やさしい闘魚たち
ジャンルテレビドラマ
脚本布勢博一
演出瀬木宏康
『やさしい闘魚たち』(やさしいとうぎょたち)は、1984年9月5日から同年9月26日まで、TBS系列で放送された毎日放送制作のテレビドラマである。全4話。
1975年4月スタートの『青銅の花びら』以来、9年半続いた毎日放送制作・水曜22:00枠の連続ドラマの最終作品である。 作詞家の仁科杏子とその妹の久美は異母姉妹。神奈川県相模原市のかつて米軍ハウスだった家に二人で暮らしている。ある日、そんな姉妹のもとに、山岡亮介と名乗る見知らぬ一人の男が転がり込んできた。姉妹と男の奇妙な共同生活、また姉妹と周囲の人々との様々な人間模様とを描いた作品[1][2]。 ほか(出典:[2])
内容
キャスト
仁科杏子:秋吉久美子作詞家、28歳。佐伯洋というボーイフレンドが居る。
仁科久美:紺野美沙子女子大生、21歳。世間知らずと言われるお嬢様的なタイプ。雑誌『アラベスク』編集部でアルバイトをしている。
山岡亮介:渡瀬恒彦自称、国際的イベント屋。杏子・久美姉妹の元に突然転がり込み、下宿人として共同生活を始める。
佐伯洋:伊原剛(現:伊原剛志)新人歌手。杏子曰く「適当に遊んでいる」という相手。第2話で杏子との関係を『アラベスク』にすっぱ抜かれる。
醍醐貢介
仲恭司
立花:藤木孝
南田:内藤武敏
酒井裕子:水島裕子洋のもう一人の恋人。
北村総一朗
沼田爆
周平:森塚敏
悦子:立石涼子亮介の別れた元妻。
明:山越正樹悦子の息子。
片山:新田昌玄『アラベスク』編集長。
君江:池田昌子
西村知江子
主題歌
「Midnight Kids」中村あゆみ
スタッフ
脚本:布勢博一
演出:瀬木宏康
製作:毎日放送、テレビ館
サブタイトル
1984年9月5日 「同じ屋根の下の女と男です」
1984年9月12日 「生きることに少し疲れた女のお話です」
1984年9月19日 「淋しい時は寄り添いたいのです」
1984年9月26日 「けだるい人生も悪くはないのです」
脚注[脚注の使い方]^ 「TV新作ドラマ」『映画情報』第49巻第10号、国際情報社、1984年10月1日、67頁、NDLJP:2343808/67。
^ a b 毎日新聞・朝日新聞・読売新聞・北海道新聞・京都新聞 各縮刷版(それぞれ1984年9月5日?1984年9月26日)、週刊TVガイド 1984年9月7日号?1984年9月28日号、週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年9月7日号?1984年9月28日号
TBS系列 水曜22:00枠(本番組まで毎日放送制作枠)
前番組番組名次番組
週末だけの恋人やさしい闘魚たち21:00 - 恋はミステリー劇場22:25 - 枝里子と鶴太郎のデータブティック
※花王一社提供番組
表
話
編
歴
TBS系列 水曜22時台の連続ドラマ / 木下恵介アワー
1974年10月 - 1984年9月
(第1期。TBS→MBS制作)
1974年
華やかな荒野
1975年
青銅の花びら
放浪家族
1976年
禁じられた美徳
青春の門 筑豊編
愛と憎しみの宴
1977年
天北原野
分水嶺
1978年
青春の門 自立編
幸福の断章
風をみた女
1979年
不毛地帯
旅立ちは愛か
1980年代
1980年
未亡人
さよならお竜さん
ミセスとぼくとセニョールと!?夢飛行? → 春の訪問者・ミセスとぼくとセニョールと!?
1981年
結婚したい女
うわさの淑女
日本悪妻に乾杯!
秋なのにバラ色
結婚したい女2
1982年
カムバック・ガール
人情紙風船
ガラスの知恵の輪
男と女のあいだには
はじめまして・再婚
1983年
ちょっと噂の女たち
男はたいへん
夜光の階段
シリーズ・水曜の女(擬装結婚 - 赤い足音 - ひと夏の復讐)
さよならを教えて
1984年
弦鳴りやまず
生きて行く私
週末だけの恋人
やさしい闘魚たち
2001年4月 - 2004年3月
(第2期、TBS制作)
2001年
嫁はミツボシ。
マリア
ハンドク!!!
2002年
プリティガール
First Love
マイリトルシェフ