ゆふいんラヂオ局
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株式会社ゆふいんラヂオ局種類株式会社
本社所在地 日本
879-5102
大分県由布市湯布院町川上1272番地175
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度16分32.2秒 東経131度22分6.9秒 / 北緯33.275611度 東経131.368583度 / 33.275611; 131.368583座標: 北緯33度16分32.2秒 東経131度22分6.9秒 / 北緯33.275611度 東経131.368583度 / 33.275611; 131.368583
設立2011年12月15日
業種情報・通信業
法人番号9320001011492
事業内容放送法に基づく特定地上基幹放送事業
代表者代表取締役 梅本靖之
資本金3000万円
主要株主FMなかつ 33%[1]
外部リンク ⇒874.fm
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株式会社ゆふいんラヂオ局
愛称ゆふいんラヂオ局
コールサインJOZZ0BU-FM
周波数/送信出力87.4 MHz/20 W
本社・所在地〒879-5102大分県由布市湯布院町川上1272番地175
設立日2011年12月15日
開局日2012年6月11日
演奏所本社と同じ
送信所大分県由布市湯布院町川上字内野東436 (飛岳送信所)
中継局五ヶ瀬中継局、阿蘇野中継局、挾間中継局
放送区域由布市全域
ネット配信JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト ⇒874.fm

株式会社ゆふいんラヂオ局(ゆふいんラヂオきょく)は、大分県由布市の全域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行う特定地上基幹放送事業者である[2]。保有する特定地上基幹放送局呼出名称は社名と同じゆふいんラヂオ局で、これを愛称としてコミュニティ放送を行っている。
概要

中津市エフエムなかつ(なかつエフエム、NOAS FM)、佐伯市さいき市民放送(エフエムさいき)に次ぐ、大分県で3番目のコミュニティ放送局として2012年(平成24年)に開局。2月の開局を予定していたが、諸般の事情により遅れ、6月11日午前10時に開局した。キャッチフレーズは「音は風にのって…」、「ラジオに恋するラジオ局」、「Passion for Radio」。

大分合同新聞、地元金融機関、旅館オーナー等が3千万円を出資[3]し、株主は大分合同新聞、豊和銀行、無量塔、リ・クリエイト、大分県信用組合大分みらい信用金庫、大谷商会など[4]。エフエムなかつが当局の開局当初から議決権を33%有している[5]。議決権が10分の1を超えているため、マスメディア集中排除原則に基づき議決権保有状況の公開対象になっているが、3分の1を超えておらず、放送対象地域も重複しないため支配関係には該当しない[注 1]

本社と演奏所は、由布市湯布院町川上にある美術館「由布院空想の森 アルテジオ」内[3]にある。送信所は、以下の通り。

送信所空中線電力所在地
親局飛岳送信所[8])20W由布市湯布院町川上字内野東436 (柳瀬牧場付近)
五ヶ瀬中継局10W由布市庄内町五ヶ瀬1810-3
阿蘇野中継局10W由布市庄内町阿蘇野字日ヶ暮777-1(阿蘇野小学校付近)
挾間中継局3W由布市挾間町赤野960-6(菊家本社工場裏山)
*親局のコールサインは、JOZZ0BU-FM

周波数は、すべて87.4MHz

STLはNTTの放送専用回線を使用[9]

局名、所在地は会社概要[10]による。

開局当初は飛岳送信所のみで放送区域は旧湯布院町を中心とした由布市の33.7%[11]、4,335世帯[4]であった。中継局を旧庄内町に2局、旧挾間町に1局設置後は、由布市の12,874世帯が放送区域内に入った[10]

インターネット配信JCBAインターネットサイマルラジオTuneIn Radioによる。

番組フィラー枠を含め24時間全て自社制作する。また、一部番組はエフエムなかつとの2局ネットで提供されている[注 2]。ワイド番組が平日に1番組設けてある。

特筆事項としてDJを「サウンドコンシェルジュ(Sound Concierge)」と称する[注 3][注 4]。また、地元リスナーからの要望によりレコード再生機を導入し、レコード音楽を放送する取組みを行っている[注 5]

時報の音として「温泉の音」(湯桶の音ののち、正時で水滴の音を表現)が午前7時から深夜0時まで使われている[12]

大分県で初めて自治体との緊急放送に関する協定[13][14]を結んでおり、由布市からの緊急情報などを割込放送することができる。平成28年熊本地震では、放送設備も被災した中、コミュニティ放送局として由布地域に密着した、被災者に役立つ災害情報の提供・放送の確保に尽力し、地域住民の安心・安全に多大な貢献をしたとして、 平成29年度「電波の日・情報通信月間」 九州総合通信局長表彰 電波の日表彰を受けた[15][16][17]。 
緊急告知放送

由布市との間で災害時における緊急放送に関する協定[13]を結んでおり、由布市は通常放送に割り込んで『緊急割込放送』を行うことができる。この『緊急割込放送』は、大分県内では初である[14]。協定締結後に旧庄内町に2局(五ヶ瀬中継局・阿蘇野中継局)、旧挾間町に1局(挾間中継局)を整備し市内全域で放送が聴取できる。割込放送を行う機材は、ゆふいんラヂオ局演奏所、本庁舎(旧庄内庁舎)、湯布院庁舎、由布市消防本部にある[18]。主に防災安全課、災害対策本部(前段階である、災害警戒準備室、災害警戒本部、現地対策本部を含む。)、水道課、振興局地域振興課からの情報を、防災安全課を通して[13]、自動合成音声放送ないし肉声放送を行う。また、ゆふいんラヂオ局が非常放送体制をとっている場合、自動合成音声ではなく、スタジオに駐在するサウンドコンシェルジュが読み上げる場合もある。また、Jアラートに接続しており、Jアラートが起動した際にも割り込み放送を実施する[19]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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