ゆるキャン
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この項目では、あfろによる漫画について説明しています。この漫画を原作としたアニメについては「ゆるキャン△ (アニメ)」を、この漫画を原作としたテレビドラマについては「ゆるキャン△ (テレビドラマ)」をご覧ください。

ゆりキャン ?ゆりかのキャンパスライフ?」とは異なります。

ゆるキャン△
ジャンルキャンプ旅行
漫画
作者あfろ
出版社芳文社

その他の出版社


東立出版社

大元 C.I.

エン・プレス

nobi nobi!


掲載誌

まんがタイムきららフォワード

COMIC FUZ

レーベルまんがタイムKRコミックス
発表号まんがタイムきららフォワード
:2015年7月号 - 2019年4月号
COMIC FUZ
:2019年3月29日 -
発表期間2015年5月23日 -
巻数既刊16巻(2024年3月現在)
漫画:へやキャン△
作者あfろ
出版社芳文社
掲載サイト

ニコニコ静画『きららベース』

COMIC FUZ

発表期間ニコニコ静画
:2016年4月9日[1]
COMIC FUZ
:2019年11月21日[注 1] -
その他本編の単行本に収録
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『ゆるキャン△』(ゆるきゃん)(Yurucamp)は、あfろによる日本漫画作品。
概要

山梨県周辺を舞台に[2]キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と[3]、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描く[4][3]。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて2015年7月号[5]から2019年4月号まで連載され、同年3月29日より芳文社の漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍して連載中[6]。2021年5月時点で累計発行部数は600万部を突破している[7]

ドワンゴが運営するWebサイト「ニコニコ静画」内の芳文社公式コーナー「きららベース」にて、本編の幕間の出来事を描いた各話2ページの書き下ろし番外編が『へやキャン△』のタイトルで2016年4月9日[1]より連載されている。

メディアミックスとしては、テレビアニメの第1期が2018年1月から3月まで放送され[8]、その後2020年1月から3月までショートアニメ『へやキャン△』が放送され、第2期が2021年1月から4月まで放送された[9]。2022年7月1日には劇場アニメが公開されている[10]。また、テレビドラマも制作され、2020年1月から3月までテレビ東京木ドラ25」枠で放送され[11]、2021年4月から6月まで第2期が放送された[12]

作者のあfろはデビュー直後は人気が出ず、数作手掛けるもどれも長続きしなかったが、『魔法少女まどか☆マギカ』のスピンオフ作品『魔法少女ほむら☆たむら ?平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。?』を手掛けたことにより良い反応が得られたため、芳文社編集担当の黒田悠生が次回作を依頼したところ誕生したのが『ゆるキャン△』だったという[13]
作風

漫画の流れとしては、女子高校生たちが個人またはグループでのキャンプを計画するところからエピソードが始まり、道具や食材を準備して目的地まで旅した後、見晴らしのよい現地からの展望を満喫しながら、用意していた食材を現地で野外調理する、あるいは食堂でご当地グルメに舌鼓を打つ、温泉を満喫するなどを経て、テントで1泊して翌朝を迎える、という展開の繰り返しで進行する。本作品では一人での気ままなキャンプと大人数での賑やかなキャンプの魅力が対等のものとして描かれており[14][15]、主要登場人物同士はいつでも行動を共にしているわけではなく一人旅のエピソードも多いが[16]、旅行先からSNSで互いの近況を報告し合う形でストーリーに関わっていく。

作者のあfろは、元々ツーリングを趣味としていたことが本作品の着想に繋がったといい[17]、作者自身のアウトドア経験が作品に盛り込まれている[18]。執筆に当たっては実在のキャンプ場や観光地の下見、本番の取材、後から気になった箇所の再取材と、1箇所につき2回から3回の取材を行っているといい[17][注 2]、漫画には取材先の風景がそのまま描かれている[15]。見開きのページで精緻に描かれるキャンプ場からの展望や[4][3][15]、それを眺める登場人物の表情などが[3]、臨場感や[3]、舞台となる実在の観光名所に対する興味[4][3]を煽る見せ場となっている[4][3]。アウトドア趣味に向き合う少女たちのまっすぐな魅力や[3]、日常の合間に披露される、火起こしのノウハウや寝具の種類といったアウトドア知識の描写[4][3][16]、おいしそうに描かれる食べ物[15]、実在するキャンプ道具の描写[16][15]、旅先で出会うさまざまなにまつわる話題なども[3][15]、作品の持ち味になっている[4][3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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