やじうまテレビ
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やじうまテレビ!
ジャンル
ニュース情報番組ワイド番組
出演者以下を参照
製作
プロデューサー小寺 敦(CP)
制作テレビ朝日

放送
音声形式モノステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト

平日
出演者坪井直樹
松尾由美子
依田司気象予報士
島本真衣
久冨慶子ほか
放送期間2010年10月4日 - 2013年9月27日
放送時間平日 4:55 - 8:00
放送枠テレビ朝日系列朝の情報番組枠
放送分185分

土曜日
出演者矢島悠子
上宮菜々子
野村真季 ほか
放送期間2010年10月9日 - 2011年9月24日
放送時間土曜日 6:30 - 8:00
放送分90分

番組年表
前作やじうまプラス
特記事項:
平日は『ANNニュース』を内包しているが、ネット局により放送時間が大きく違ったり、本編(『ANNニュース』以外の部分)が全く放送されない局もある。
アナログ放送でも音声モードはステレオであったが、スタジオ音声は『ANNニュース』放送時を含めモノラル音源で放送されており、デジタル放送化後もこの状態である。また、新聞等の番組表ではアナログ放送廃止前からステレオ表記されていない。
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『やじうまテレビ!』は、テレビ朝日系列2010年10月4日から2013年9月27日まで放送された、朝の情報ワイド番組である。2011年4月1日までは『やじうまテレビ!?マルごと生活情報局?』(やじうまテレビ! マルごとせいかつじょうほうきょく)として放送されていた。ただし、番組表あるいはビデオリサーチの視聴率公表上の番組名は、同年4月4日以降も旧番組名のままであった。通称『やじテレ』[1]
番組概要

長年に渡って放送された『やじうまワイド』→『やじうまプラス』に続く『やじうま』シリーズの後継番組となる。同局の『スーパーJチャンネル』などに出演していた、気象予報士ウェザーニューズ社員の依田司を総合司会に起用する。これまでよりも気象情報に力を入れた番組構成となり、5時・6時・7時の時報とともに最新の天気予報を伝えていた。他にもニュース、芸能、生活情報、そして『おはようテレビ朝日』内のコーナーの『ヤジウマ新聞』時代から続く新聞紙面紹介などのコーナーが織り交ぜられている。また、番組内のナレーションの口調はほぼ「です・ます」口調となっている(他のテレビ朝日の報道、情報番組内のナレーションはほとんど「だ・である」口調となっている)。

一部メディアでは『ヤジウマ新聞』から続く『やじうま』シリーズを終了し、後番組では番組の核である新聞紙面紹介コーナーを廃止・縮小すると報道されていた[2]。[リンク切れ]その後テレビ朝日がマスメディア向けに行った2010年10月改編説明会では『やじうま』のタイトルを残してのリニューアルを示唆し[3]、同年9月2日には正式に『やじうま』のタイトル、新聞紙面紹介コーナーを残した、本番組を開始することを発表した[4]

土曜版はそれまでの『やじうまサタデー』から、番組タイトルが新番組と通しとなり、前番組から久保田直子八木麻紗子歌原奈緒がスライドし、新たに矢島悠子が加入した[5]
ウェザーニューズとの関係

リニューアル前は気象情報に力を入れており、平日版天気中継担当の依田が所属し、テレビ朝日をはじめとしたANN系列局の多くに気象情報を提供しているウェザーニューズが全面的に協力し、天気マークもウェザーニューズのものを使用している。

平日版ではテレビ朝日と一部のネット局では双方向対応となっていて、ウェザーニューズが自社制作番組『SOLiVE24』用に開発した電子投票システム(通称:ソラボタン)を利用して、番組側から出される当日の空模様や体感などの気象に関する質問に対して、番組連動データ放送(テレビ朝日と一部のネット局の地上デジタル放送のみ)や携帯サイト[6]スマートフォンタブレット端末用アプリ(AndroidiOS)「ソラをライブ」から投票できる空模様実況「みんなでソラをライブ」が実施されている。LAN回線と一部のCATV回線を経由して、地デジ対応テレビやチューナーがインターネットに接続されている場合は、データ放送から直接「みんなでソラをライブ」への投票が可能となっている。

このシステムはANN系列局の朝の情報番組でも使用されており、先行実施している朝日放送(ABC)の『おはよう朝日です』のほか、メ?テレの『ドデスカ!』、北海道テレビの『イチオシ!モーニング』でもウェザーニューズ協力による同様の投票が行われている。

依田による中継は基本的に関東地方域内から行われ、伝える気象情報も全国の予報の他に関東地方の予報もあり、首都圏の気象情報を重視する内容となっている。[7]
歴史
2011年のリニューアル

2011年4月4日には番組スタートからわずか半年での大幅なリニューアルを行い、スタジオセットを更新。加藤・大木が降板、総合司会だった依田が天気中継担当となり、同年3月まで『スーパーJチャンネル』を担当していた平石直之松尾由美子が総合司会、森葉子がサブキャスターとなった。以前の『やじプラ』のように、前半(4:55 - 6:00)、後半(6:00 - 8:00)のように番組構成を分け、前半(4時台・5時台[8])は緩やかなテンポで、後半(第1部・第2部[9])は、情報をテンポよく伝える。また、土曜版も新メンバーを加え同様にリニューアル。タイトルは変更しないものの、サブタイトルの『?マルごと生活情報局?』を外し、『やじうまテレビ!』として放送している(『やじマル!』の略称は廃止)。5時台に放送されていた『やじマル1分体操』も終了。

2011年10月より、土曜版の時間帯に『城島茂の週末ナビ ココイコ!』がスタートしたため、土曜版は廃止となった(『ココイコ!』は、2012年3月で終了)。
2012年のリニューアル

2012年4月2日に、番組をリニューアル。新たなコメンテーターとして、タレントの石田純一中尾彬竹山隆範(カンニング竹山)が新たに加入、永島敏行、早坂実を加え、毎日タレントが出演することとなる。また、落語家のヨネスケが一般家庭の朝の食卓をアポ無し訪問するコーナー(日本テレビ系列の番組で放送されていた「突撃!隣の晩ごはん」の類似企画)が木曜に登場(2012年9月をもって終了)。

テーマソングが植村花菜の「きみとぼく」から、歌手クミコが書き下ろした新曲「はじまりの朝」へと変更[10]。[リンク切れ]アナウンサーでは森葉子が『ANNニュース』キャスターに異動し、代わりに上宮菜々子が加わった。更に10月1日からテロップを変更した。
2013年のリニューアル

2013年3月25日より、スタジオセットをリニューアル。これまでの第5スタジオに組まれていた専用セットから、第4スタジオの『スーパーJチャンネル』と同一のセットで放送することに。番組中の6:00・6:25・7:00には、テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」が登場し時刻を紹介するようになった(6:25は行われない場合がある)。番組タイトルロゴやテロップについても一新し、『ANNニュース』コーナーのVTRテロップが『スーパーJチャンネル』と同一のフォーマットとなる。3月29日の放送をもって、平石・上宮・吉澤が番組を降板し、4月1日より平石と入れ替わりで『ワイド!スクランブル・第1部』内の「ANNニュース」から異動してきた坪井直樹が総合司会、久冨慶子がサブキャスターとして加わり、各曜日にナビゲーターとしてスポーツ界で活躍した「元気請負人」が登場。吉澤が担当していたニュース解説も日替わりとなり、コメンテーターも大幅に入れ替わった。
やじうまシリーズの終焉

『やじうまワイド』→『やじうまプラス』→本番組と続いてきた『やじうま』シリーズであったが、テレビ朝日は2013年9月11日、本番組を同月30日から『グッド!モーニング』に改題リニューアルする事を発表した[11]。これには、2011年3月に発生した東日本大震災の被災地取材や事件取材で、いわゆる「野次馬」というワードそのものに対してイメージが著しく悪くなり、スタッフやリポーターが被災者や被害者にインタビューしようと「『やじうまテレビ!』の者ですが…」と言うと、相手から邪魔者扱いされ取材しにくい状況にあったことが関係しているものとされている(そうしたことから、2013年4月からのテーマ曲だったケツメイシの曲『Good morning』にちなんで『グッド!モーニング』に改題することを決めたという)。メインキャスターの坪井・松尾をはじめ多くの出演者は『グッド!モーニング』への改題後も引き続き出演している。これにより、『やじうま』シリーズは1985年9月末の開始から28年の歴史に幕を閉じた(前番組『おはようテレビ朝日』時代にも「やじうま新聞」のコーナーがあったため、実質的には1981年3月末の開始から32年半の歴史に幕を閉じたこととなった)[12]
出演者
平日版
総合司会(メインキャスター)


坪井直樹(2013年4月1日 - 2013年9月27日)後半総合司会で4・5時台の5:48以前には基本的に出演しない。5:48の「6時台の予告」から登場。ANNニュースも兼任している。

松尾由美子(2011年4月4日 - 2013年9月27日)前半総合司会を兼任しており、4・5時台から出演している。

元気請負人

(2013年4月 - 9月)

月曜:福田正博(サッカー解説者、2013年4月1日 - 9月23日)

火曜:中山雅史(サッカー解説者、2013年4月1日 - 9月24日)

水曜:木田優夫石川ミリオンスターズ投手、2013年4月1日 - 9月25日)

木曜:田中雅美(元競泳日本代表、シドニー五輪銅メダリスト、2013年4月1日 - 9月26日)

金曜:村主千香(プロフィギュアスケーター、2013年4月1日 - 8月30日[13]

お天気生中継キャスター(天気予報)


依田司(2011年4月4日 - 2013年9月27日[14]ウェザーニューズ気象予報士)

前半MC・やじテレエンタメ・ANNニュース


島本真衣(2011年4月4日 - 2013年9月27日[15])

前半MC・朝刊プラスアングル・ネットHOTランキング


久冨慶子(2013年4月1日 - 9月27日)

ネットHOTランキング


加藤泰平(2013年4月1日 - 9月27日)

朝刊チェック


飯村真一(2011年4月4日 - 2013年9月27日[16])

やじテレ スポーツ


吉野真治(2012年4月2日 - 2013年9月20日、月曜日担当)

角澤照治(2011年7月4日 - 2013年9月27日、2012年4月より火?金担当)

ニュースレポート


菅原知弘(2012年4月2日 - 2013年9月27日[17])

コメンテーター


月曜:後藤謙次(共同通信客員解説委員、2013年4月 - 9月23日)、永島敏行(俳優、2011年4月4日 - 2013年9月23日)

火曜:涌井雅之(造園家、2011年4月5日 - 2013年9月、※隔週)、真壁昭夫(信州大学経済学部教授、2013年4月 - 9月、※隔週)、中尾彬(俳優、2012年4月10日 - 2013年9月24日)

水曜:岸博幸(慶應義塾大学大学院教授、2013年4月 - 9月25日[18])、浜田敬子(週刊AERA副編集長、2011年10月4日 - 2013年9月25日[19]

木曜:橋本大二郎(元NHK記者・高知県知事、2013年4月 - 9月26日)、田中早苗(弁護士、2013年4月4日 - 9月26日)

金曜:田崎史郎(時事通信社解説委員、2013年4月 - 9月27日)、石田純一(俳優、2012年4月13日 - 2013年9月27日)

過去の出演者
平日版

期間総合司会(メインキャスター)スポーツキャスターニュース解説天気ナレーション
2010.10.42010.12.31
依田司大木優紀
加藤真輝子川島淳1(不在)島本真衣(不在)
2011.1.42011.2.25長田明2
2011.2.282011.4.1(不在)
2011.4.42011.7.1平石直之松尾由美子川島淳1吉野真治吉澤一彦依田司友近3
2011.7.42011.9.30角澤照治
2011.10.32013.3.29(不在)
2013.4.12013.9.27坪井直樹(不在)



1 人事異動のため降板。

2 テレビ朝日外報部長。土曜版から異動した後、2011年4月以降はコメンテーターに異動。

3 こだわり旬感ランキング担当。



前半MC(やじうま3姉妹)


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