よんチャンTV
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よんチャンTV
「よんチャンTV」の生放送で使用
(2021年度のみ「土曜のよんチャンTV」と共用)している
「ライブセンター」が所在する
毎日放送(MBSテレビ)本社(大阪市北区茶屋町)
ジャンル報道番組 / 情報番組
オープニング大石昌良「嗚呼、素晴らしき日常」
エンディング大石昌良「ただいま」
製作
プロデューサー向功(平日版)[1]
制作毎日放送

放送
放送チャンネルMBS
放送国・地域 日本

よんチャンTV
(平日版)
出演者河田直也(メインパーソナリティ)
前田春香
(月・金曜:進行、火・木曜:フィールドキャスター)
玉巻映美
(火曜:進行)
清水麻椰
(水・木曜:進行)
山中真
(月 - 水曜:ニュースプレゼンター)
大吉洋平
(火曜:中継リポーター、水曜:フィールドキャスター、木・金曜:ニュースプレゼンター)
福島暢啓
(月曜:中継リポーター)
海渡未来
(月曜:フィールドキャスター)
山崎香佳
(木曜:中継リポーター)
川地洋平
(金曜:中継リポーター)
前田智宏
(月 - 水曜:気象キャスター)
広瀬駿
(木・金曜:気象キャスター)
出演者欄にも詳述)
映像形式リアルタイム字幕放送[2]
放送期間2021年3月29日 -
放送時間月 - 金曜日15:40 - 19:00
放送分200分
『よんチャンTV』(平日版)公式サイト

土曜のよんチャンTV
(土曜版)
出演者福島暢啓
清水麻椰
放送期間2021年4月10日 - 2022年3月26日
放送時間土曜日13:54 - 17:00
放送分186分
特記事項:
【平日版】途中、17:50 - 18:15に『Nスタ』(TBSテレビ制作)を内包。
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『よんチャンTV』(よんチャンテレビ、以下「平日版」)は、毎日放送(MBS)が2021年3月29日から毎週月曜日 - 金曜日の15:40 - 19:00(JST)に関西ローカルで放送中の報道情報バラエティ番組[3][4][5][6][7]。大半の時間帯に、MBS本社M館2階の「ライブセンター」(情報フロア)から生放送を実施している。

番組タイトルのよんチャンは、MBSテレビのリモコンキーIDである4と、毎日放送のステーションキャラクター[注 1]に起用されている「らいよんチャン」に由来。「らいよんチャン」は、当番組の開始決定を機に、当番組のマスコットキャラクターも兼ねている。

本項では、2021年4月10日から2022年3月26日まで土曜日の13:54 - 17:00(JST)にレギュラーで放送されていた関西ローカル番組『土曜のよんチャンTV』(どようのよんチャンテレビ、以下「土曜版」)[8]および、平日版・土曜版から派生した特別番組についても述べる。
放送開始までの経緯

毎日放送では、1999年10月11日から平日の午後に『ちちんぷいぷい』(生放送の情報番組)、2000年10月2日(いずれも月曜日)から平日の夕方に『VOICE』(関西ローカル向けの報道番組)を編成。『ちちんぷいぷい』については、関西地区で2003年度の上半期から15年半連続で放送時間帯の平均視聴率でトップに立っていたほか、一時はJNNTBS系列)加盟局の一部でも同時ネットを実施していた[9]

『ちちんぷいぷい』では、毎日放送報道局社会部デスク→制作局エグゼクティブ(いずれも当時)の石田英司が、「ニュースのおっちゃん」と称して番組開始当初から2017年9月29日(金曜日)放送分までニュース解説を担当。第2代メインパーソナリティ(総合司会)の西靖(毎日放送アナウンサー)が2014年4月から『VOICE』のメインキャスターを兼務した(後にニュースキャスターとしての活動へ事実上専念した)りするなど、放送を重ねるにつれて(『ちちんぷいぷい』担当の)制作局と(『VOICE』担当の)報道局(組織名はいずれも当時)の間で連携が進んでいた。テレビ放送事業(MBSテレビ)の開始から60周年を迎えた2018年度には、このような連携を強化すべく、本社M館2階のギャラクシースタジオを「ライブセンター」(生放送・生中継対応型のスタジオ)に改装[10][11]2019年1月28日(月曜日)放送分の『ちちんぷいぷい』から、「ライブセンター」の運用を開始した。

MBSテレビの2019年4月改編では、「ライブセンター」の機能を最大限に生かすべく、「平日14時 - 19時(の時間帯)をトータルに捉える」という方向で当該時間帯の自社制作番組を大幅に変更[11]。『ちちんぷいぷい』の放送時間を3時間55分から1時間54分に短縮したほか、『VOICE』を終了させたうえで、全国ニュース(TBSテレビ制作『Nスタ』平日版のJNN全国ニュースパート)・関西ローカルニュース(「Newsミント!」)を内包した関西ローカル向けの総合情報番組『ミント!』を『ちちんぷいぷい』の後枠で新たに編成した。

『ミント!』では、「Newsミント!」を除く関西ローカルパート(本編)の生放送で「ライブセンター」を使用するなど、『ちちんぷいぷい』との連携を重視。『ちちんぷいぷい』の主な視聴者層より若い世代(いわゆる「子育て世代」など)を意識しつつ[12]、「全国ニュースと関西ローカルニュースを平日夕方の情報番組に内包する」というMBSテレビ史上初の編成を取り入れていた。ところが、『ちちんぷいぷい』はこの改編を境に、関西地区での放送の時間帯における平均視聴率トップの座から陥落。平均視聴率は以降も同地区で5 - 6%台を常時記録していた[13]ものの、ネット局が『ちちんぷいぷい』から『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビの制作で同じ時間帯に放送されている情報番組)へ切り替える事態が相次いだ結果、2020年4月改編から関西ローカル番組としての編成を5年半振りに再開した[9]。また、『ミント!』の視聴率も、『VOICE』時代の後期に続いて『かんさい情報ネットten.』(読売テレビが同じ時間帯で2009年3月30日から関西ローカル向けに放送している報道・情報番組)などの後塵を拝し続けていた。

さらに毎日放送では、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で、収益が急速に悪化。収益構造改善策の一環として、『ミント!』を2021年3月5日・『ちちんぷいぷい』を12日(いずれも金曜日)で終了させたうえで、両番組の制作体制を当番組へ集約させる方針を打ち出した。実際には、「(毎日放送単体での)収益の改善よりも(TBSテレビ)系列の強化につながる[注 2]」との理由で、3月15日(月曜日)から『ちちんぷいぷい』の放送枠を『ゴゴスマ』の同時ネット枠へ転換[14]。「ライブセンター」と別のフロアにある「ニューススタジオ」から放送してきた「Newsミント!」(西が『VOICE』に続いてメインキャスターを担当)については、『ミント!』本編終了の翌週(8日)以降も、かつて『VOICE』を放送していた時間帯[注 3]で、単独番組として26日(金曜日)まで放送を続けていた。

毎日放送が『ミント!』の本編終了後も「Newsミント!」を3週間にわたって放送したのは、当番組で「ライブセンター」を使用することを前提に、当該期間を「当番組のスタートに向けた準備期間」と想定したことによる。実際には、番組間の連動性を確保する目的で「ライブセンター」に並置されていた『ちちんぷいぷい』用と『ミント!』用のスタジオセットを、この期間中に撤去。「ライブセンター」の中央に逆U字型のテーブル(アクリルボード付きで最大5名までの同時使用が可能)と横長の大型モニターを設置したほか、画面から向かって左側(『ちちんぷいぷい』用のセット跡地)を他コーナー用の進行ブース、右側(『ミント!』用のセット跡地)をニュース関連コーナー用の進行ブースに充て直した。『Nスタ』の全国ニュースパートも、この期間には単独番組として編成されている。その一方で、『ミント!』関西ローカルパートの前半に充てられていた時間帯(15:49 - 17:50)では、3月8日から12日まで「ちちんぷいぷい フィナーレウィーク」として自社制作番組の生放送を継続[注 4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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