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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目に含まれる文字「蓬」は、オペレーティングシステムやブラウザなどの環境により表示が異なります。
ヨモギ
ヨモギ
分類
ヨモギ(蓬[3]・艾[4]・蕭、学名: Artemisia indica var. maximowiczii)は、キク科ヨモギ属の多年草。日当たりのよい原野や道端などに集団を作って生えて、高さは1メートル前後になり、初秋に地味な花をつけて、風媒花のため多量の花粉を飛ばす。春の地表に生えた若芽は食用になり、餅に入れられることから、別名モチグサ(餅草)ともよばれる。灸のもぐさ、漢方薬の原料になるなど利用価値がある。 和名のヨモギの由来ははっきりしないが、よく繁殖し四方に広がることから「四方草」と書いてヨモギと読ませるという説[5][6]、春によく萌える草から「善萌草」に由来とする説[7][6]、よく燃えるので「善燃草」と書いてヨモギと読ませる説[5][8][9]がある。ヨモギの「ギ」は、茎のある立ち草を意味する[7]。 別名は、春に若芽を摘んで餅に入れることからモチグサ(餅草)とよく呼ばれていて[5][3][10]、また葉裏の毛を集めて灸に用いることから、ヤイトグサの別名でも呼ばれている[5][3]。ほかに、地方によりエモギ、サシモグサ(さしも草)、サセモグサ、サセモ、タレハグサ(垂れ葉草)、モグサ[3][4]、ヤキクサ(焼き草)、ヤイグサ(焼い草)、ヨゴミ[3]の方言名がある[11][12]。沖縄県ではフーチーパーとよんで、臭み消しや薬用、香草として使われる[13]。陶穀の『清異録』には「肚裏屏風」の別名がある[14]。 英語では、Japanese mugwortとも呼ばれるが[12]、英語のmugwort 日本在来種であるが[12]、もともとは中央アジアの乾燥地帯が原産と考えられている[15]。日本の本州・四国・九州・小笠原に分布する[7][16]。
名称
分布・生育地