みんなの森 ぎふメディアコスモス
'Minna no Mori' Gifu Media Cosmos
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情報
用途公益複合施設[広報 1]
設計者伊東豊雄建築設計事務所[広報 1]
構造設計者arup
設備設計者イーエスアソシエイツ・大瀧設備事務所
施工戸田建設・大日本土木・市川工務店
みんなの森 ぎふメディアコスモス(みんなのもり ぎふメディアコスモス)は、岐阜県岐阜市にある岐阜市立中央図書館を中核施設とする複合施設である[1]。2015年(平成27年)7月18日開館[1]。
メディアコスモスは図書館機能・地域交流機能を持つ複合施設・公益文化施設であり、岐阜大学医学部・附属病院跡地の市街地再開発事業として整備された。JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から約2km北に位置し、岐阜城がそびえる金華山のふもとに位置する[2]。敷地の南側には公的機関が集積している[広報 2]。
歴史
背景1958年開館で2015年に閉館した岐阜市立図書館本館
1958年(昭和33年)に開館した岐阜市立図書館本館は開館から50年以上が経過していた[3]。エレベーターがないなどバリアフリーに対応しておらず、図書館の専用駐車場はなく、午前10時から午後6時という開館時間は勤め人にとって利用しにくかった[4]。閲覧席は少なく、建物の老朽化が深刻だった[広報 3]。
1996年(平成8年)に加納分室が加納図書室となった以降の岐阜市には岐阜市立図書館本館といくつかの図書室があったが、2002年(平成14年)1月には加納図書室を移転して、JR岐阜駅東高架下のハートフルスクエアーGに岐阜市立図書館分館が開館した[5]。2002年度の分館の蔵書数は、約16万冊の本館に対して約7万冊だったが、貸出冊数は約16万冊の本館に対して約50万冊、利用者数は約5万人の本館に対して約18万人と、新しくて立地のよい分館は新たな利用者層を掘り起こした。一方で2002年度の本館の貸出冊数は、蔵書数約5万冊の長森図書室をも下回った。