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出典検索?: "るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年10月)
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん のとうじょうじんぶつのいちらん)は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』及びそれを原作としたアニメ、ゲーム作品に登場する架空の人物の一覧である。
なお、緋村剣心、相楽左之助、四乃森蒼紫、鵜堂刃衛、志々雄真実およびその一派、雪代縁は各キャラクターの個別記事を参照。
説明
担当声優はテレビアニメ第1作(1996年)・OVA版 / テレビアニメ第2作(2023年)の順に記載。1人のみ記載の場合は特筆ない限りはテレビアニメ第1作・OVA版でのキャスト。
ゲーム版やCDブック版などのキャストは別途記載する。ただし、ゲーム版も基本的にはテレビアニメ第1作に準拠している。
作中で出てくる年齢は1878年(明治11年)時点での数え年である。ただし緋村剣心のみ諸事情で満年齢で数えられている。詳しくは本人の項を参照。
主要人物の誕生日などのプロフィールは1999年発売の公式ファンブック『剣心華伝』にて設定されていたが、テレビアニメ第2作が2023年に放送されるのに合わせて誕生日の設定が変更されている。本記事では新規に設定された誕生日を記載し、旧設定のものは注釈にて記載する。
主要人物については漫画版・アニメ版の主要人物に加え、映画版・キネマ版の登場人物もこちらに含める。
主要人物のうち、敵対者については主な敵対者に含める。
担当俳優は、映…実写映画、宝…宝塚版ミュージカル、松…松竹版ミュージカル、京…京都編ミュージカル。宝塚版については、本公演 / 新人公演の順。
主要人物
緋村剣心(ひむら けんしん)
声 - 涼風真世(幼少時 - 鈴木真仁) / 斉藤壮馬 / 緒方恵美(CDブック版)演 映 - 佐藤健(幼少時 - 福崎那由他) / 宝 - 早霧せいな / 永久輝せあ / 松 - 早霧せいな / 京 - 小池徹平本作品の主人公。穏やかな風貌の優男だが、幕末期は「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客。初登場時28歳。詳細は「緋村剣心」を参照
神谷薫(かみや かおる)
声 - 藤谷美紀 / 高橋李依 / 桜井智(CDブック版)演 映 - 武井咲、宝 - 咲妃みゆ / 彩みちる、松 - 上白石萌歌、京 - 井頭愛海身長155cm、体重41kg。1862年(文久2年)10月10日生まれ[注 1]。千葉県出身。血液型O、蟹座。初登場時17歳(満15歳)。本作品のヒロイン。一人称は「私」。神谷活心流道場師範代(物語終盤で師範となる)で、その美しい容姿と剣の腕から東京では「剣術小町」と呼ばれる。活発で正義感の強い性格だが、それゆえに激昂しやすい面もある。命をかけた修羅場を経験し、剣術の腕前も確かである[注 2]が、繕い物を除く家事は苦手。特に料理は本人としては得意なつもりなのだが、周りからの評判はすこぶる悪い[注 3]。また、酒癖が非常に悪く、酔うと剣心らも手が付けられないほど凶暴になる。家族は父・越路郎、剣術家で水墨画家の祖父がいたことが明言されているが、ともに故人[注 4]であり、母親に関しても原作劇中で一切触れられていない(アニメ第1作では故人という設定[1])。食費などの費用の出所は不明だが、祖父の残した水墨画を売って生計を立てたこともある。アニメ第1作の第24話では出稽古で生計を立てていると発言している。神谷道場の土地を奪われそうになった事件で剣心と出会い、以後彼との絆を深める。流浪人に戻る決意をした剣心が、唯一別れを告げた相手。序盤は剣心がいつか流浪人に戻ることを恐れていた。剣心が「闘いの人生を完遂する」と決意した姿を目にして、彼のことをずっと側で支えていたいと思うようになる。最終的には剣心と結婚し、息子(剣路)を儲けている。『明日郎 前科アリ(異聞)』では神谷道場にやって来た明日郎と阿爛を剣路と共に迎え入れている。なお、料理の腕はおにぎりを美味く作れるほどには上達している。アニメ第1作では戦闘シーンが多く、警官を殴り倒すなど気の強さが大きく現れているが、伍兵衛に負けて無理矢理土地屋敷の権利書に拇印を押させられた時は自分の無力さに涙を流した。弥彦がヤクザに利用されていたことを知ると竹刀を手に乗り込んでヤクザたちと闘ったり、我介とやりあったりしている。また原作では観柳邸に乗り込まなかったがアニメ第1作では一緒に付いて来て観柳の私兵団と闘い勝利した。その他コメディリリーフの役割を担うことが多く、自分と似た性格の弥彦を弟みたいに思ったり、自分の美貌を自画自賛したりと原作における性格がより強調されている。風水編では入邪の法を受けて死の危機に瀕するも、剣心や陣風の尽力により一命を取り留める。OVA『星霜編』では、剣心の抱える痛みを共有したいという前向きな気持ちから、不治の病に侵された剣心と接触し剣心の病が感染して剣心と同じ症状が表れる。人物像のモチーフは、坂本龍馬の恋人千葉佐那[2]。
完全版第4巻の再筆:剣術小町っぽさを強調したデザイン。髪が直毛に近くなり、外見のイメージが変わる。家伝の短刀を帯に隠して身につけている。
キネマ版:神谷道場の土地が借地となっており、その権利を買い取った観柳により、賭博興行に立たされていた。原作と違い、料理が不得意という自覚がある。髪型が原作と若干異なっている。
実写映画版:基本的に原作に準じている設定がされている。自ら戦うシーンは少ないが、第2作目『京都大火編』では薙刀を使用して戦う姿も描かれた。
銀幕草紙変:料理が苦手な理由が以前は住み込みの門下生が作っており、門下生たちが出ていくまで料理をしたことがなかったためとされている。
神谷活心流
薫の父・神谷越路郎が創始した活人剣。相手を殺すのではなく制することを極意とし、殺傷力のある真剣ではなく木刀や竹刀を用いて戦う。また、刀身を一切利用せず柄で打撃を与える技もあり、奥義も柄を利用したものとなっている。原作第一幕では比留間五兵衛に、『人を活かす剣』という理念を「寝言」と嘲られたが、後に剣心は自身の解釈として弥彦に「敗れれば、自身のみならず、守ろうとした人の命運も尽きる。『活人剣』を振るう者は、いかなる敗北も許されないということを肝に命じておくように」と諭した[3]。アニメ第1作では柔術もこなす流派になっていた。ここでは薫が使用する主な技をあげる。なお、弥彦の項で触れている神谷活心流の奥義「刃止め」「刃渡り」も技術的には習得しているが、実戦では使ったことは無い(一度も成功しないため)。原作では偽抜刀斎事件のために門下生がいなくなったが、キネマ版では維新や廃刀令、文明開化で門下生がいなくなったという設定になっている[4]。
柄の下段・膝挫(つかのげだん・ひざひしぎ)
柄を利用した膝関節破壊技(刀身が無くても使用可能)。下段の突進から相手の膝に柄による打撃を打ち込み、敵の膝を砕く打撃技。その威力は、打撃を打ち込む木刀の柄自体も粉々に砕け折れるほど。京都編にて、十本刀「大鎌の鎌足」に対して使用し戦闘不能に追い込んだ。『剣心華伝』では、表記が膝「坐」。
神谷活心流柔術(アニメオリジナル)
以下はアニメ第1作66話に登場した神谷活心流柔術。
木の葉返し(このはがえし)