ゆり3号b
所属宇宙開発事業団
主製造業者日本電気
国際標識番号1991-061A
ゆり3号b (BS-3b) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止放送衛星である。開発・製造は日本電気が担当した。 1991年(平成3年)8月25日にH-Iロケット8号機で種子島宇宙センターから打ち上げられ、静止位置東経110度の静止軌道に投入された。 ゆり2号 (BS-2) を引き継ぎ、沖縄・小笠原などの離島を含む日本全土への一般家庭向け直接衛星放送 (DBS) サービスをおこなうことを目的とした。兄弟機ゆり3号aの太陽電池の一部に不具合が見つかったため、それを補完する役割があった。 1997年に新放送衛星のBSAT-1aが打ち上げられ、ゆりシリーズは3号bで最後となった。ゆりでは地球・月と重なる「食」現象により深夜を中心に放送休止が生じたが、新衛星BSATでは解消された。
打ち上げ
目的
ゆりシリーズ最後の放送衛星
関連項目
ゆり (人工衛星)
外部リンク
宇宙航空研究開発機構資料編
⇒旧宇宙開発事業団
JAXA 宇宙情報センター スペース百科
⇒NSSDC Master Catalog Display
歴
日本の宇宙探査機・人工衛星
研究機関
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
旧 ISAS
NAL
NASDA
宇宙システム開発利用推進機構(JSS)
情報通信研究機構(NICT)
運用終了 気象衛星
ひまわり
1号
2号
3号
4号
5号
6号
7号
天文衛星
ひのとり
てんま
ぎんが
あすか
はるか
ようこう
はくちょう
あかり
すざく
ひとみ
開発中止 ASTRO-G
計画中止 SPICA
地球観測衛星
たいよう
きょっこう
じきけん
でんぱ
おおぞら
うめ
うめ2号
もも1号
もも1号b
ふよう1号
みどり
みどりII
だいち