株式会社よみうりランド
YOMIURI LAND. CO. LTD.
よみうりランド本社
種類株式会社
市場情報東証1部 9671
株式会社よみうりランドは、日本のレジャーおよび公営競技の施設運営企業である。本社は東京都稲城市に所在。読売新聞社の完全子会社。 当初は競馬場の施設所有会社として創業し、現在は競馬場(船橋競馬場、川崎競馬場)などの公営競技施設や、遊園地よみうりランドのほかにも、ゴルフ場、読売ジャイアンツ球場・ヴェルディグラウンド(東京ヴェルディ及び日テレ・東京ヴェルディベレーザの練習場)などの管理運営を行っている。かつては船橋オートレース場も所有していた(2016年閉鎖)。 1991年から1998年までヴェルディ川崎(当時川崎市に本拠を置いていた)の運営会社「株式会社読売日本サッカークラブ」に出資していたが、1999年に親会社の読売新聞ともども、資本から撤退している。 2020年11月6日に、読売新聞グループ本社が株式公開買付けを行うことを発表[2]。同年12月22日に株式公開買付けが成立[3]。よみうりランドは2021年3月25日に、株式併合により読売新聞グループ本社の完全子会社となった[4]。 読売新聞グループ本社によるTOB実施前の読売グループ以外の大株主は東京ドーム、三井住友信託銀行、大成建設、京王電鉄、横浜銀行などがあった[5]。 なお、読売新聞グループ本社は、2021年1月に行われた、東京ドームの運営法人の三井不動産によるTOB成立[6]に際して、三井不動産から株式の20%の譲渡を受けており、読売グループにおける遊園地・レジャー事業の連携強化も図るとされている。
概要
沿革
1949年9月24日:株式会社川崎競馬倶楽部として設立。
1950年:川崎競馬場が竣工。
1950年:関東競馬倶楽部に商号変更。
1950年:東京証券取引所市場第1部に株式を上場。船橋競馬場が竣工。
1950年:船橋競馬場内にオートレース場竣工。
1950年:関東レース倶楽部に商号変更。
1961年:読売パブリックコース営業開始。
1962年9月24日:読売フィッシングセンターオープン。
1963年8月5日:読売スキーセンター、谷間の野外音楽堂オープン。
1964年1月1日:読売ランドモノレールが開業。地方鉄道法(現・鉄道事業法)の適用路線であった。
1964年3月19日:遊園地「読売ランド」開園、よみうりランド海水水族館開館。
1964年4月19日:東京よみうりカントリークラブ営業開始。
1964年7月1日:読売観光ホテル開業。
1964年8月28日:読売ランドモノレールを延伸し、環状運転となる。
1964年10月5日:地方学生ホテルオープン。
1966年:よみうりランド農場(現:よみうりサポートアンドサービス)を設立。
1968年:株式会社よみうりランドに商号変更、同時に各事業所名を「よみうり」に変更。