くなっていた」と言われ嬉しかったとも発言している[12][13]
日本国外での展開「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)#日本国外での展開」も参照


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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