やわらかい手
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やわらかい手
Irina Palm
監督
サム・ガルバルスキ[1]
脚本Martin Herron
フィリップ・ブラスバント(英語版)
サム・ガルバルスキ
製作Sebastien Delloye
Diana Elbaum
Georges van Brueghel
出演者マリアンヌ・フェイスフル
ミキ・マノイロヴィッチ
音楽ゲインズー(英語版)
撮影クリストフ・ボーカルヌ
配給Strand Releasing (US)
公開2007年2月13日ベルリン
上映時間103 分
言語英語
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『やわらかい手』(やわらかいて、Irina Palm)は、サム・ガルバルスキが監督し、マリアンヌ・フェイスフルミキ・マノイロヴィッチが主演した2007年に制作された悲喜劇映画。ベルギールクセンブルクイギリスドイツフランスの5か国による共同制作の作品である。2007年ベルリン国際映画祭において、初公開された。本作は世界中で1,000万米ドル以上の興行成績を上げた。

主演のマリアンヌ・フェイスフルにとっては、38年ぶりの映画主演作品であった[2]
あらすじ

ロンドンの郊外、孫のいる年齢となった主婦マギーは、病気の孫の治療費に苦慮していた。できる仕事はないかと探していると「接客係 (hostess)」の募集を見つけ、応募する。実はそこは風俗店で、仕事は壁越しに手コキをすることだった。ともかく働くことになった彼女は、やがて....[2]
キャストプレミア公開時の(左から)サム・ガルバルスキマリアンヌ・フェイスフルミキ・マノイロヴィッチケヴィン・ビショップ

マリアンヌ・フェイスフル - マギー (Maggie)、孫の治療費を稼ぐため風俗店で働き始める本作の主人公

ミキ・マノイロヴィッチ - ミクロス (Miklos)、風俗店のオーナー

ケヴィン・ビショップ - トム (Tom)、マギーの息子

シボーン・ヒューレット(英語版) - サラ (Sarah)、トムの妻、マギーの義理の娘

コーリー・バーク (Corey Burke) - オリー (Olly)、トムとサラの息子、マギーの孫

ドルカ・グリルシュ(英語版) - ルイーザ (Luisa)、風俗店におけるマギーの同僚

ジェニー・アガター - ジェーン (Jane)、マギーの友人

メグ・ウィン・オーウェン(英語版) - ジュリア (Julia)、マギーの友人

スーザン・ヒッチ (Susan Hitch) - ベス (Beth)、マギーの友人

フリップ・ウェブスター (Flip Webster) - エディス (Edith)、商店主

受賞

本作は、第53回
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞において最優秀ヨーロッパ映画賞(英語版)を受賞した[3]

2007年第57回ベルリン国際映画祭では、金熊賞(最優秀作品賞)にノミネートされた[4]

ミキ・マノイロヴィッチは、本作の演技に対し、ヨーロッパ映画アカデミー(英語版)から2007年のヨーロッパ映画賞最優秀男優賞にノミネートされた[5]

マリアンヌ・フェイスフルは、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞にノミネートされたが、受賞したのは『クィーン』のヘレン・ミレンであった[5]


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