らき☆すた
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らき☆すた
ジャンル
4コマ漫画空気系[1]
漫画
作者美水かがみ
出版社 角川書店KADOKAWA角川書店BC
→KADOKAWA

その他の出版社
台湾角川
広州天聞角川動漫
大元 C.I.
バンダイエンタテインメント
サイアム・インター・コミックス

掲載誌『コンプティーク
月刊コンプエース
『MITAINA!』他
(「掲載誌」参照)
レーベル角川コミックス・エース
発表期間2004年1月号 - 連載中
巻数既刊10巻(2013年11月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『らき☆すた』は、美水かがみによる4コマ漫画、およびそれを原作としたゲームアニメ小説メディアミックス作品群。

KADOKAWAの月刊ゲーム雑誌コンプティーク』2004年1月号より連載のほか数誌で掲載されており、情報誌『MITAINA!』vol.3(2022年11月発売)より連載再開[2](「掲載誌」参照)。2012年5月時点でシリーズ累計発行部数は550万部を突破している[3]

アニメ版は「らき☆すた (アニメ)」、小説版は「らき☆すた (小説)」でそれぞれ詳述する。
概要

小柄でアニメやゲームが大好きな、オタクな女子高生(7巻より大学生)泉こなたと、その友人でゆったりした性格の柊つかさ、つかさの双子の姉でしっかり者でツッコミ役の柊かがみ、容姿端麗で博識ながら天然ボケな所がある高良みゆきの4人を中心として、その周囲の人々も含めたまったりとした普段の生活を描いている。

タイトルはLucky Star(ラッキー スター)が原義であり、単行本表紙のロゴにもそうデザインされている。作者の美水によれば「女の子が学園生活を送る漫画のタイトル」としてイメージした結果、女優が演じるという意味合いの「スター」と、「幸運」や「気まぐれ」という意味を持つ「ラッキー」をあわせたとしている[4]

そもそもは『コンプティーク』誌でわずか3ページの4コマ漫画連載枠が空いたための掲載だったが、人気を博したためページ数も増え、さらに『月刊少年エース』や『月刊コンプエース』など、掲載誌も増えていった。

2005年8月24日にドラマCDが発売され、さらに2005年12月1日にはニンテンドーDSで『らき☆すた 萌えドリル』が、2007年5月24日には同じくニンテンドーDSで続編の『真・らき☆すた萌えドリル ?旅立ち?』が発売された。2007年4月から9月にかけてテレビアニメ版が放送され、それに連動する形で2007年1月からラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』も放送が開始した。2008年1月24日には『真・らき☆すた』の予約特典であった恋愛アドベンチャー「らき☆すら -Lucky☆Star RAvish Romance-」が、PlayStation 2アドベンチャーゲームらき☆すた ?陵桜学園 桜藤祭?』というタイトルに変えて発売された。2008年夏にはOVAとアニメ版の声優によるドラマCDが発売、2009年12月にはPlayStation Portableで『らき☆すた ネットアイドル・マイスター』が発売された。『月刊コンプエース』2011年4月号および『コンプティーク』2011年4月号にて作品初のミュージカル化作品『らき☆すた≒おん☆すて』の企画が発表され[5]、2012年9月20日から30日まで東京ドームシティアトラクションズ内にあるシアターGロッソで上演された。

また、サイドストーリーとして登場人物の1人で情報ページ『らっきー☆ちゃんねる』のキャプテン・小神あきらを主人公にした『あきらの王国』が『コンプエース』(Vol.014(2007年6月号増刊)?)で、『萌えドリル』シリーズのオリジナルキャラクター、宮河ひなた・ひかげ姉妹を主人公にした『宮河家の空腹』が『コンプH's』(Vol.7?Vol.9、休刊)、『コンプエース』(2009年6月号?2013年3月号)を経て『コンプティーク』(2013年3月号?)でそれぞれ連載されており、『宮河家の空腹』は2013年4月よりWebアニメとして配信された。

主な登場人物4名は漫画連載開始時は高校1年生であり、当初は実際の年度が進むに従ってリアルタイムに進級していた[注釈 1]。テレビアニメ化などに伴い、編集部の方針によって、高校3年生の2学期以降は時間の流れが実質的に停止し[6]、アニメでの展開が一段落した2008年に入ってから、また時間が進むようになった。その後、第6巻のepisode 169-171で高校を卒業し、第7巻で進学・進級している。なお、アニメは高校2年生から始まり、後に3年生に進級している。

また、漫画では『みつどもえ』や『ストライクウィッチーズ』など、ゲームでは『Fate/stay night』や『魔法少女リリカルなのは』などと他作品とコラボレーションしたこともあるほか、ねんどろいどをはじめ『ストリートファイターIV』や『マクロスF』など他作品とのコラボ商品も販売されている。
主な登場人物「らき☆すたの登場人物」を参照
主な舞台

アニメ版の舞台は埼玉県春日部市をモデルにしている。
陵桜学園高等学校(りょうおうがくえんこうとうがっこう)/陵桜学園高等部(りょうおうがくえんこうとうぶ)[注釈 2]
こなた達が通う学校。埼玉県内にあるという設定。こなた達の学年で13クラスもあるマンモス校。女子の制服はセーラー服で、スカートと襟の色が冬服は赤で夏服は青。プールはあるが、体育の授業になぜか水泳は入っていない。アニメ版では作者の出身校(春日部共栄高等学校)がモデルとなっている(エンディングクレジットの「スペシャルサンクス」で表記)。
鷹宮神社(たかのみやじんじゃ)[注釈 3]
柊姉妹の父が宮司を務める神社で、柊家はこの境内に居住する。家の電話機は古い黒電話電電公社600形電話機)である。アニメ版でのモデルは埼玉県久喜市(旧北葛飾郡鷲宮町)にある鷲宮神社。こちらの最寄り駅は東武鉄道伊勢崎線鷲宮駅下車5分程度。『埼玉新聞』での掲載4コマなどでは鷲宮神社がそのまま登場しているが、あくまでもモデルとしてである。
糟日部駅(かすかべえき)[注釈 4]
アニメ版にのみ登場、鉄道会社は糖武鉄道(とうぶてつどう)と表記されている。モデルは東武鉄道伊勢崎線・野田線春日部駅[注釈 5]
泉家の近所
埼玉県幸手市と思われる。『陵桜学園入学案内書』の「らき☆すた関連マップ」でも東武鉄道日光線幸手駅が「泉家の最寄り駅」として記載されており、アニメ版では幸手市内や権現堂堤がモチーフとして用いられている[注釈 6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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