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出典検索?: "ゆうゆうバス" 熊谷市
ゆうゆうバスは、埼玉県熊谷市が運行するコミュニティバスである。旧熊谷市のコミュニティバス「ゆうゆうバス」と、旧大里町の廃止代替バス「ひまわり号」が市町村合併により統合され、ルート変更・新設を経て現行路線となった。
熊谷市地域公共交通会議にて協議・企画された全10系統をプロポーザル方式で公募し選定されたバス事業者(2024年現在は協同バス、北斗交通、国際十王交通熊谷営業所)に委託し、それぞれが乗合バス路線として運行、赤字額および車両購入費を市が補助する形で運営されている[1]。
熊谷駅南口・籠原駅南口・熊谷スポーツ文化公園(くまがやドーム方面)・熊谷市役所(市役所前)・妻沼行政センター・大里行政センター・江南行政センターなどを結ぶ路線を束ねたものである。 旧熊谷市の「ゆうゆうバス」は、ブルーのバス「ムサシトミヨ号」(下奈良時花 - 上之荘 - 市役所前 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口 - 別府荘間を往復)、ピンクのバス「さくら号」(上之荘 - 熊谷駅南口 - 市役所前 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口を往復)の2系統が運行されていた。 1994年7月20日にオープンした屋内プール(現・アクアピア)のオープンを機に、翌7月21日に試験運行を開始した無料の熊谷運動公園送迎バスがルーツとなる。この送迎バスは熊谷駅方面を回る東コースと籠原駅方面を回る西コースが設定され、協同観光バス(現:協同バス)に運行委託されていた。 1997年7月、市内循環バスの試験運行(運賃無料)を開始、東側3コースと西側2コースが設定された。 1999年10月1日、100円均一運賃を設定して有料化し、ルート変更した上で、運行委託事業者を秩父鉄道観光バス(行田自動車営業所)へ変更し、正式運行を開始した。2000年4月、新車両に代替。愛称「ゆうゆうバス」はこの際に市民公募により選定された。この際に導入された車両は、2014年の市町村合併に伴い秩父鉄道観光バスが撤退するまで使用した。 2005年4月1日、さらに、旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町の合併決定に伴って改正を行い、ブルーのバス「ムサシトミヨ号」の起点と終点を結ぶ延伸ルートを、循環バスの運行がなかった旧妻沼町経由で設定して循環路線化し、ムサシトミヨ号を反時計回りに、新設の「グライダー号」を時計回りに設定し、現行ルートに変更した。 旧大里町の「ひまわり号」は、熊谷駅南口 - 大里町役場(当時)- 長島記念館を結んでおり、旧大里町民の生活交通手段となっていた。 かつては東武鉄道直営時代の東武バスが一般路線バスを運行しており、熊谷駅北口と旧大里町域を結ぶ熊谷駅 - 大里吉見線があったが、利用者減により廃止された。一般路線バスの廃止に伴い、旧大里村が1994年4月より自主運行による村営バス「ひまわり号」として運行を開始したものであり、その後(時期不明)、大里村が運行主体のままで北斗交通へ実運行を委託[2]。 ひまわり号は廃止代替バスとして、埼玉県から「市町村廃止代替貸切バス路線確保対策費補助金」の交付を受けており、熊谷市への合併後も補助は継続されている[3]。 2005年4月1日、旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町の合併決定に伴い、既存のゆうゆうバスの委託形態と統一するため、北斗交通が乗合免許を取得し、同社が運行主体となった[2]。
歴史
前身
旧熊谷市「ゆうゆうバス」
旧大里町「ひまわり号」