もーれつア太郎
[Wikipedia|▼Menu]

もーれつア太郎
ジャンル
ギャグ漫画
漫画
作者赤塚不二夫フジオ・プロ
出版社小学館

その他の出版社
曙出版立風書房奇想天外社講談社竹書房eBookJapan

掲載誌週刊少年サンデー
発表号1967年48号 - 1970年27号
アニメ:もーれつア太郎(第1作)
原作赤塚不二夫
脚本辻真先雪室俊一、小沢洋、山崎忠昭安藤豊弘
鈴樹三千夫、三芳加也、小川敬一、山下圭一、西川清是
音楽いずみたく
アニメーション制作東映動画
製作東映動画 → 東映NET
放送局NET系列
放送期間1969年4月4日 - 1970年12月25日
話数全90話
アニメ:もーれつア太郎(第2作)
原作赤塚不二夫
シリーズディレクター佐藤順一
脚本雪室俊一、岸間信明菅良幸影山由美、辻真先
キャラクターデザイン直井正博
音楽吉田明彦
アニメーション制作東映動画
製作テレビ朝日、東映
放送局テレビ朝日系列
放送期間1990年4月21日 - 1990年12月22日
話数全47話(全34回)
ドラマ:もーれつア太郎
ニャロメ!!出生の秘密を知ったとき
少女に何が起こったのココロ!?
原作赤塚不二夫
監督山本邦彦
制作大映テレビフジテレビ
放送局フジテレビ系列
放送期間1985年5月20日 -
話数全1話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメドラマ
ポータル漫画アニメドラマ

『もーれつア太郎』(もーれつアたろう)は、『週刊少年サンデー』(小学館)の1967年48号から1970年27号、および『コミックボンボン』(講談社)の1990年4月号から1991年1月号、『テレビマガジン』(講談社)の1990年5月号から1991年1月号に連載された、赤塚不二夫フジオ・プロによる日本の漫画作品である。2度にわたるテレビアニメ化と単発でのテレビドラマ化が行われた、『おそ松くん』『天才バカボン』と並ぶ赤塚3大ヒット作の一つである。
概要
あらすじ

江戸っ子気質が色濃く残る東京下町を舞台にした、人情ものの雰囲気を持つギャグ漫画。ア太郎、デコッ八、×五郎(ばつごろう)、両目つながりのおまわりさん、ニャロメ、ココロのボスとその子分たち、ブタ松、天国の神様とその弟子などの個性あふれる登場人物が物語に登場する。

主人公ア太郎の母は亡くなり、父の×五郎と二人暮らし。×五郎は、八百屋を営むがに凝った困り者。店の切り盛りはア太郎がしている。もっとも、たまたまア太郎が店を留守にしたときから、×五郎が人が変わったように仕事に精を出すようになって大助かり。しかし×五郎は、ある日子供が木に引っかけた風船を取ってやろうとして木から落ちて死んでしまう。そのためア太郎は、家業の八百屋「八百×」を継ぐ事になる。そんななか、ふとした縁で出会った少年デコッ八は、ア太郎の健気さと男気を認め、彼の子分(=八百屋の従業員)となる。一方、天国に行った父の×五郎は、死ぬ予定でなかったのに間違って死んだことが神様たち(天国の戸籍係)の調べでわかり、再び地上に帰って来る事になったが、既に体は火葬されて無くなっており、幽霊のままア太郎と暮らすことになる。幽霊になった×五郎の姿はア太郎にしか見えない[注 1]

物語は、必ずしも主人公のア太郎ばかりではなく、デコッ八、×五郎、ニャロメ、ココロのボスなどが前面に出て活躍したり騒ぎを起こしたり、時には人情話風の展開を見せることもある。
連載の経緯

『天才バカボン』をヒットさせた『週刊少年マガジン』に対抗するため、『週刊少年サンデー』編集部は人気トップで連載中の『おそ松くん』を終了させ、新連載を起こすように赤塚に打診。赤塚は、『おそ松くん』を通常13ページを32ページに増ページして月に1回の連載を続けることを条件に了承した。映画『天国への階段』をヒントに息子と父親の幽霊、下町人情物の漫画を構想。連載前から東映動画からアニメ化の申し入れがあった。しかし、連載がスタートしても読者アンケートでは3位より上がらず、月1連載の『おそ松』がトップだった[1]。人気テコ入れのために×五郎を予定より早く死なせ、デコッ八、ブタ松の登場で人情路線、ココロのボスでナンセンス度を増し[2]、さらにどんなにいじめられてもめげないニャロメが読者の心を掴み、人気トップになった[3]
作品名の由来


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:262 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef