ゆめタウン高松
youme Town Takamatsu
ゆめタウン高松(2020年12月26日)
地図
ゆめタウン高松(ゆめタウンたかまつ)は、香川県高松市に所在する株式会社イズミが運営するショッピングセンター「ゆめタウン」の一つである。 旧東洋テックス工場跡のうち、現・百十四銀行新事務センターを除く大部分の土地を開発して造成された[1]。 1998年(平成10年)9月21日にプレオープンした。当日は平日にもかかわらずこの日だけで約7万人が来店した[2]。グランドオープンは同年10月3日で[1]、この日は午前9時の開店にあわせて約5,000人が列を作り、売上高は2億2000万円、来客は15万人を記録、一部高級ブランドの輸入品店などでは開店と同時に客が殺到し、入場制限が行われるなど店内は終日混雑した[3]。 開業時は当時四国最大の商業施設であった徳島市のアミコ(店舗面積:27,899m2)を抜いて延べ床面積、店舗面積ともに四国最大となり、商圏としても当初から県内全域に加え徳島県および愛媛県の各一部が設定されていた[3]。2008年、愛媛県松前町に中四国最大級のショッピングモールであるエミフルMASAKI[注釈 1]が誕生したことにより、延床面積、店舗面積は四国2位に転落した。 ※2000年以降は大店立地法による届出面積であるが、その変更日は実際の営業開始日とは合致しない。 ゆめタウン高松は、東四国(徳島・香川両県)では最大の売上と店舗面積[9]を有する代表的な商業施設であり、香川県内はもとより隣接する徳島県の西部からも客を集めている。 高松市では2007年(平成19年)4月に競合施設としてイオン高松ショッピングセンター(現・イオンモール高松)が開店した。さらには高松市に隣接する綾歌郡綾川町には2008年(平成20年)7月23日(実質的には7月18日)にイオン綾川ショッピングセンターが(現・イオンモール綾川)開店したのに加え、徳島県板野郡藍住町では2011年(平成23年)11月24日にゆめタウン徳島が開店[注釈 2]し、今後、東四国におけるSC間の競合は激化するものと予想される。このほか、フジ・リテイリングの「フジグラン丸亀」「フジグラン十川」や「フジグラン北島」、株式会社天満屋ストアの「天満屋ハピータウン太田店」[注釈 3]等が出店しており、これらのことを見越してか、ゆめタウン高松では開業以来これまで店舗面積の増床がしきりに行われてきた。 同市内には大型ショッピングセンターとして、イオンモール高松、イオン高松東店(旧:高松サティ)、中堅スーパーのマルナカの複合ショッピングセンターとなるパワーシティに加え、小規模スーパーマーケットが連立する状況にある。しかし最大の競合店であるイオンモール高松が開業したものの、ゆめタウン高松は香川県内で最大の来店者数、売上を維持している。 L.L.Beanなど四国初進出の店舗も多く出店している。 出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「 ⇒ショップ検索」を参照。 1階 このほか、ATMコーナーが設置されている。ATMの稼働時間などは公式サイト「 ⇒フロアマップ1F」を参照。 2階
概要
延床面積 - 117,000 m2
店舗面積 - 54,590 m2
年商 - 310億円
所在地
本館:香川県高松市三条町字中所608番地1(敷地の一部は紙町にまたがっている)
南館:香川県高松市上天神町字高田362番地
東館:香川県高松市上天神町字高田326番地
別館:香川県高松市上天神町字畑岡266番地
歴史
年表
1998年(平成10年)
9月21日 - プレオープン。
10月3日 - グランドオープン[1]。
11月 - 南館開業。
2003年(平成15年)9月19日 - 東館増築[4]。
2006年(平成18年)
7月14日 - レストラン街増床[5]。
9月1日 - アウトドアゾーン増床[6]。
店舗面積の変遷
1998年(平成10年)10月3日 - 32,727m2
1998年(平成10年)11月 - 44,325m2[7]
2003年(平成15年)9月1日 - 52,962m2[7]
2006年(平成18年)9月21日 - 54,590m2[8]
特徴
東四国有数の商業施設
主なテナント
本館
COMME CA ISM(コムサイズム)
無印良品 ゆめタウン高松店
キデイランド 高松店
X-SELL高松店
レストラン街
ゆめタウン高松内郵便局
百十四銀行 ゆめタウン高松クイックスクエア - いわゆるインストアブランチ[注釈 4]。
イーストボーイ 高松 ゆめタウン
Right-on 高松ゆめタウン店
L.L.Bean 高松店
ムラサキスポーツ ゆめタウン高松店
くまざわ書店 高松店
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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