ゆめが丘駅
駅主要部の外観
(2024年2月27日)
ゆめがおか
Yumegaoka
◄SO35 いずみ中央 (1.1 km) (2.0 km) 湘南台 SO37►
ゆめが丘駅(ゆめがおかえき)は、神奈川県横浜市泉区下飯田町にある、相模鉄道相鉄いずみ野線の駅である。駅番号はSO36。
関東の駅百選認定駅。横浜市の駅では最も西に位置する。 工事着手時点の仮称は所在地の町名から「下飯田駅」であったが、「今後の夢を抱ける街」を願って「ゆめが丘」とされた。その名称に引っ掛けて本線希望ヶ丘駅 - 当駅間の硬券往復乗車券「ゆめきぼ乗車券」が受験生などの縁起担ぎグッズとして発売されている。 なお、近接する横浜市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅は仮称をそのまま正式駅名としている。 島式ホーム1面2線を有する高架駅。交建設計によるデザイン[5]。「水を活かした街づくり」という泉区の構想にあわせ、水のしずく(水滴)をイメージして設計された[6]。ホーム・線路の周りをアーチ状の鉄骨の連なりで囲み、その上を屋根で覆い、側面に風除けの透明板をはめ込んだ形状となっている。ホーム内に屋根の支柱がないため、見通しの良いトンネル状の空間となっている。水色に塗られた鉄骨とアクセントの黄色が爽やかな雰囲気を醸し出していたが、後述のリニューアルに伴いYOKOHAMA NAVYBLUE(紺色)に塗装し直されている[2]。 当駅の起点側260メートルの位置にある都市計画道路環状4号線を跨ぐ橋は、在来鉄道で日本初のニールセン・ローゼ橋を採用している。 以前はホームから駅の南側にある横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅の駅舎を望むことができたが、後述の大規模集客施設により現在では遮られている。また他の相鉄の駅と異なり、改札内に自動精算機やICカードチャージ機は設置されておらず、有人改札での対応となっていたが、後述のリニューアルを機に改札内に自動精算機1機と改札外にICカードチャージ機2機が設置される[4]。 2023年(令和5年)4月18日、相模鉄道は駅のリニューアルを発表した[2][7]。このリニューアルにより駅舎は延べ床面積約580平方メートルと従来の1.5倍近くに拡張され、大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス 番線路線方向行先[8] 2022年度の1日平均乗降人員は2,227人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第27位(最下位)。 近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員年度1日平均
歴史
1999年(平成11年)3月10日:開業。同日より快速停車駅となる[1]。
2000年(平成12年):関東の駅百選に選出される[2][注 1]。
2019年(令和元年)11月30日:ダイヤ改正に伴い通勤急行の運転が開始され停車駅となる。なお、通勤特急の運転も同時に開始されたが当駅を通過する。
2023年(令和5年)7月2日:ホームドアの使用を開始[3]。
2024年(令和6年)7月25日(予定):「ソラトス改札口」(ICカード専用)の供用を開始し、従来の改札口を「北口改札口」に改称[4]。副駅名称「ゆめが丘ソラトス前」を導入[4]。
駅名の由来
駅構造
ギャラリー
改修前のゆめが丘駅
駅舎(2009年6月)
駅構造を外側から見る
(2009年6月)
ホーム(2014年2月)
駅入口(2010年5月)
ニールセン・ローゼ橋
(2009年6月)
改修後のゆめが丘駅
塗装変更、ホームドア設置後(2024年2月)
改札口(2024年2月)
のりば
1 相鉄いずみ野線下り湘南台方面
2上り横浜・海老名(二俣川のりかえ)・羽沢横浜国大方面
利用状況
乗降人員[* 1]1日平均
乗車人員[* 2][* 3]出典
[注 2]1998年(平成10年)805[横浜市統計書 1]
Size:61 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef