よんでますよ、アザゼルさん。
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よんでますよ、アザゼルさん。
ジャンル
青年漫画
ダーク・ファンタジー
ギャグブラック・コメディ
バカミス
漫画
作者久保保久
出版社講談社
掲載誌イブニング
レーベルイブニングKC
発表号2007年21号 - 2019年1号
発表期間2007年10月 - 2018年12月11日[1]
巻数全16巻
話数全161話
OVA
原作久保保久
監督水島努
脚本谷村大四郎
キャラクターデザイン谷口淳一郎
音楽高木隆次
アニメーション制作Production I.G
発表期間2010年2月22日 -
話数全4話
アニメ:よんでますよ、アザゼルさん。(第1期)
よんでますよ、アザゼルさん。Z(第2期)
原作久保保久
監督水島努
脚本谷村大四郎
後藤みどり
満仲勧
キャラクターデザイン谷口淳一郎
音楽高木隆次
アニメーション制作Production I.G
製作芥辺探偵事務所(第1期)
芥辺探偵事務所Z(第2期)
放送局放送局参照
放送期間第1期:2011年4月 - 7月
第2期:2013年4月 - 6月
話数第1期:全13話
第2期:全13話
ラジオ:きいてますよ、アザゼルさん。
配信期間2011年2月22日 - 2013年3月19日
配信サイトアニメイトTV
配信日毎週火曜日
配信形式ストリーミング
スタジオTAC
パーソナリティ小野坂昌也(アザゼル篤史 役)
構成作家田原弘毅
ディレクター佐藤太
プロデューサー高橋和也
ラジオ:きいてますよ、アザゼルさん。Z
配信期間2013年3月26日 - 2015年4月14日
配信サイトアニメイトTV
配信日毎週火曜日
配信形式ストリーミング
スタジオTAC
パーソナリティ小野坂昌也(アザゼル篤史 役)
構成作家田原弘毅
ディレクター佐藤太
プロデューサー高橋和也
ラジオ:応援webラジオ きいてますよ、アザゼルさん。G
配信期間2015年4月28日 - 2019年3月26日
配信サイトアニメイトTV
配信日隔週火曜日
配信形式ストリーミング
スタジオTAC
パーソナリティ小野坂昌也(アザゼル篤史 役)
構成作家田原弘毅
ディレクター佐藤太
プロデューサー高橋和也
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『よんでますよ、アザゼルさん。』は、久保保久による日本漫画作品。『イブニング』(講談社)にて、2007年21号から2019年1号まで連載された[2][1]。同誌が休刊となった際には、「イブニングの休刊を知ったアザゼルさんたち」を描いた読み切りが2023年6号に掲載された[3]。2017年3月時点で累計発行部数は300万部を突破している[4]

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}善人とは言い難い人間と、性悪悪魔が繰り広げる騒動を描いたギャグ漫画である。悪魔達のマスコットキャラクターのような可愛くも見える姿とは裏腹に、過激な下ネタギャグ、グロテスクなスプラッター描写、風刺を織り交ぜたブラック・コメディが特徴。[独自研究?]
登場人物

担当声優はアニメのもの。
悪魔

魔界の知的生命体。後述の「グリモア」を使用した人間との契約によって、イケニエと引き換えに使役される。魔界では一般的にイメージされる恐ろしい悪魔の姿なのだが、芥辺探偵事務所に張られた結界やソロモンリングの影響により、人間界では動物にデフォルメされたマスコットキャラクターに近い外見で行動するハメになっている。
アザゼル篤史(アザゼルあつし)
声 - 小野坂昌也本作品の主人公。見かけは犬面でセミロング、メタボ体型の下級悪魔。趣味はセクハラ。関西弁で喋り、お笑いにはこだわりがある。他の登場人物をあだ名で呼ぶことが多く、自身も「あっちゃん」と呼称することもある。武器として三叉の槍「性槍セクスカリバー」を持つが、大切に扱っていない。また、依頼によっては上から犬スーツを着こんで、普通の犬に変装する。翼があるため飛行も可能だが飛ぶ描写は多くない。家族構成は母親と、ペットに魔界ハムスターのラッキー(声‐中上育実)がいる。基本的にいい加減で懲りない性格。学習能力が低く、仕事に関係ないことに集中するなど要領も悪いゆえ、アクタベ・さくまの制裁やグリモアの罰から一番酷い目に遭っている。イケニエには豚足やシャアザクが使われていたが、最近ではただの脂身になるなど扱いがどんどん雑になっている[5]。魔界での姿は山羊のような下半身とコウモリのような翼を持つところは変わらないが、上半身は筋肉質で、逆立った髪型と額の角も長くなり、精悍な姿となる。コミックス第1巻発売前にイブニング本誌に掲載された「ほんとは恐ろしい悪魔辞典」では、「魔界においてはけっこうイケメンでモテてたりするらしい」と紹介されている。また性格も真の姿に戻るとマスコット時に比べて落ち着きが見られ、常識度が上がる(これはベルゼブブも同様である)。ただし後述の本性などからチンピラに見られることもある。時に悪魔らしい冷酷な面も見せる一方で、過度の流血を見て気分を悪くしたり、後述のキヨコから殺人を促されて動揺したり、人(子供)が危険にさらされたりしたとき神に祈ったりと、小心で妙に常識的なところもある。常軌を逸脱した行動や言動を取る相手には、まともなツッコミ役に回ることも。職能:淫奔。性的な本能やフェロモンを操る能力。性器の大小・ホルモンバランスの操作、女性の月経や性的関係の看破などに加え、人間のフェロモンを過剰分泌させて多くの異性を虜にすることができる。応用で一組の男女を恋に落とさせる使い方も可能。究極奥義として、平常時に体内に満たされているエロパワーをすべて放出し、世界中から集めた性欲を萎えさせる負のパワーを相手にぶつけて性的不能にさせる「THE END OF SON(ジ エンド オブ サン)」を持つ。これは威力は大きいがやっている本人にもダメージがある上、隙が大きいためあまり有効な技ではない。契約者はアクタベであったが、さくまに譲渡された。アクタベの前はマリアが、さくまに譲渡された後は一時的にセーヤや日本国政府と契約していた時期がある。
アザゼルの母親
声 - 高木礼子パートで働いているアザゼルの母親。出来の悪い息子に手を焼いており、よく言い合いになる。パーマの髪型にエプロン姿で魔界では骸骨のネックレスをつけている。ガミガミと口うるさい。息子には呆れながらも呑気に見ていたが、イケニエが脂身と知り、しまいにはそれを受け入れる息子を見たときは「あんたなんか産まなければよかった」と号泣した。
キヨコ
声 - 釘宮理恵アザゼルと同族の♀。アザゼル曰く「セフレ」だが、キヨコ自身は満更でもなく、アザゼルは彼女のDVのため別れられずにいる。普段は標準語で喋るが、感情的になると関西弁で話す。アザゼルの母親とも懇意で仲が良い。アクタベとの契約下でのアザゼルの境遇を心配しており、一緒に人間界にやってきた挙句アザゼルを散々に心配して契約解除まで言いだし、アクタベに呆れられて強制送還されたこともある。その後もやる気のないアザゼルを魔王にするために悪魔らしく殺人や都市の破壊などを暴力をもって促し、手段を選ばない策略を巡らせる。人間界に現れた時はアザゼルとほぼ同じデザインの犬面だが、魔界での姿はスタイルも良く、可愛らしい美女の姿をしている。口ばかりのアザゼルの背を押し、落ち込む彼を慰めるなど献身的な部分を見せるが、彼のためならどんな汚い手段も躊躇なく行う。アザゼルに対する恋愛感情は本物だが、他に女がいることには構わないようであり、むしろ「イケニエは生娘とかでないと」と推している。ソロモンリングの影響下であっても、同じ影響下にいたとはいえサラマンダーをひじ打ち一発で倒せるほどの戦闘能力を持つ。
ベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一(ベルゼブブゆういち)
声 - 神谷浩史魔界の貴族。獄立大卒のエリート。見かけはペンギンに似た悪魔。アザゼルから「べーやん」と呼ばれる。ベルゼブブ(蝿の王)の名の通り正体はで、背中に虫の羽がある。飛行能力は非常に高く、肥満の岡田を抱えても難なく飛行可能。食の好みも蝿そのもので、糞尿を好み、能力を最大限高める秘薬と称して山羊の糞を食し、その嗜好は時に己を忘れるほど。本人が「高尚」と言ってはばからないその嗜好をスカトロ呼ばわりされると大いにキレる。その一方で、カレーライスに対して尋常ではないこだわりを持ち、召喚の際のイケニエもさくまの作るカレーで満足し、魔界の屋敷でもカレー状の物を食すシーンがある。魔界での普段の姿は登場悪魔の中では人に近く、その姿を見た多くの女性から「王子」と評されるほど美形。ただし手の部分などは異形で、頭にはハエの両目がついており、魔界で本気になった時は巨大な蝿と化す。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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