よしもと漫才劇場
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よしもと漫才劇場


劇場の入居するYES-NAMBAビル
情報
旧名称ワッハホール,5upよしもと
開館2014年12月1日
用途漫才コントなど
運営吉本興業
所在地大阪府大阪市中央区難波千日前12-7 YES-NAMBAビル5F
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分52.6秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.664611度 東経135.50306度 / 34.664611; 135.50306座標: 北緯34度39分52.6秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.664611度 東経135.50306度 / 34.664611; 135.50306
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よしもと漫才劇場(よしもとまんざいげきじょう)は、大阪府大阪市中央区難波千日前にある2014年12月1日に開館されたお笑いの劇場。なんばグランド花月の向かい、YES-NAMBAビル[1]の5階にある。通称はマンゲキ[2]
概要

2014年11月24日を以て閉館した5upよしもとを引き継ぐ若手芸人の拠点として2014年12月1日にリニューアルオープンされた、YES-NAMBAビル5階のリニューアルは2回目となる。座席数は最大313(A列からO列の15列×21席 A列のみ19席)。

公演プログラムは漫才を中心に据えたプログラムとなり、主にNSC大阪校39期相当以下の芸歴の芸人が出演する60分ライブ「Kakeru翔LIVE」、よしもと漫才劇場を代表する芸人が出演する90分ライブ「kiwami極LIVE」、よしもとイチオシの若手芸人から中堅・ベテランまで今をときめく旬の芸人が出演し、出演者数を抑え30分程度に短縮した吉本極新喜劇も行われる110分寄席公演「よしもと漫才ライブ」等が行われている。所属芸人は一部のベテランを例外としつつ、概ねNSC27期(2005年デビュー)相当以下を対象としている。

舞台以外では過去に『バツウケテイナー』(サンテレビジョン)や『マヨなか笑人』(読売テレビ)、現在は『ワチャラチャ忍忍』(サンテレビジョン)などの収録が行われている。

土日の寄席公演には笑い飯COWCOWとろサーモンレイザーラモン佐久間一行ギャロップトータルテンボス空気階段オズワルドニューヨークら中堅芸人や東京からのゲストが多数出演。またジャルジャル藤崎マーケットすゑひろがりず銀シャリかまいたちアキナプラス・マイナスなどの5upよしもと卒業組、さらにはミルクボーイ男性ブランコミキ霜降り明星見取り図蛙亭アインシュタインDr.ハインリッヒロングコートダディニッポンの社長マユリカといった漫才劇場の卒業メンバーも登場。

金属バットは劇場には一度も所属していないものの、シゲカズです主催の「マイネタバトル」「さらにさらにマンゲキ」、マイスイートメモリーズ主催の「漫才漫才×コントコント」、ダブルアート主催の「新ネタライブ!!ハイキック寄席」、劇場主催の「三軍の金帯」等のレギュラーメンバーとして頻繁に出演。金属バットは元々オーディション組扱い(UP TO YOU!には2016年1月まで出演していたが以降は辞退)であったが、『M-1グランプリ2018』での活躍と功績・これまでの集客力が認められ、2019年以降は劇場システムの垣根を超え定期的に出演している。そのため事実上の飛び級を果たしており、これまでの劇場システムを見てもこの形は異例となる。

2022年5月24日、よしもと漫才劇場から所属芸人の芸歴改正が発表された。結成16年目以上のグループ、またはデビューして16年目以上のピン芸人は卒業することとなった(卒業した芸人は後述)。
上方漫才協会

よしもと漫才劇場のオープンと共に発足され、中田カウスが会長、中田ボタンが副会長を務める。大阪のお笑い文化の継承と発展のため、舞台に立つ若手漫才師たちのサポートを行う協会。師匠のいない養成所出身のお笑い芸人が増えたため、協会が師匠の役割を果たし、次世代を担う若手漫才師を育成することを目的としており、若手の劇場も開館している。

神保町よしもと漫才劇場(2020年1月29日開館)

森ノ宮よしもと漫才劇場(2020年12月1日開館)

よしもと漫才劇場に出演する若手漫才師は上方漫才協会の指導のもと、なんばグランド花月の舞台に立つことを目標に芸を磨いていき、毎年1月には上方漫才協会大賞が開催されている。
組織

名誉会長:
吉野伊佐男

会長:中田カウス

副会長:中田ボタン

文芸部 部長:大池晶

トータルコーディネイト部 部長:筒井雅裕

事務局長:戸田義人

昇格・降格システム
2017年3月まで

一月に一回の頻度で「kakeru翔LIVE」出演対象芸人(芸歴7年目以下)全組や「UP TO YOU!」での選抜メンバー(芸歴8年目以下)が劇場出番をかけてネタバトル「kakeru翔GP」が行われ、そこでの順位次第で、「UP TO YOU!」の選抜メンバーがよしもと漫才劇場の出番が組み込まれたり、「kakeru翔LIVE」出演芸人がよしもと漫才劇場の出番を剥奪されたりする。

「kakeru翔LIVE」出演対象外芸人(芸歴7年目以上)に関しては、特別なバトルイベントがなく降格もないが、適宜「UP TO YOU!」メンバー(芸歴8年目以上)が加えられる。
2017年4月以降

「kakeru翔GP」が偶数月の隔月で開催となり、「UP TO YOU!」メンバーは含まず、「kakeru翔LIVE」出演対象芸人(芸歴8年目以下)全組でネタバトルが行われる。

ランキング下位のメンバーと、「UP TO YOU!」の各公演1位(1位がすでにサバイバルステージに出演が決まっている場合2位と続く)のメンバーの決勝戦である「UP TO YOU! サバイバルステージ」を勝ち抜いたメンバーは、「Kakeru翔GP」の翌月に開催される「kakeru翔チャレンジバトル」(奇数月隔月)に出演となり、このネタバトルの上位メンバーがよしもと漫才劇場所属となる。

「UP TO YOU!」メンバーとして、「UP TO YOU! サバイバルステージ」を勝ち抜いた芸歴8年目以上の芸人に関しては、「kakeru翔LIVE」出演対象外芸人(芸歴8年目以上)のよしもと漫才劇場所属メンバー全組とのネタバトルイベント「グランドバトル」(偶数月隔月)が行われ、スタッフ・観客投票によるランキングで上位10位以内に入るとよしもと漫才劇場所属となる。なお劇場所属メンバーの降格はなし。
「Kakeru翔GP」結果

「Kakeru翔GP」の客票上位4組が公演内で発表され、審査員票と含めて上位コンビが年始に行われる上方漫才協会大賞新人賞のノミネート候補となる。

ここには過去の客票上位4組を示す。
2015年

1位2位3位4位
6月六角モルモット
電氣ブランkento fukaya発表なし
7月さや香スーパーノヴァミキ
8月スーパーノヴァヒガシ逢ウサカミキ
9月男性ブランコ蛙亭からし蓮根
10月スーパーノヴァ男性ブランコクラスメイトkento fukaya
11月マユリカ蛙亭ミキジョヴァンニ
12月さや香アキレスと亀ヒガシ逢ウサカコウテイ

2016年

1位2位3位4位
2月アキレスと亀ミキkento fukaya蛙亭
3月アキレスと亀スーパーノヴァクラスメイト
ネイビーズアフロ
4月からし蓮根なにわスワンキーズアキレスと亀蛙亭
5月さや香霜降り明星からし蓮根ニッポンの社長
6月マユリカミキネイビーズアフロ
スーパーノヴァ
7月なにわスワンキーズクラスメイトアキレスと亀エフエー
8月たくろうニッポンの社長からし蓮根マユリカ
9月マユリカニッポンの社長ミキ蛙亭
10月ダブルヒガシエンペラー(現:華山)アキレスと亀ニッポンの社長
11月コウテイスーパーノヴァアキレスと亀ネイビーズアフロ
12月ダブルヒガシアキレスと亀スーパーノヴァ蛙亭

2017年

1位2位3位4位


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