やまだかつてないWink(やまだかつてないウィンク)は、フジテレビ『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』で山田邦子が横山知枝と組んでいたユニット。Winkのパロディであり、通称「やまかつWink」。 1989年、山田が『ものまねベスト10』(→『ものまねベスト5』→『ものまねランド』)でWink(「やまかつ」準レギュラーだった)の相田翔子のものまねを行い、自身のものまねのレパートリーの一つとしていたことや[1]、また『やまかつ』のレギュラーが大江千里、KAN、MALTAなどミュージシャンや音楽関係者が多く関わっていたことなどより、本家と同じように2人でものまねをやってみようということから始まった。 『日本全国早智子を探せ』で一般視聴者から相方(鈴木早智子役)を募集し、ビデオオーディションを行なう。その結果、横山知枝が選ばれた。 初出演は『ものまねベスト5』の第1位「ついに実現! 翔子と早智子のWink」で、Winkの「One Night In Heaven ?真夜中のエンジェル?」を2人で披露した。ちなみに「やまだかつてないWink」の名前が使用開始されたのは、本家Winkがゲスト出演した際の「本物のWinkの前で歌う やまだかつてないWink」で、Winkのヒットナンバーをメドレーで披露した。なお、ものまねコントでの登場の際は単に「Wink」と表記された。 1990年7月に「“T”intersection」で実際にCDデビューを果たし、1991年2月発売の「さよならだけどさよならじゃない」は卒業ソングとしてヒット、定番曲になる[2]。 1991年8月21日、日本武道館にて開催された「やまかつin武道館」に参加[3]。 その後新曲は発表されず、1992年3月25日の番組終了に伴い解散。横山知枝はソロ活動に移行[4]。 2005年9月26日、フジテレビでは『デッドエイジ』番組内にて13年半ぶりに再結成をしたが、それ以前にも関西テレビ『快傑えみちゃんねる』や日本テレビ『あの人は今!?』でも再結成を果たしている。
メンバー
山田邦子(相田翔子役)
横山知枝(鈴木早智子役)
歴史
ディスコグラフィ
シングル
“T”intersection ?あなたに戻れない?
(作詞:山田邦子、作曲:MALTA、編曲:船山基紀) - 1990年7月21日
c/w:“T”intersection ?あなたに戻れない?(オリジナル・カラオケ)
さよならだけどさよならじゃない
(作詞:山田邦子、作曲:KAN、編曲:小林信吾) - 1991年2月21日
c/w:さよならだけどさよならじゃない(オリジナル・カラオケ)
アルバム
やまだかつてないCD - 1991年3月21日
クリスマス クリスマス[5](作詞・作曲:大江千里、編曲:清水信之。8曲目に収録)
やまだかつてないCASSETTE - 1991年3月21日
上記アルバムのカセットテープ版。
Myこれ! Lite 横山知枝/やまだかつてないWINK - 2010年4月21日
横山のソロ曲を含めたベスト・アルバム。「Wink」ではなく、全大文字の「WINK」となっている。
関連項目
山田邦子
Wink
脚注[脚注の使い方]
出典^ 相棒の鈴木早智子を探しさまよったり、早智子の人形と振りつきでデュエットしたりする内容だった。
^ “忘れられた「お笑い第2世代」 60歳山田邦子はテレビから“消えて”何をしていたか?”
典拠管理データベース: 芸術家
MusicBrainz