この項目では、フジテレビ・FNN系列で放送されていたニュース番組について説明しています。TOKYO MX『モーニングCROSS』の1コーナー「(元祖)みんなのニュース」については「モーニングCROSS#主なコーナー」をご覧ください。
みんなのニュース
番組ロゴ
ジャンル帯番組 / 報道番組 / 情報番組
企画安永英樹(企画プロデューサー)
出演者以下および出演者を参照
ナレーター奥寺健、斉藤舞子、TAKA江川
オープニング岡村夏彦「みんなのニュース2016のテーマ」
エンディング同上
製作
製作総指揮鴨下ひろみ(編集長)、川野友裕(編集次長)
プロデューサー小室俊一、吉澤健一、近藤篤正
井上義則(CP)
制作フジテレビ(FNN)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2015年3月30日 - 2018年3月30日
放送時間平日 16:50 - 19:00
放送分130分
公式サイト
『みんなのニュース』は、フジテレビ系列(FNN)で2015年(平成27年)3月30日から2018年(平成30年)3月30日まで月曜日から金曜日の夕方に生放送されていたニュース・情報番組である。 1998年3月30日から17年間放送された『FNNスーパーニュース』の後継番組としてスタート。 FNN報道番組の大幅刷新を図る一環として、これまでから放送時間を3時間10分に拡大して再出発するもので、これにより、フジテレビの月-金曜日午後帯は『直撃LIVE グッディ!』と合わせて5時間5分に渡る大型生放送ゾーンになる[1]。フジテレビ代表取締役社長(当時)の亀山千広は、2014年当時から平日午後の報道・情報番組の強化を宣言していた[2]。なお、『 - グッディ!』と当番組のスタートに当たり、フジテレビは「午後が変わる LIVE!」というキャッチコピーを謳い両番組をPRし、2番組合同の番組宣伝CMも制作された。 同局系月-金曜日夕方の全国ニュースで番組名に「FNN」を冠さないスタイルは、1966年10月のFNN発足以来初となった。 『FNNスーパータイム』以降、これまでのフジテレビの夕方のニュース番組は「映像でのインパクト」という編集方針を重視してきたが、この番組では「よりニュースの核心に迫り、分かりやすく解説していく」という編集方針に転換された[3]。この方針転換の背景には「ネットなどの断片的な情報氾濫」などが挙げられる[2]。 番組について、フジテレビ報道局編集長青木良樹
概要
番組の一部内容や出演者は、ほとんどが『スーパーニュース』から引き継がれた。
FNNの通常放送における夕方ニュース番組の中では唯一、クロスネット局を含めたFNN加盟全28局でネットされていた。また、ネット局で唯一第1部(旧:第2部)が全編非ネットであった局は関西テレビ(2016年3月28日 - )とテレビ静岡(2017年10月2日 - )の2局で、17時台を前述の2局を除く全局で何らかの形でネットするものの、放送開始時間は予告や前番組の兼ね合いなどから、各放送局毎に異なっていた(ネット局に関しては後述を参照)。
なお、『こんやのニュース』・『あしたのニュース』は姉妹番組であった(前者は2016年10月2日をもって、後者は2016年4月2日未明〈1日深夜〉をもって終了)。
2016年4月4日から、16時台を『みんなのニュース Hop!』(みんなのニュース ホップ!)としてリニューアル。レギュラーキャスターとして若手男性俳優を日替わりで起用した。月曜日は鈴木勝大、火曜日は渡部秀、水曜日は白石隼也、木曜日は中尾明慶、金曜日は永瀬匡の5名が出演[4]。17・18時台と内容・演出を差別化し、バラエティー色の強い情報番組に近いスタイルを取っていた。ただし、重大ニュース時は若手俳優やゲストの出演を取りやめるなどした上で、16時台から通常の『みんなのニュース』として放送していた。
2016年10月3日から旧・第1部の後継番組として『メディアミックスα』(ドラマ再放送など、関東ローカルのみ)枠を開始したため、当番組は16:50開始に放送時間が短縮された。結果として、全体としての放送時間が前番組『スーパーニュース』時代における2015年3月の放送終了時までの放送時間帯に戻ることになる[5]。また、この時間短縮により平日16時台の生放送は2020年9月末に『イット!』が16時台に進出するまで4年間空白となった。これ以降、スタジオにバーチャルモニターが導入され、エンタメ・グルメ・ヘルス・スポーツ・カルチャーなどを紹介するハッピーゾーンと、事件・事故・政治・経済・国際問題などを伝えるニュースゾーンに分けられた。
2017年9月29日をもって、番組開始当初から出演していた椿原が『THE NEWSα』、生野が『FNN みんなのニュース Weekend』にそれぞれ異動するため降板。その後、同年10月2日に3度目のリニューアルが行われた。椿原・生野の後任に島田彩夏、芸能コーナーに西山喜久恵・榎並大二郎、コメンテーターに鈴木哲夫・三浦瑠麗が起用された。
当番組は2018年3月30日を以って3年(「FNNスーパーニュース」時代を含めると19年)の歴史を幕を下ろし、同年4月2日からは『プライムニュース イブニング』を開始。キャスターには倉田大誠、反町理(フジテレビ報道局解説委員長)が起用される[6][7]。